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不登校しながら学んでいたこと④内発的動機付け

今回は私が不登校だったとき、色んなことを学んでいたなシリーズ第4弾です。
初回→不登校しながら学んでいたこと①ゲーム

内発的動機付けと外発的動機付け

小4で不登校になった私は、日中の有り余る時間を「このままだと将来どうなるんだろう」という不安とともに過ごしていました。
その不安を紛らわすために、ゲームやマンガに没頭したわけですが、これ以外にも色々なことをしていました。

例えば、ひたすらに好きな歌の練習する、料理やお菓子を作る、母のパソコンを借りていじる、貯めたお小遣いの残高を見て悦に入るなど様々です。
小6でジャズダンスと出会ってからは、ジャズダンスに使う時間が多くなりました。
これらの行為は、誰かから強制されたものではありません。

心理学では、
自分の内側から湧き上がってくるやりたいという感情を「内発的動機付け」社会的な評価や誰かからの指示のことを「外発的動機付け」
といいます。

一長一短があるものの、一般的には内発的動機付けで行うことの方が、長期間の成果や自身の成長につながるとされています。

主体性をもって取り組める

振り返ってみると、私が子ども時代にしていたことのほとんどは、内発的動機付けによるものでした。
誰かに強制されて何かをさせられたという経験が少ないため、「やること=やりたいこと」という考え方が根付いています。

この思考癖は大人になっても続いるため、職場で仕事をするときも、外部から強制されて嫌々やるというよりは、「どうやったら楽しくできるだろう」と考え、内発的動機付けに持っていくことが多いです。

単調な入力作業は「30分以内に終わらせられたら私の勝ち!」と時間制限を設定し、ゲーム性を持たせる。
椅子を運ぶなどの力仕事は「上腕二頭筋を鍛えられているなぁ」と筋トレにすり替えるなどなど、自然に楽しみを見出しています。

自分がやることに主体性を持たせて取り組める。
不安を紛らわすために没頭していた「やりたいこと」たちは、こんな形でも活きるのだなと気が付きました。

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次回は、不登校中は、「自分を見つめる」にもなっていたな、という気づきをお伝えします。
↓次回↓


私の子どもたちは、ホームスクーリング(家庭を中心とした学び)を選択しています。そのため、内発的動機づけに基づいた活動が多いなと感じます。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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