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ホームスクール6年目の現状 長女(小5)・次男(小2)編

長男が小学校1年生の9月に「もう学校に行くのは無理だ」と大泣きをしてから、紆余曲折の末ホームスクールを選択した我が家。

前回の長男編に続き、小学校5年生になった長女と、小学校2年生になった次男の「今」をお伝えします。
*前回はこちら↓

姉弟で通級指導教室に通う

長女は小1の9月頃、次男は小1の4月後半から、学校から距離を置き、ホームスクールへ移行しました。

そんな彼らですが、通級指導(ことばの教室)には週1回通っています。
ここでは、ボードゲームやトランポリンなど、子どもの興味関心に合わせた遊びを通じて、得意なことを伸ばしてくれます。

通級指導の時間に合わせて2人一緒に登校し、指導が終わったら徒歩で帰宅。月1回は保護者が付き添うのですが、毎回とても楽しそうに遊んでいます。

給食だけ遠足だけなど「学校の部分利用」も

このほか、おいしそうな給食や楽しそうな行事にも参加しています。
美味しいものが大好きな長女は、献立予定表が届くたび「このシチュー美味しそう!でも…キノコ入っているかなー?」と真剣に吟味しています。

次男は今年も遠足に参加するつもりのようで、「どこに行くのかなー?お弁当に何が入るかなー?」と楽しみにしています。

フリースクールは2か所

長男と同じフリースクールにも週2回通い、飼っている犬との触れ合いや、マインクラフトに熱中しています。

長女は、隣町のフリースクールも月2~3回利用中。ときどきお菓子作りができるので、大好きな居場所の一つとなっているようです。

家での様子

自宅では、それぞれ好きな本や動画に没頭。
マインクラフトで同じサーバーに入ってミニゲームや建築を楽しむほか、天気のいい夕方には近所の公園にも2人で遊びに行っています。

一緒に行動する機会が多い分ケンカも絶えませんが、1年前に比べると「何が原因だったんだろう」、「この言い方がよくなかったね」、「ごめんね」と自分の感情を言語化するのがスムーズになっているなと感じます。

コミュニケーション能力は家族でも育まれる

「学校に通わないと、コミュニケーション能力が伸びないんじゃないだろうか」
不登校のお子さんを持つ保護者なら一度は抱える不安だと思います。

6年間のホームスクール経験から感じるのは、家族間のやり取りも立派なコミュニケーションである、と言うことです。

・相手を不必要に傷つけるような言い方は、自分も嫌な気持ちになるから避ける。
・ありがとうやごめんなさいは、その場ですぐに言ったほうがいい。
・頭に血が上った時は、その場を離れてクールダウンする。

我が家の子どもたちは、それぞれの成長段階に合わせてこれらのことを身に着けてます。

安心して自分の意見を言える環境であれば、コミュニケーション能力は育ちます。


こんな我が家のホームスクールについて、座談会形式でお話しする機会をいただきました。

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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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◆用語解説
ホームスクーリング(英語: homeschooling)は、学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行うことをいう。オルタナティブ教育の形式のひとつであり、ホームスクール(英語: homeschool)、ホームエデュケーション(英語: home education)などともいう。

Wikipedia