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yuhakuのブルー

創業当時のyuhaku商品のブルーは、自分好みのグリーンの入ったブルーでした。
しかし、現在のブルーは鮮やかな青みの強いブルー。
なぜなのでしょう。
心変わり?
気まぐれ?
そうではありません。
ある時お客様から
「あの青に魅せられて購入したのに、今では緑なんですよね…」というお声を頂き、染め直しでお預かりした商品の色味を見た際、自分もお客様と同じ気持ちになりました。
それから、現在のyuhakuのブルーは経年変化を見越して染めています。
自分が最も綺麗だと感じるブルーグリーン、それは「海を感じる色」。
あえて青みを強くすることで経年変化したときに、その完成形の色になるよう計算し、染め上げています。

海の色

ここで、皆様に知っていただきたいyuhakuの色へのこだわりを、少しだけ語らせていただきます。
yuhakuのグラデーションは色に深みを出し、最も魅せたい色を強調するためであり、決してアンティーク調にしているわけではありません。

自然界で感じるような色への感動を伝えることを目指し、商品でありながら一点ものとなるよう手作業で染色しています。

また、タンニンなめしの革の持つ魅力の一つにエイジング(経年変化)がありますが、これがyuhakuにとっては長所でもあり短所でもあります。
タンニンなめしの革は経年変化により革本来のヌメ色(肌色)は茶色っぽく変化します。
そうしますと、赤系、茶系の革は元の色から一段階濃い色へと、ブルーはグリーンに変化します。
小学校の頃の絵の具を思い出してください。青+茶系を混ぜ合わせると緑になりましたよね。
それと同じように色が変化していくのです。
お客様の使用環境により経年変化は異なります。
財布をおしりのポケットに入れて使用されると、湿度の高い状態で動くたびに摩擦が生じ黒ずみが発生しますので、鞄での持ち歩きをおすすめします。

せっかく色に魅せられてご購入頂いていますので、
色の変化を楽しみ、お客様のお手元でyuhakuの商品を完成させてください。


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日々の暮らしに彩りを感じていただけるような「ものづくり」を僕たちは追い求めています。
革を使用し、絵を描くかのように1枚1枚を手作業で染色します。
それは、空の情景や海、花びら、鳥の羽などをモチーフに色彩を最も美しく感じてもらうすべとして、グラデーションを掛け表現しています。
手作業ならではの味わいと、単色では表すことのできないグラデーションの色合いは、心にゆとりをもたらせる力を持っていると僕たちは信じています。
今のこのような時代だからこそ必要とされるブランドでありたいと考え、僕たちはこれからも「ものづくり」を続けていきます。

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「日々の暮らしの中に心の彩りを」をモットーに。 人々に寄り添う美を生み出すブランドを目指し、手染めの革製品ブランド「yuhaku(ユハク)」を立ち上げ11年。 ハットをアイコンに代表として経営とデザインをしています。ものづくりのこだわりから経営への理念などを書き綴ります。
コメント (1)
僕も、たまたま雑誌で見て「青」に魅せられて購入させていただいたのですが、あのビビビは間違ってなかった!
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