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洋風おうちごはん

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フレンチ中心に、洋っぽいおうちごはんのまとめ
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#家庭料理

仔羊のロティ、ボナペティ!

久しぶりのおひとり様生活を大・満・喫しているユイ&ミルじょりでえす。 急遽、週末は北に行くことにしたと金曜の夜にOtto氏から告げられる。でも気が向かなかったので、「たまにはお母さんと水入らずで過ごすほうがいいと思う」などと理由をつけてひとりで送り出した。 週末なので、もうひたすらダラける計画。まあOtto氏がいてもダラけてはいるのだが、視線の有無で全然違うのである。心を整えるつもりで掃除だけガーっとしたらば、あとは好きなことだけしよう。KOC2回目を流しながら久しぶりに

牛ブレットのトマトソースと夏の名残のバスクごはん

どうも。ソースを下にしく女です。あっというまに夏、終わりましたね。 さて、おとといくらいのこと、夕飯用の買い出しに特にあてもなくスーパーに出かけると、ビオの牛ミンチ*がお買い得になっていることを発見した。お得に弱いワタクシですので、夜に即採用決定! (*ちなみにこちらでは豚や鶏のミンチは売られていないけど、牛に限ってはミンチ状で売られている) 先週府中で作られていたこれ、いってみよう。 おいたんによると、ミートボールはベルギーでバレケスといって、とてもポピュラーらしい

フランドル地方の郷土料理、牛肉のビール煮〜カルボナード・フラマンド

ククー!フランスは北国よりユイじょりでっす。 さて今日は、ジャストナウ思いついた「訪れた土地でその土地の郷土料理を作って食べるシリーズ」といこう。ただ食べるだけじゃなくて、作るというところがポイント。 まずは、振り返りシリーズ第1弾は、去年書いたこの記事。 ってリアルにちょうど1年前!?なんというミラクル。1年前とやってること変わらないのか、おお・・・。 続いてシリーズ第2弾もある。この記事だ。 そして今日の本番、第3弾は、フランドル風牛肉のビール煮込み、カルボナー

ラタトゥイユ・七変化!

お疲レインボーフライデー、みなさんサヴァ? フランスは北国からユイじょりがお届けします。 今日は本業(?)の、お料理投稿。 久しぶりだな、ワクワクすっぞ! 🌊 さて、大自然のアドベンチャーとか、海辺の夕日とかシーフードとか、 はたまたヨーロッパ最大級の素晴らしい水族館とかをしれっと今週UPしていたんですけども・・・。 実は、今週頭には「北国にあるとはいっても内陸にある田舎町(@義母宅)」まで戻ってきていまして。 しかも義母様はこれまた北のベルギー近くでバカンス中につき

パート・ブリックで春の花びらキッシュ

久しぶりにパリで過ごす日曜日。 じょり家は総出で、観光客にも大人気なRaspail(ラスパイユ)のビオマルシェまで、昼前、徒歩にて詣でける。 俺が先導を切ってびゅんびゅん進む先は、最近よく見る、お花が飾られた系のおしゃれなカフェ。 ここのビオマルシェ、昔はよく通ったものだ。この野菜の並べ方がまた芸術。 ここのマルシェの名物、美味しそうな匂いにつられていつも行列ができている、じゃがいもとチーズのガレット。 「フランスのお好み焼きだよ」とこちらも名物のムッシューが対応。

フランス北国での食エトセトラ

どもども、白い4本足の俺🐶に乗っ取られ寸前5秒前のアカウントはこちらです。 今日5月15日はヨーグルトの日でしたね! ムーミンもつぶやいていたようだ。お腹弱いんだね、ムーミン・・・。 うちの俺みたいに服を着たらどうだい? そんな日本ではヨーグルトの日、我らはまだ北国にいる。 こちらでは諸事情によりパリの自宅のように自由に料理ができるわけでもないのだけど、今日のランチでおよそ2週間ぶりに魚を調理して胃がゴキゲンなので、いい加減ここらで食べ物のことを書こうと思う。 義母

真っ白なフランスの家庭料理、ブランケット・ド・ヴォー

日月がウィークエンドな我が家。お疲れ土曜日はがっつりフレンチごはんのお話をしよう。 ポロ塩とんこつカプレーゼを作った日(木曜)の夜ご飯に作ったのが、このブランケット・ド・ヴォー。仔牛(veau: ヴォー)のクリーム煮だ。 気付いたら最近ラーメンとかカツとか丼とか和モノに偏りつつあったので、がっつりフレンチを久しぶりに作ってみようかなという気になった。・・・という建前で、本音はスーパーで仔牛が若干お買い得っぽい値段だったからという理由なのだけども。 このブランケット・ド・

