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洋風おうちごはん

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フレンチ中心に、洋っぽいおうちごはんのまとめ
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今が旬!畑のレモン・カリフラワーのクリームグラタン

1万キロ離れた祖国ニッポンでは、「ブロッコリーが『指定野菜』*に指定された**」という知らせをみたんですけどね。 *なにそれ? **頭痛が痛い系言い回し? ・・・ちょっと待って。白いほう、忘れられてません? そう、彼女の名はカリフラワー。 ここフランスでの呼び名はchou-fleur:シューフルール。 直訳すると花キャベツ。花よ花。 ブロッコリーってばさ、何よ。ブロック?木こり?肩こり? こちとらシューフルール。流れるような発音。なんと美しいじゃない? しかも熱で

滋味深い地味フレンチ〜塩豚とレンズ豆のオーベルニュ風煮込み

不惑の年、とにかく健康になりたいわたくしユイじょり。 ここ3週間ほど、食べたものをアプリで記録するようにしてみた。食べたものを入力すると、栄養素を算出してくれるものだ。 性格的に、こういう記録系のものって絶対続かないんだろうなとわかりきってはいる。けれども、現在の食生活のバランスと傾向を確認するという意味においては有効だろうと思いましてね。 ここまで続けてきた傾向としてわかったのは、 ・炭水化物とタンパク質、ビタミン系は日によってちゃんと摂れてる ・脂質はほぼ毎日適正オ

りんご・豚肉・フェンネルでお手軽フレンチごはん

今朝、ひとつうれしいことがあった。 かれこれ何週間ぶりだろう、目を覚ますことなく5時間ほど眠れたのである。 最近、入眠はできても、2、3時間で目が覚めてしまう。ひどい時は1時間で目が覚めてそこから3時間眠れないとかザラで、だから日中もいつも疲れていた。カモミールティを飲んだり、食後2、3時間は眠らないようにしたり、眠る前に、どうか朝まで目が覚めませんようにと祈るのだけど、パチっと目が覚めると午前2時。おおマイゴッド。眠らせてくれよ神様! それが、昨晩は午前5時。久々の最

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初めてのオンライン料理教室

北フランスのクセ強チーズ・マロワールでつくるじゃがいもグラタン(Tartiflette au maroilles)

今日のあさんぽは秋も深まる公園へ。 俺🐶はどーこだ? 義母宅のある、北フランスの内陸・ベルギーにほど近い街で過ごす日々。 昨日つくったのは、ザ・北フランスな一品。 メインに使った食材は、北フランスならではのチーズ、マロワールだ。 マロワールといえば、noteを始めて数日くらいで書いたこの記事がある。 何にも取り上げてもらってないのに、地味にずっと読まれているこのタルト・オ・マロワールの記事。きっと日本では超絶ニッチな「マロワール」検索に刺さってるのかなと推察する。 ニ

非常事態の牛ひきハヤシライス

昨日はちょっと多分気持ち的に病みかけていて、これは発散しておいた方がいいなという判断で家で撮り溜めた写真だけをアップしたんですけど。 読んでくれたnoteの世界の方々、あたたかいコメントをくださったりエア心配してくださったり、ありがとうございます。 俺🐶も私も生きてます。 今日もけたたましい緊急アラートで起こされた。 世間と隔離されて生きてる身、なにもないよりはあったほうがいい。ありがたい。 外はずっと雨降りで、たまに雷も鳴って雹らしきものも打ち付ける。 犬ヒトともに雷

今日は皮膚科に歯医者に他諸々と病院続きで疲の労だけど、そういえば今日で2回目のフランス滞在4周年だわってことで人参入りピラフ&ポワローときのこと鶏のクリーム煮を🥕🍄🐔アウェーキッチンのサバイバル料理だし歯の麻酔が残ってて不自由だけど、美味しくできたのでよし。9年目も生きよう。。

極太なマカロニ、カネロニ・ボロネーゼ

ようやく夏らしい、といっても20度ちょい超えくらいの気候で、ヒトもイヌも過ごしやすい北フランス港町の週末。 土曜日の午後は、Otto氏が戻ってくる。バタバタと掃除したり片付けたり甘いものを準備したり。 日中につぶやいたけど、ようやく咲いた庭のお花たち。テキトーに摘んできて家中の花瓶を集めてきて、飾った。 週末ごはん。今週末はひとつ、果たすべき約束事がある。 先週末、巨大カルフールで買い出しをしたのだけど、Otto氏パスタ鬼買い期に当たったため、私がパスタ選んでいいよ、

