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朝の挨拶201025 読むRadio


Good morning, everyone. おはようございます。

10月25日・日曜日。
本日は、リクエストの日。

リクエストの日(10月25日 記念日)
1936年(昭和11年)のこの日、ベルリンのドイツ放送で、世界初のラジオのリクエスト番組が始まったとされる。
この番組は、前年のクリスマスの夜に生演奏番組の放送中にリスナーから、希望する曲目を演奏して欲しいと電話があったことがきっかけで始められた。その後、リクエスト番組は大ヒットした。
リクエスト番組とは、主にラジオでリスナーからのメール・ファックス・ハガキなどにより求められた楽曲(リクエスト曲)を再生する音楽番組である。
日本におけるリクエスト番組は、初めはハガキによるリクエストが主だったが、その後リアルタイムで受け付けられる電話リクエスト(電リク)が主流となった。
日本での電話リクエスト番組は、1952年(昭和27年)12月24日に、ラジオ神戸(現:ラジオ関西)がクリスマスの特別番組として実施したのが最初とされる。当日リクエストが2000件も舞い込み、この企画は成功した。これをきっかけとして、他局も含めて複数の電リク番組が放送され、人気を集めた。
その後、21世紀になってから経費節減のために電話受付オペレーターが省かれるなど、電リク番組はなくなりつつある。代わりにメールやファックス、Webサイト上のフォームを利用したリクエスト番組が主流となっている。

よくハガキを出してたリスナーです。早朝の放送でそばが当たったこともありました。


朝ルーティンの時間

天気は晴れ。6時の気温は20℃。湿度50。
外気温8℃。峠では雪が降りました。

どうりで寒いわけだ。気圧配置は西高東低の冬型。

北日本は荒れ模様。全国的に冷え込むようなので、風邪をひかぬ様あたたかくしてくださいね。

早くも採取できたという知らせ。


「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」

ウィリアム・シェイクスピア四大悲劇のひとつ『ハムレット』の名言。英語だと「To be, or not to be that is the question」。
昨日紹介した『トウキョウソナタ』と隣に並べられ、題名にそれぞれ「東京」と「大阪」がつけられていて気になった作品があります。


『大坂ハムレット』

原作:森下裕美
監督:光石富士朗
出演:松坂慶子、岸部一徳、森田直幸、久野雅弘、大塚智哉、間 寛平

『大阪ハムレット』は、『少年アシベ』でおなじみ森下裕美の原作漫画。2006年に第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を、2007年に第11回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。
映画は第21回東京国際映画祭「日本映画 ある視点部門」正式出品され、2009年に公開。原作のエピソードを抽出し、複数の主人公を一つの家族として再構成。
大阪を中心に関西各地を舞台とし、シビアな問題に直面している様々な人々の悲喜劇を描いたオムニバス作品。第1話主人公の境遇が『ハムレット』に似ている。
基本的に1話ずつ独立した話だけど、他の話で脇役として登場した人物が後から主人公として再登場したり(またはその逆)、複数の話に共通して登場するなど、いくつかの話は繋がりを持っている。


物語

大阪の下町。
ある日、お父ちゃんが死んだ。
昼は病院、夜はスナックで働くお母ちゃん。3人の息子はそれぞれ悩みを抱えている。

久保家を支えるのはいつも笑顔のお母ちゃん。ある日お父ちゃんが死んだ。なぜか笑いの絶えないお葬式の日、お父ちゃんの弟と名乗るおっちゃんがやってきた。

いつも大学生に間違われる老けた風貌の中学生の長男・政司は女子大生の由加と恋に落ちる。ヤンキー二男・行雄は学校の先生から「久保君はハムレットやなぁ」と言われ、辞書を片手にシェイクスピアの「ハムレット」を熟読したことをきっかけに、自分の出生に疑問を持つ。将来の夢は女の子になることと宣言した三男・宏基は、学校でからかわれ、思いのまま生きる辛さを味わう。

お父ちゃんが死んで、見知らぬおっちゃんがやってきて同居を始めた。それを受け入れている母親にしっくりいかない。

シェイクスピアの『ハムレット』のような複雑な家庭環境。

ヤンキーの次男は、自分が例えられた「ハムレット」が近所のペットではないとわかったものの、ふと自分の顔がお父ちゃんに似てないことに気づく。

図書室で本を借りてみたものの、なんのこっちゃと眉をしかめる。そのうちだんだん面白くなってきた。

ときどきお父ちゃんの霊が現れてはおもいを吐き出したり。


生きるべきか死ぬべきかって、生きとったらそれでええやん!


悩んで笑って、ありのまま受け入れる。
不器用でも生きることに一生懸命な人々の心温まる人間模様を描きだす。


光石富士朗監督は『おぎゃあ。』(2002)で予期せぬ妊娠をした少女が母親になるまでの過程を爽やかに描き出し「遊び心があり、革新的でエネルギーに満ち、現実とファンタジーの融合に成功した稀有な作品」と絶賛され、ハワイ国際映画祭でネットパック特別賞(最優秀アジア映画賞)。

肝っ玉のお母ちゃんを松坂慶子、叔父さんの岸部一徳は東京国際映画祭で特別賞を受賞した。小林聖太郎監督『かぞくのひけつ』(2007)で日本映画監督協会・最優秀新人賞を受賞した久野雅弘が長男。朝の連続テレビ小説『てっぱん』に村上鉄平役で出演した森田直幸が次男を、三男には大塚智哉。お父ちゃんは間寛平と実力派が揃っている。


予告編


倉木麻衣「会いたくて…」

映画主題歌。

歌詞

辛いなら 僕を忘れていいよ
でもいつも 君を待ってるから
大丈夫 君ならば 一人でできるよ
何て 
言葉 うらはら ああ 君を求めてる」

会いたくて 会いたくて ただせつなくて
こんなに苦しいなんて
会いたくて 会いたくて 飛んで行きたい
君が想うほど強くはないよ
今 伝えたいから
It's for you
I give me love
It's for you
I give me love

君と見た花火 今年も上がる
でも悲しい色に輝くだけ
人ごみに君を見た そんな気がして

想像した以上 ああ 胸が痛みだす

会いたくて 会いたくて 夜も眠れない
僕の心が抜け出す
会いたくて 会いたくて つのる想いよ
星に願いかけ 連れて行って
今 君の心に
It's for you
I give me love
It's for you
I give me love


本日はここまで

いかがでしたか。
恋愛、生い立ち、ジェンダー、それぞれ悩みを持つ家族。不登校やいじめにも切り込んでいて、こちらも青少年が抱える問題をとらえているといえます。他の人はそんなこと?と思うかもしれないけど、当の本人には重大。「ありのまま受け入れて生きてゆく」という考え方は、いいなぁと思いました。悩みを笑い飛ばす軽妙な明るさがある人情ドラマ。原作のエピソードを一つにまとめ上げた脚本は秀逸です。
是非観てください。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!
今日も元気にお過ごしください。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。Have a fine day.

201025 YUHUA O.

あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ!