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新卒から入ったベンチャーを卒業します。一桁社員が振り返る3年9ヶ月 #退職エントリ

ネクイノのみなさん、お疲れ様です。
藤岡(@fujiokayui0304)です🐶

この度6月末をもって株式会社ネクイノを卒業することになりました。

3年9ヶ月間、毎日夢中で仕事ができて本当に楽しかったです。
0→1→10→100に成長する会社を間近で見れた経験は私に取っては大きな財産です。

そこで、今日はみなさんに藤岡がしてきた仕事の振り返りとネクイノで学んだことについて共有をさせてください。

社員番号1007

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2017年に大学を卒業して、看護大学に編入をした私はひょんなことから大阪の中津の狭いオフィスでネクイノ代表の石井さんに出会いました。

初対面の私に石井さんはキラキラと輝く目で「世界中の医療空間と体験を最高のものにしたい」という話をしていて

「何かわからないけれど、めっちゃワクワクする!この人と働きたい!」

と思い、その場で「働かせてください!」と言ったことから、インターンとして働くことに。

オンライン診察、スタートアップ、コンバージョン、SEO、よくわからない横文字が飛び交う中、必死に調べながら目の前の仕事に打ち込み、振り返ってみたら自分の思い出となる仕事がたくさんできました。

そして、ネクイノで一番学んだことは

「バッターボックスに立つことの大切さ」

です。

バッターボックスに立つこと

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初期に石井さんがよく言っていたのは「リスクを取ったやつが偉い」でした。

この言葉は

・とにかく行動して、やりきる
・やれるか自信がなくてもハッタリで「やりたい」と言ってみる

という私の今の仕事への姿勢を作ってくれました。

そして、「10回打って、1回2回当たればいい」も私の好きな言葉です。このおかげで8回は失敗してもいいんだと気が楽になり、何かにチャレンジすることのハードルが下がりました。

そして、最初のバッターボックスに立つことになったお仕事は、こちら。

1.女性向けのサービス作るけど、それやる?

2018年の3月ごろに石井さんから

「女性向けにピルを取り扱おうと思うんだけど、新しくサービス立ち上げるところからやってみない?」

と言われ、ずっとやりたいと思っていたので、すぐに「やりたいです!」と即答しました。

サービス作るってまず何からすればいいの?

って内心思ってましたが、
サービス名をつけるところからサービス内容を作り込み、
レスリリースを作成して、ローンチするまで伴走してもらいながら、
できたのが「スマルナ」です。

2.あったら嬉しいんじゃないか?というアイデアから作成したスマルナ医療相談室とはじめてガイド

サービスを始めてから、副作用やお薬について薬剤師さんに無料で相談できる窓口が欲しいと思ったので、

「相談窓口作りたいです」

と伝え、LINE@で今のスマルナ医療相談室の前身をつくりました。

▼当時のプレスリリース

また、自分がユーザーということもあり、いきなりお薬だけ送られてくるのもちょっと怖いなというとこから、

低用量ピルってどういうお薬なのか知れる冊子があるといいな

と思って作ったのが、低用量ピルはじめてガイドです。

冊子を作るのは初めてだったので、すごく時間がかかり、何度も挫折しそうになりましたが、3ヶ月かけて完成。

3.どうしたら楽しく自分の生理について知ってもらえる?と悩みまくった大丸百貨店でのイベント

その後石井さんから「大丸さんでイベントやろうよ」と言われ、
イベントの企画なんてしたことないのに、
気づいたらこれも「やりたい」って言っちゃってました。

いろんな人に壁打ちをしてもらって、いろんな人を巻き込んで生理について知れるイベントを開催。

予算やプロジェクトの進め方、人を巻き込む力が圧倒的にたりてないなと反省することも多いプロジェクトになりました。

▼ピリオドラボのイベント

4.プレッシャーがすごかったリブランディング

石井:「ブランドマネージャーやる?」
藤岡:「やりたいです!」

いつものごとく、前のめりで返事。

▼詳細はこちらで。

ただ、正直ネクイノにいた中でリブランディングが一番ハードな仕事でした。

調整力が甘かったり、自分の意見の伝え方もわからなかったり、
また自分の感情のコントロールも甘く、いろんな方と衝突をしながら
完成させたリブランディング。
(当時の関係者の皆様、本当にご迷惑をおかけしました😢)

ブランディングの本を読み漁り、
ブランディングの先生を探し顧問になってもらえるようお願いしたりと
行動はしてみるものの、
正解がない分期待に応えられるか不安もとても大きくて、
押しつぶされそうになってました。

そんな中完成したスマルナのブランドですが、
ユーザーのことだけを考えて作り上げたミッションやバリューが
今でもスマルナの中に生きていて、
メンバーに浸透しているのが本当に嬉しいです。

ココロとカラダが健康で私らしい人生を選べる世の中を作り、ユーザーにとっていつまでもkind&easyなスマルナでこれからもあり続けて欲しいなと思います🥰✨

▼初めてのインタビュー記事

5.最高に楽しかった周年イベントの企画・運営

これもめっちゃハードでしたが、最初から最後まで楽しい仕事でした。

ストーリーを描き、それを元にデザインや動画を作成してもらい、プロジェクトを進めてくれるリーダーがいてくれている安心感で、自分のやるべきことに夢中で没頭できたプロジェクトでした。

バリューハンドブックは何回も大沼さんと手代さんに壁打ちをして、理解をして噛み砕いた力作です。(みんなこれからもたくさん使ってね🥺?)

▼イベントレポ

「やりたい」と言っただけ

やりきった!と思えた仕事を5つ紹介しましたが、共通して言えるのは、全部

「やりたい」「やらせてください」

から始まった仕事ばかりでした。

仕事をしていて自分がやりたいと思える仕事が出てきたら、

失敗してもいいし、それを次に活かせばいい。とりあえずやってみる。

そんな気持ちで「やりたい」と言って打席に立ってみてください。

ネクイノは挑戦できる環境を作ってくれていると思います。

(この仕事やる?と振ってもらえるようにどの仕事も手を抜かずコツコツとやり続け信用を積み重ねることは前提にありますが😅)

チャンスの神様

そしてもう一つ学んだことは

チャンスの神様は前髪しかない

です。(渡部さんがよく言っていた言葉です。)

悩んで悩んで決めた時にはチャンスはもう流れているという言葉なのですが、チャンスがいつきてもいいように準備をしておくことも大切だなと痛感しています。

P.S. ネクイノメンバーへ

皆さんには数え切れないほどの迷惑もかけたし、数え切れないほどの思い出もたくさんいただきました。

社会人としてのスキルがない私を時には厳しく時には優しくいろいろなことを教えてもらい、本当に感謝してもしきれません。

関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして、楽しい時間や思い出をたくさんありがとうございました。

次はネクイノを出て自分でサービスを始めたいと考えています。
また0からのスタートですが、これからもゆるく繋がってもらえると嬉しいです😌🌿



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