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お手伝いとお小遣いってどうしてる?

お手伝いとお小遣について、試行錯誤している我が家の現在地と考え方をお届けします。

小さな家事を「お手伝いメニュー」にする

長男が小1のとき、日々ちょこちょこと手伝ってもらっている家事を彼の「お仕事」にして、月額報酬を支払おうと思いました。

とはいえ、一度に大きな仕事を振ると子どもにとって負担ですし、達成できないと親もストレスを感じます。

そこで家事を出来るだけ細かく切り分けました。
掃除機をかけるという作業は、キッチンの掃除機、洗面所の掃除機、玄関の掃除機など範囲をしぼる。
食事後にテーブルを拭く作業も、朝のテーブル拭きと夜のテーブル拭きに分ける。

こんなふうに切り分けた家事にを「お手伝いメニュー」として並べ、どれを担当するか選んでもらうわけです。

仕事量と報酬額は自分で決める

そうして作ったお手伝いメニューを子どもたちと囲み、誰が何を担当するのか相談します。
このとき親は、その子が仕事を持ちすぎていないか、体格的に無理な仕事を選んでいないかを確認するだけ。

仕事量に応じた報酬額も、子どもが自分で決めます。
一応、年齢×100円を上限にしつつ、その範囲内で自分のやりたい仕事を選び「じゃあ、僕はいくらで」と自己申告。
この「お手伝い会議」は年1回くらいのペースで行い、必要に応じて見直しています。

何をどれだけするかという裁量権を子ども自身に渡すことで、主体的に取り組みやすくなっているかなと感じます。

なぜお手伝いしてもらうのか

この記事を書くに当たり、改めてお手伝いの意味を考えてみました。

日々の生活は、細々とした家事の積み重ねです。
子どものうちからそれを体感し、いつか来る自立に繋げることは大切だと思っています。

私にとって家庭とは、家族全員が幸せに暮らすため、協力し合って運営する組織です。
年齢にかかわらず、自分に出来ることをするという感覚を、身に着けて欲しいのです。

なにより一番大切にしているのは、感謝の気持ちをしっかり伝えることです。
子どもたちがお仕事してくれる都度、「ありがとう、とても助かったよ!」と言葉にする。
それが親子のコミュニケーションになりますし、「誰かに喜んでもらうのが嬉しい!」という感覚が養われるといいなと願っています。

長々と書きしたが、お手伝いのやり方に「正解」はありません。
今後も、「なぜお手伝いをしてもらうのか」という目的を忘れず、その時の状況にやり方を変えていくつもりです。

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今回の記事、続きも書いています
↓次回↓


お手伝いに対して感謝の気持ちを伝えたいという私のスタンスは、子ども時代の経験が影響を与えていると思います。
↓その時の記事はこちら↓


「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


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