気分だけでも南国へ〜ラングスティーヌのトマトクリームパスタと海苔パン粉焼き

ニコるんにゆかにゃに羽生王子に、なんか今日結婚する人多くない?とニュースの通知が来るたびにつぶやいていた2023年8月4日。 今日は久しぶりに太陽が顔を見せてくれていたので、ちょいと不調気味の俺を連れ、ここぞとばかりに家を飛び出す。 金曜日だし、目的地は港の常設魚マルシェとしよう。 坂を降りながらふと、noteをはじめてから唯一お会いしたことのあるシチリアのkaorinaさんの記事を思い出す。 うんうん、おっしゃるとおり。「慣れ親しんだ土地でも、いつもの決まった道から飛

乙女 レモンに感動〜鶏とムルソーとタルト・オ・シトロン

私がもっとも気合いを入れて狂う日は3月中旬に訪れる俺生誕祭🐶に違いないけれど、6月下旬に訪れるOtto氏の生誕祭もまあまあ気合いが入る。犬優位も甚だしいが、まあどこもそんなものだろう。ん、うちだけ? 一応、過去何してたっけ?と忘却のかなたにあるOtto氏バースデーを振り返ってみたら、予想に反して割と狂い気味だった。2年前はアウェイでマカロン作りに励むなど。今じゃできない芸当。 最近は諸事情により平日一緒に食事をする機会がそこまで多くないのだが、たまたま今年の誕生日は週末に

そうだ、ストウブでパン焼こう!

フランス最良の季節 はじめて迎える北フランスでの春夏。 パリに同じく、北フランスでも、夏が訪れるちょいと前、5月末から6月にかけてはおそらく年間でもっとも過ごしやすく、美しく、にぎやかで、ゆえに気分もあがる。控えめにいってサイコゥサイコゥサイコゥな期間であることは間違いない。日が長くなって22時くらいまで明るいしね。 今週の平日はひとり生活with俺🐶。天気もよく体調もよく、とても平穏。 8時すぎくらいから庭仕事に精を出す。我が家の庭はとにかく日当たりがいいので、1日庭

泣く子も黙る、バリッバリのベーコンエピ

ここ数日、過去の写真やnoteのマガジン整理をしていてふと思った。 なんか最近、テーブルに遊びが足りない・・・ 日本を想うがあまりパリの極小キッチンで日々作りまくっていた、干物やらエイヒレやら明太子やらあん肝やら。はたまた一生かかっても食べきれないだろう量のマカロン(Otto氏完食)や東京ばな奈もどきやなんやら。 なんであんなに毎日創作に夢中になれていたのだろう? 摩訶不思議だけど、思うに、コロナのコンフィヌモンもあったし、不便さが創造を想像するのだなと。え、意味不明

和洋折衷を愉しむ、北国のホタテ

「ホタテの街」のマルシェへ今朝は、自宅のある街から30kmくらい離れた街まで車通勤しているOtto氏に誘われて、朝もはよから俺とともに私も出勤。 中学生のときから超絶低血圧な私にとって、北国の寒い朝に早起きするというのはなかなかにこたえる。でも、「なかなか大きなマルシェが開催されているぞ」という人参をぶらさげられたから行くしかあるまい。しっかし外は寒い。3度くらい。 仕事に行くOtto氏に別れを告げ、俺としばし街歩き。寒すぎて写真をほぼ撮らなかったのだけれど、この街も海沿

勝利の女神飯、スペインのアホスープ🇪🇸

いやー、ニッポン、勝ちましたね!!!😭👏🇯🇵嗚呼興奮冷めやらないぜ・・・。うれしい。誇らしい。すごい。最高。 海外に住むようになってからというもの、こういうナショナルマッチは自然と祖国チームへの思い入れが強くなる。まー、大抵負けると思われているから、勝ったときの喜びといったらね・・・。選手知らなくてもまじで泣くから。 時を、戻そう本日22時までに届くと案内のあったAmazonの荷物。2時間単位で時間指定できる日本ってサイコーだよなと思いながら待っていたら、PM17時前、届