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大人の言語学習の一番最初に必要なことは自分を○○こと

あえて高校生以上としたのには理由があります。それは、ある程度自分で時間の融通が効き、かつ自分で計画を立てて実行できるようになる人が多いからです。

生徒を見ていると、漫然と言われたことをこなしているように見えます。でも、人によって学び方は全く違います。適性や背景も違います。自分に合った方法を取ればいいのでしょうが、見つける以前にすることがあります。

わからない自分を許す

何を最初から言い訳してるねんと言われるかもしれません。でも、わからない自分を許すのは逃げることではありません。むしろ立ち向かうための第一歩なんです。言い訳するって、ある意味わからない自分を許せないことから派生していると江藤は思います。

自分を受け入れることで見えてくるもの

「わからない」と感じることは誰にでもあります。これを認めることで、自分の弱点を客観的に見つめ直すことができるのです。その上で、自分がどのような学び方が効果的なのかを試行錯誤する余地が生まれます。たとえば、視覚的に情報を捉えるのが得意な人もいれば、聴覚的に学ぶ方が効果的な人もいます。どちらの方法が自分に合うのかは、試してみなければわかりません。

試行錯誤とフィードバックの大切さ

自分に合った学び方を見つけるためには、試行錯誤が必要です。新しい方法を試してみて、その結果を観察し、フィードバックを得る。このサイクルを繰り返すことで、自分に最適な学び方を徐々に見つけていくことができます。この過程で大切なのは、失敗を恐れずに挑戦することです。失敗もまた貴重な学びの一部であり、その経験をもとに次に進むべき方向を見つける手がかりとなります。

試行錯誤、その前に時間計った?

実は何をどれだけやるか考えると言っても、どれだけかかるかさえ分かっていない人が多いようです。これは、私が育児休業前に編み出したことなのですが、自分が普段何にどのくらい時間を割いているか測ってみるんです。その結果、面倒で大嫌いだったドライヤーで髪を乾かすのは物の5分、長くて8分だと分かりました。

例えば構文を150暗記しようと決めるとします。20覚えるのに何分かかったかがわかればあとは単純計算です。

非常に当たり前でシンプルなことですが、この時間を記録するということがなければ何も始まりません。

さいごに

高校生以上になると、自分で計画を立てて実行する力が求められますが、その基盤となるのは「わからない自分を許す」ことです。これを踏まえ、自分に合った学び方を見つけるための試行錯誤とフィードバック、 ただし、その前に必ず計測と記録を。

面倒ですが、ステップをきちんと踏むと意外と始められたりするものです。次回はこの続き、ルーチンの回し方について書いてみますね。

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