とんがりキャベツという名のフランス的春キャベツをひたすら食した3日間

昨日から銃撃事件がぽつぽつ発生して、なんだか物騒なパリからボンソワー。外で起こることはどうにもならないからなあ…。というわけで、外は物騒でも、体内はキャベツ食べ過ぎなせいかお腹がぽこぽこいってるのが気になるユイじょりだ。 今日はうれしいことがひとつあった。 更新時期はいつも心配がつきない滞在許可証案件。半年間のあーだこーだなやりとりがありつつ、無事に2023年まで2年間の滞在許可証ゲット。おつかれい&おめでとう私〜。 今まで何度かnoteでも書いてきた、難関鬼門の滞在許

フランス流、極シンプル・アーティチョーク

TOP画像、どこかしらのお花?と思わずにはいられないのではなかろうか。 これ、実は、アーティチョーク!(の、残骸!) 🇫🇷 食に対して敏感かつ強欲な我noteをご覧いただいているおそらく同類の皆様は、十中八九ご存知であろう、アーティチョークという野菜。 wikipediaによると、 キク科チョウセンアザミ属の多年草。和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)。若いつぼみを食用とする(花菜類)。地中海沿岸原産。 ・・・知らんがな?? 🇫🇷 私とアーティチョークの出会いは、

万年ダイエッターに捧ぐ、カリフラワーでイカのファルシ

昨日睡眠に効くハーブティをがぶ飲みしたら、ベッドに沈む鉛と化し、朝10時にようやく起き上がれた万年睡眠不足のユイじょりであります。 かれこれ4年くらい前から隔月ペースくらいでなんの予兆もなく突然発生するのだけど、急に片方の足の裏側がずっと痺れてる感じで痛くなる現象。昨日からまた発症していて、放っておくと数日ですっと治っているのだけども、これ一体ぜんたいなんなの。歩けないほどじゃないけれど痛くて不快きわまりなく。早くよくなるとよいな。 気を取り直して、はい、今月もやってきま

ガレット祭りと麻婆マロニー豆腐丼

三寒四温どころか五寒二温くらいなパリから、ボンソワー。 ボケりんごをローズパイに転生させた話を昨日書いたけれど、りんごと戯れていたせいなのかなんなのか、翌日つまり昨日スーパーをうろうろしていたら、なんだかりんごの発泡酒「シードル」が飲みたくなった。ぶどうは日常から摂取しすぎだし、たまにはりんごに浮気してもよかろう。 「日本酒には塩辛」くらい当たり前の組み合わせで、フランスで「シードルといえば、ガレット」。昨年末に書いたNIKKEIのコラムでもちょろっと触れたけれど、「ガレ

羊の日にいただく、鶏のバロティーヌ・バスク風ソース

ひゃっほーい お散歩してちょっとひと眠りしたらひよこから羊に転生していた俺っちことエリザベス・ミルじょりだ🐏メェ〜♪ お座りもするんだメェ〜 俺の家のパック(イースター)の話、前菜の続きをレポートしよう。 フランスのパックの日に食べるものといえば、アニョ(仔羊)なんだよね。シチリアのマダム・カオリーナもアーティチョークと合わせてアニョを召し上がっていたようだ。美味しそうで俺っちもヨダレだ。 かーちゃんが死ぬ前に食べたい食べ物、生牡蠣とレストランTOYOさんのタルタルに

復活祭(イースター)2021〜前菜編

祝日のフランスから、ククー!今日も、エリザベス・ひよこ・ミルじょりがお届けするよ🐶 この写真を日本にいるかーちゃんの家族に送ったら、速攻で「ジェフカラーまんまで笑う」って妹から返信がきたんだって。ジェフっていうのはジェフ千葉(かつてのジェフ市原)っていうサッカーチームのことだよ。確かに赤緑黄でマスコットもジェフィくんっていうイヌだから、クリソツかも。 さて、どうやらかーちゃんは憑依体質らしく(女優きどってんじゃないよ!)、一度憑依するとアイデンティティ回復に時間がかかるん

とにかくQOLを向上したいおねいさんのじゃがいものガレットとイワシの蒲焼丼と菜の花もどきのおひたし

ちわわーっす 細長いスティック菓子といえばトマトプリッツ一択な、エイプリルフールのFAKE THE ぽなちゃんだ。 異論反論オブジェクション??サラプリと限定のえだまめプリとえびしおプリは許容しよう。 昨日、いきなりなんだよあちーなーと思いながら夕方ぽけーっとnote見てたら、くっそうまそうな牛丼のあとになんの脈絡もなく3分クッキングレシピぶっこんできてるひとがいた。 じゃがいもとハムとチーズのガレットとな。 うちなぁ、とにかく芋がすっきゃねん。 てかじゃがいもって、な