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家庭・年収・やりたいこと。キャリアを考える上で、優先順位はいるのか?という話

お読みいただきありがとうございます!トラベル・地域情報ライターとして活動している土庄雄平です。

いよいよ30代に突入し、家族も増えて一児の父となった今日この頃。育休で余白の時間が増えたので、普段思っていることについてnoteで整理していきます。

今回のテーマは「キャリアに優先順位はいるのか?」についてです。自分のスタンスや、環境の変化などを踏まえて、少しまとめてみたいと思います。


苦労して到達した今のキャリア

新卒から約8年経った現在、私は会社員とライターのパラレルキャリアを歩んでいます。転職経験も豊富で、商社→メーカー→ITと変遷を経ています。

もともと私は集団行動が苦手で、自分にかかわることは、極力自分でコントロールしたいというタイプ。周囲と歩調を合わせるのは得意ではありません。

そんな中、あまり考えなしに、社内やクライアントに何かと引っ張られる営業という職種に就いたことで、なかなか苦労してきました。。。

そんな中、自分の好きを発信するトラベルライターという副業に行き着くことができました。スタートの翌年にはコロナ禍でしたし、こちらも相当苦労したのですが、今では複業と呼べる規模まで成長させることができました。

転職先での漠然とした期待

そんな中、複業で出会った恩人からのアドバイスを受けて、自分の好きな領域のビジネスを手がけているメガベンチャーへ転職することに決めました。2021年のことです。

今までのキャリアを踏襲し、営業職での転職でしたが、きっと営業外にも挑戦でき、自分に新たなキャリアのチャンスが開けるはず!と、入社当初は意気揚々でした。

しかし、ドライな言い方をすれば、甘かったのは会社へ漠然と期待してしまったこと。この転職から2年半が経過していますが、これまで結局収穫はあまりありませんでした。。。

とはいえ全くなかったといえば、語弊があるかもしれません。良かったと思えるポイントは以下の3点です。

・甘えることを辞めた
誰かに手を差し伸べてもらえる、何かあってもどうにかしてくれるという期待や信頼に依存しなくなった。

・自分の事業をのばせた
転職後、新たに生まれてきた興味関心を複業に活かした。休みが多いので、自分の事業への注力できた。

・家庭と仕事、趣味の両立
リモートワークやフレックス、休みの多さを駆使してバランス調整ができる。今年は産後パパ育休や、社内独自の育休制度をフル活用。

まとめてみると得られたのは、新たな経験やスキルの獲得というより、時間と場所にとらわれない働き方結果論的な副産物(他者依存からの脱却)の2つだと思います。

正直なところ今後、営業でのキャリア構築を考えていない私にとって、営業数字を積むことに特化している環境には張り合いがありませんでした。数字を積むのは自分が誇りを持って取り組んでいる複業でいつもやっていることですし。

キャリアに優先順位は必要?

今後のビジョンとしては、今在籍している会社をどこかで辞めて、次のキャリア構築に向けて動きたいと思っています。

クリエイターと営業という2軸は作れたので、もう一つ下支えできる何かが欲しい!それを見つけていく30代前半にしていきたいです。

約1年前、まだ今在籍している会社内でのステップアップを考えていた時、当時の上司から…

「家庭・年収・やりたいこと。何を大事にするか決めた方が良いんじゃない?もう30代にもなるんだから、やりたいという軸でなく、できるという軸でキャリアを考えることも必要かもよ?」

というアドバイスをもらったことがあります。その時は、確かにそうかも!?と思ったのですが、「自分にとって優先順位をつけることは最善じゃない」と現在は考えています。

「二兎を追うものは一兎も得ず」-----という諺がありますが、逆に言えば、一兎だけを目掛けていて、二兎を得られることはあるでしょうか。

家庭・年収・やりたいこと。いわば三兎を全て妥協せず追い求めていく姿勢は、自分の理想の人生を実現するためにとても大事なことだと思います。一つも欠けられない!全て同じくらい大事だからです。

3つのピースの組み合わせ方や配分について、試行錯誤しながら考え、実行することこそ、自分らしい人生につながると信じています。

ということで現在は以下のように定めて、次なるステップに向けて邁進中です。

・家庭
職場環境や休暇制度を活用し、子育て前提のワークライフバランスの確立。

・年収
パラレルキャリアを通じて安定化。安心して暮らせる経済力の底上げと維持。

・やりたいこと
複業で叶える。旅の価値を上げ、豊かな地域づくりに加わる。

安定と変化は、私の中で永遠のテーマな気がします。

いずれにしても、社会人になった最初は、キャリアは会社に規定されると思っていましたが、複業を通じて自信とスキルが少しついた今では、キャリアは自分で作っていくもの、という認識が持てています。

2024年はきっと大事な年になる!キーイヤーを楽しんでいきます!!


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