
長期入院にメンタルは耐えられるのか?┊ 心の状態のお話
前回の記事で端折って綴らせて頂いた、端折った部分。メンタル面について綴らせて頂こうと思っています。
整形外科入院前の精神状態
正直、ズタズタのボロボロでした。
本来なら入院が必要な状態なところを外来で何とか保っていたのでしんどかったです。
主治医は、「𝘺𝘶𝘪さんとはじっくり時間をとって話したいから」と言って下さって、主治医の外来診察日ではない曜日に別枠で診察の時間を設けて下さって、色んな話をしていました。
とりあえず、過去のこと等と向き合うことはせずに、今この時をなんとか生きられるように。そんな感じの診察を重ねていっていました。診察の度に涙涙という感じで。
先生は、わたしが感じた症状というか自分の状態を、『こういうことだと思うよ』みたいな感じでわたしが伝えたことに対してその理由や先生の見解をアンサーとして語りかけてくれて、『確かに。』とわたしが納得するように説明してくれていました。
1歩1歩慎重に踏みしめて、歩幅は狭かったと思うけど少しづつ少しづつ、本質的なところを前に進めることが出来ていた気がしていたんです。
この調子で頑張ろうって思っていた矢先に整形外科に入院になってしまったので、悔しい気持ちはすごくあります。
わたしも折角覚悟を決めて今の自分と向き合おうとしてたのに。それって絶対に大切なことなのに。こういう時に限ってトラブルが起こって壁が立ちはだかる。何でいつもなにかに邪魔をされるんだろう。頑張りたいのに状況的に頑張れなくなったことが、やっぱり辛い。
そう思ったし、今も思っています。
誕生日
10/30が誕生日でした。10/28頃から寝込んでいて、誕生日もほぼ寝て過ごしました。
飛び降りをしなければ。彼さんとデート出来ていたのに。計画も念入りに立てていてくれたみたいなのに。そんな思いもあってずんと落ち込んでいて。
誕生日前は絶対に調子を崩してしまうんですよね。毎年。
毎年大変な誕生日を迎えています。今年も過去一大変なことがあってからの誕生日になってしまいました。
またいつか、誕生日を純粋に喜べる、祝ってもらって『ありがとう』って心から言える誕生日は訪れるのかな。そしていつか、自分のために生きることができるようになれるかな。
周りの人を傷つけたくないから生きてるだけ。自分は生きようが消えようが別にどうでもいい。わたしのことを大切だと思ってくれている人たちのために今は生きてる。幼少期からずっとそうだった。
いつか、自分のために生きることができるようになりたいな。
11/1~の整形外科入院生活
初の身体科長期入院。初めての病棟。全員初めましての看護師さんをはじめとするスタッフ。いきなり全く違う環境に置かれて、今も不安などは沢山抱えているけど、入院したての時は不安しかなかったです。スタッフもどんな人たちだか分からない。何もかもが分からなかったのでビクビクしながら過ごしていました。
そして、入院時に勝手に精神系のお薬を大幅に減らされたので(なんの断りもなく減らすなよ…)不眠がすごく酷かったり、今も酷い抑うつに悩まされています。解離発作も頻回に起きます。
最初の担当医とは馬が合わなくて、その担当医からは『貴方の話、別に興味無いです』っていう雰囲気を感じて、お薬の相談だけしよう、と思ってお薬をできるだけ元に戻して貰えないか、その交渉をしていました。
だけど、やっぱり入院中の不安な気持ちとか、症状が出て不安な気持ちとか少しは気持ちに耳を傾けて欲しい。と思い、でもその時の担当医だと無理そうだったので、出会ってすぐに打ち解けられた副師長さんに相談して担当医を変えてもらいました。
変えてもらって来てくれた担当医は、ちゃんと話や気持ちを傾聴してくれるし、その上でお薬の調整をしてくれるので、勇気をだして「担当医を変えて欲しい」と言ってみて良かったな、と思っています。
看護師さんも皆さんすごく優しくて良い方ばかりです。わたしを受け持ってくれているチームの看護師さんたちが本当に優しい。中には『精神科の経験あります?』って聞きたくなっちゃう看護師さんも。
今、大部屋(4人部屋)で、おばあちゃま2人、高校生の子1人、わたしというメンバーです。
おばあちゃまの旦那さんがね、よく面会に来るんですよ。すごく仲が良さそうでね。お子さんの話とかお孫さんの話とかもしててね。
わたしは母と父が仲良く話しているところなんてほとんど見た事がなかったから、いいな、羨ましいな、って思ってしまって。
高校生の子も、お母さんや下の兄弟が面会に来てね。わたしは弟と仲がいいわけでもなく、面会に来てくれるとしたら母だけ。
なんか、ないものねだりなんだけど羨ましくて。悲しくて。寂しくて。辛くて。
『この気持ちは吐き出さないと後々キツくなる』
と思って、走り書きでメモを書いて看護師さんに渡したんです。夫婦不仲。父に関するトラウマ治療の段階で調子を崩して不安定になって飛び降りてしまっただろうということ。
そうしたら、看護師さんがチーム内で相談してくださったらしく、
「1日に1回、時間取れない日もあると思うけど、できるだけ時間を作って3分でも5分でもお話する時間を作ろうと思っているですけど、どうですか?」
と提案して下さって、ビックリしたけど勿論よろしくお願いしますと頼みました。看護師さんたちがすごく気にかけてくださっているのが本当に分かるんです。
厄介な患者だと思う。だけど、ご配慮は本当に有難いです。
不安が無くなったか?と聞かれたらYESとは絶対に答えられない。だけど、入院当初よりは落ち着いて過ごせているし、看護師さんにも少しづつ頼れるようになってきたので、周りの人たちの力を借りながら、なんとか入院生活を乗り越えたいと思っています。
メンタルが持つかは、未来のわたしにしか分からないから不安だけど。
訳も分からず涙が出てくる時もある。本音を話すと涙がこぼれそうになるけど、悟られないように涙は飲み込んで、精神科の担当医とかとも話しています。
『辛い』『しんどい』
その気持ちが膨らむほど、口にした時に涙が湧き上がってくる。人の前では泣きたくない。信頼している人なら別だけど、信頼していない人に涙は見せたくないから、入院してからは1人で泣くことはあるけど誰かの前で泣いたことはありません。
𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓈄
色々と書きたいことはまだあるけれど、長文になってしまったのでとりあえずエンディングです。
長文読んで下さり、ありがとうございました!