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自分の強みを生かすには?「ストレングス・ファインダー」診断結果の棚卸しをしてみた!

お読みいただきありがとうございます!トラベル・地域情報ライターとして活動している土庄雄平です。

いよいよ30代に突入し、家族も増えて一児の父となった今日この頃。育休で余白の時間が増えたので、普段思っていることについてnoteで整理していきます。

今回のテーマは「ストレングス・ファインダー」についてです。ストレングス・ファインダーとは、Gallup社が提供する自分の強みや才能を見つける診断ツールで、いくつかの質問に答えることで、34の資質の順位が決まります。

今後のために、簡単に自己分析しつつ情報を整理してみたいと思います。


上位資質から見る自分のコト

まず最初に、私の強みや才能の要となる10の指標が何であるか?見ていきたいと思います。結果は以下の通りでした。

自己理解を進めるために、それぞれの指標が学びをもたらすのは勿論ですが、ストレングス・ファインダーのすごいところは、それらが順位付けされるということです。上記のうち上位資質について、診断結果を参考に、自分の言葉でいくつか言い換えてみました。

戦略性
└頭の中で状況を予測し、先の計画を立てられる
└行動手順を決めて、素早く実行できる
└洞察力に長け、課題の解決策を提示できる

責任感
└道徳的基準が高く、首尾一貫している
└正しい、正直である、真実である、適切である、正確であるを重んじる
└言ったことは遂行・完了しないと気が休まらない

個別化
└人の個性に惹かれ、尊重する
└ユーモアや独創的なアイデアを示せる
└経緯と理由を調べ、論理的な結論を導き出す

上位3資質だけピックアップしてみましたが、内容にもその順位にも納得です。私は自分でやらないと気が済まず、自分のやっていることが本質的に正しいのか?常に考え、ユニークさや独創性を大事にする傾向があります。

さて、この資質の並び方を見て、パッと思ったのは「自分はやはり、会社員として苦労するわけだ」ということ。世の中には様々な会社があるので一概には言えないですが、今まで3社を経て戦略性と責任感という資質について、自分の中で引っ掛かることが多かったです。

戦略性
└会社の描く事業戦略と、個人として期待している戦略のミスマッチ
「こうした方が良いのに!」が実現しない、伝えられる場がない(上司に伝えても結局、そこ止まり)
└戦略を立てた理由や、戦略内容が腑に落ちず、ゴールが見えないため、とことん行動したいのにできない
└全て自分で判断し、行動したり軌道修正できる、個人事業が最高に楽しい

責任感
└嘘も方便で、効果の出ない商品を売り付ける風潮が社内にある、そういう営業マンを知っている
└周囲がなんとも思わないことでも、自分の道徳的基準に照らし合わせると許容できず、立ち止まってしまう

ただ一方で、良い点もあります!
・納期に間に合わなかったことはない
・クライアントに正直に、誠実に向き合おうとする

劣等感を解消し、自信をくれた複業

ストレングス・ファインダーを受ける前は、どちらかといえば前述の情報を悲観的に考え、「自分にとって会社員は向いていないのかも?」「なぜ皆が平気でできることを私はできないのか?」など、負の感情を抱いていました。しかし今となっては、"それこそが私なのだ"と自信を持って言えるようになり、劣等感は完全に消えました。

一番大きかったのは、複業です。最初は小さな副業だった芽が、今では自分を支える屋台骨になっています。思い返せば、常に戦略のような物が頭にあり、思ったことをすぐ実行する、自分が立てた道筋を信じてガムシャラに努力する、を繰り返してきました。

働き方が多様化する昨今。昔に比べて会社への帰属意識も少しずつ薄れている気がします。あくまで会社は会社、自分は自分と割り切り、「両者を重ねなくても良いのかもしれないな」と最近考えるようになってきました。

会社に身も心も捧げれば、会社が求める人材になるため、時には自分の長所を損ない、短所を無理やり改善(改善しているように見せかける)しようとするシーンが容易に想像されます。「これは自分にとって幸せなのか?」そう自問自答した時に、自分の長所を生かし続けている複業=個人事業という解が自分には合っていると気づきました。

クリフトンストレングス34から見る自分

さてここまで上位資質しか見ませんでしたが、ストレングス・ファインダーには全部で34の資質があり、その総合順位を診断することができます。私の結果は以下の通りでした。

たくさん資質があるので、上位、中位、下位に分類して、ざっくりと見ていきたいと思います。

上位:戦略性、責任感、個別化、活発性、自我
中位:未来志向、内省、競争性、達成欲、指令性
下位:包含、調和性、回復志向、共感性、運命思考

これを見て言えのは、また分かりやすい結果になったということ。まず上位指標の特徴ですが、クセが強い私らしさを色濃く反映しています。上位3資質については先ほど見た通りですが、それ以降の上位資質の並びも、何とも私らしいです。具体的にはどういうことでしょうか?

ストレングス・ファインダー34の資質は大きく4つに分類されており、それと照らし合わせてみると分かりやすいと思います。

戦略性 →戦略的思考力
責任感 →実行力
個別化 →人間関係構築力
活発性 →影響力
自我 →影響力
最上志向 →影響力
コミュニケーション →影響力

4つの分類を1〜4位で全て含み、それ以降は「影響力」の資質が並んでいく順序となっています。一言で言えば、私とは「自分で考え、実行し、人の個性を大事にして、周囲へ働きかけていく」人だと、言い換えられると思います。バランスも良い反面、普段の行動で意識する観点が多いので、「なるほど!それは苦労するなぁ…」と改めてしみじみ思いました(笑)

特にポイントとなるのは、人間関係構築力と影響力のバッティングだと思いっています。下位資質を見てみると、成長促進、適応性、包含、調和性、共感性、運命思考と「人間関係構築力」の資質が並びます。それでいて、周囲に対しては影響を及ぼしたいという「影響力」の資質は上位です。

人間関係ができていない中で、影響力を及ぼすとなるとどうなるか?目に見えています。ここが私のウィークポイントです。自分の長所を生かすために、相手をよく見てから行動しよう!これは常に意識しておいた方が良いと思いました。

一方で中位資質について見てみると、いろんな方向にベクトルが向いていると気づきました。

未来志向 →未来
内省 →自分
競争性 →周囲

つまりは上位資質を以って、物事に対する自分の取り組み方が決まってくれれば、いろんな方向に波及して考え、動けるということを意味しているのではないか?と思います。上位資質をブーストしてくれるという点で、中位資質も大事になってくると改めて感じました。

シンプルな分析ですが、ストレングス・ファインダーを使って、少し自分のことを振り返ってみました!結構、診断料はお高いのですが、自分への投資だと思って、診断してみるのも良いかもしれませんね。


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