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朝の挨拶200927 読むRadio

Good morning, everyone. おはようございます。

9月27日・日曜日。
葉が深い緑から黄色に変わってきました。
本日は、世界観光の日。

世界観光の日(9月27日 記念日)
世界観光機関(World Tourism Organization:WTO)が制定。国際デーの一つ。「世界観光デー」ともされる。英語表記は「World Tourism Day」。
1979年(昭和54年)9月にスペインのトレモリノス市で開催された世界観光機関の第3回総会で、翌年の1980年(昭和55年)から「世界観光の日」を制定することが決議された。このことから世界観光機関憲章が採択され、世界の観光における重要な節目となった1970年(昭和45年)の9月27日を記念日としたもの。
なお、世界観光機関は2003年(平成15年)に国連の専門機関となり、略称が「WTO」から「UNWTO」となった。この日を中心に加盟各国で、観光推進のための活動が行われている。

もうすぐ入国規制が緩和されて、留学や仕事などで行き来できるようになりますね。

朝ルーティンの時間

本日は風邪予防と喉にやさしい生姜甜茶。
天気はくもり。5時の気温は室内19℃。湿度53。
外気温13℃。夜明け前の空気は冷たく凛としてます。

鳥類でも人気があるインコ。ペットの売買や生息地の森林破壊によって絶滅の危機にさらされています。

ゆるやかでユーモアあふれる家族の物語。

のどかな街に暮らす家族、心に抱えるモヤモヤが心象風景となってあらわれる。シュールレアリズムの絵画を見ているような映画を紹介。

『茶の味』

音楽を担当したリトルテンポの初アルバム。映画の世界を彩っている

『茶の味』は、石井克人監督が4年の歳月を経て完成させた作品。2004年公開。2004年カンヌ国際映画祭監督週間オープニング作品。

物語

山に囲まれた小さな町。
春野家の人々春野家の人々は、誰もが持っている悩みにモヤモヤしていた。

長男のハジメは高校生。片思いの子が転校してしまい、想いを伝えられぬまま。告白どころか声もかけられない。そんな自分が嫌でしょうがない。桜舞う景色の向こうを眺めていた。
ハジメの妹・幸子は小学校に入学したばかり。教室から外を見ていると、ときどき巨大な自分が現れる。なぜ出てくるのかはわからない。いつになったらいなくなるんだろう。
母・美子はアニメーター。子育てがひと段落したのか、復帰した仕事に没頭熱を上げている。
祖父・アキラおじいは引退したアニメーター、美子を指導しながら、アニメ『スーパーBIG』のキャラクターポーズ研究に励んでいる。
父・ノブオは催眠治療士。妻の美子とアキラおじいが仲良くしているのが気になって面白くない様子。自分のわからない世界なので、ついていけない。孤独というか、夫婦の間にみぞがある。

春野家の庭。幸子がアキラおじいのいる窓を見るとピシャンと閉めてしまう。見てない時は開け、見ると閉める。”天丼”というお笑いの手法。からかってるのかな?幸子は不思議な顔をしている。

ある雨の日、美子の弟アヤノ(叔父さん)が帰ってきた。彼はある決心をしていた。長い橋を渡れば目的地に行けるのに、どうしてもできない。肩を落として戻ってきてしまった。
ハジメは転校生に一目ぼれ!恋に突き動かされた様子が微笑ましくもおかしい。幸子はアヤノ叔父さんの話を思い出していた。「呪いの森」という話。怖くて変な話だけど、悩みが消えるかもしれないと思い、行動を起こす。
父・ノブオの弟は漫画家の轟木一騎。本業に身が入らず悶々としていた。満たされない気持ちをどうにかしたい。アヤノとアキラおじいと担当編集者を巻き込む。

初夏の雨。
家族にそれぞれ喜びの出来事が起きる。一方、まだモヤモヤの晴れない幸子。巨大な自分が庭に出てきた。ふと見るとオジイのいる部屋の窓が開いている。

いつもは私が見ると絶対オジイは窓を閉めるのに・・・

背伸びで部屋をのぞくと・・・。

どこかユーモラスな家族の日常風景を描いた作品。最後に見つけたものは、家族をやさしく包むものだった。

心象風景が映像になってあらわれる。抽象画のような表現が多く、難解な部分も多い。これはユーモアだ!恋愛だ!サスペンスだ!などと解釈しないほうがいいと思う。ほのぼのとした日常。奇をてらったものではないが、昔を思い出して笑いあう。泥だらけになって遊んだ頃を思わせる風景、懐かしさと不思議な面白さが広がる作品。

監督は石井克人。初監督作品『8月の約束』で、ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭ビデオ部門グランプリ受賞。『鮫肌男と桃尻女』(1999)などで知られる。アヤノ叔父さんを演じる浅野忠信、監督の作品『鮫肌男と桃尻女』『ナイスの森〜The First Contact〜』(2006)などに出演するいわば常連。幸子に子役の坂野真弥。我が道をゆくアキラおじいには我修院達也。ハジメは『さまよう刃』(2009)などに出演している佐藤貴広。手塚理美と三浦友和が夫婦となっている。
特別出演に中島朋子・加瀬亮・武田真治らが名を連ねている豪華出演陣。

撮影は栃木県茂木町で行われた。

「山よ」

作詞:石井克人、作曲:石井克人・櫻井映子、編曲:櫻井映子、
歌唱:我修院達也&轟木一騎、コーラス:デューク・エイセス、
MIX:栄田全晃

劇中歌「山よ」。

他に「三角定規のうた」、「あなたお湯ですね」がある。

「茶の味」

作詞:藤田陽子、作曲:土生“TICO”剛、演奏:リトルテンポ&藤田陽子
映画主題歌。

女優・モデルとして活躍中の藤田陽子をゲストボーカルに迎えた。
リトルテンポ初の日本語歌詞曲。

ジャンルでは「ダブ」になっています。「ダブ」は電子音楽や声にエコーがかかってるイメージしかない。

ダブは(レゲエ)楽曲のリズムを強調してミキシングし、エコーやリバーブなどのエフェクトを過剰に施すことで、原曲とは全く別の作品に作り変えてしまうことである。リミックスの元祖とも言われる。

wikiにはこのように書かれていました。
ジャマイカで始まった音楽手法とされています。
CDで持っているのはMad Professorくらいかな。1980年代イギリスに登場した音楽プロデューサーです。

DVD

縁側のある家。昔ながらの日本家屋は、古民家として人気があります。


本日はここまで

いかがでしたか。
題名に「茶」とついていたので、お茶の話かな?と思い観てみたら全然違っていた作品でした。シュールなところが笑えてきて、ほのぼのとした音楽もよかったからCDを買いました。よくわからないけど絶妙なバランスで”面白い”に着地した作品。フランス・カンヌで上映された際、笑いに包まれたそう。主題歌「茶の味」を含め、海外で評価されています。何をしているかわからない”おじさん”も思い起こせばけっこういるかも。
おかしくて平和な春野家の日々。
是非観てください。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!

今日も元気に過ごしましょう。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。 Have a fine day.

200927 YUHUA O.

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