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休校中の一筋のきぼう❤️チャレンジする○○者の姿

学び続ける○○者の写真がない日本

普段使っている海外の写真の購入サイトで不思議なことに気がつきました。60代以上の人が学んでいる写真が結構多いのです。iPadやPCを手に、熱心に、時ににこやかに学ぶ姿。そういえば日本ではあまり見かけない気がします。

答えは年長者。イメージとしては50代以上の方です。

勉強は大学入試まで。その発想が根強いのと、学ぶために戦線離脱すると会社で昇進できない。学んで転職してキャリアアップをする欧米式とは社会の構造が違うということもあるのかもしれません。

突如始まった動画配信

そんな中、職場の私より年上の方が生徒に向けて動画の配信を始めました。何度も何度も支援員の人に聴きながら、Google Classroomにぬいぐるみが板書の説明をする動画を作ってアップし、生徒の知識を図るテストを配信したとか。

職場の年長者が率先してテクノロジーを使い、あの手この手で生徒を喜ばせようとしている。勇気づけられるだけでなく、これなら若手が何かやりたいと思ったときの障壁は少なくてすみます。しかも、校則遵守についてもかなり厳しい方。本当に心強いです。

授業の再定義が起こる

「なんか、板書ってなんのためにしてるんやろうね。」録画した動画を見ながらその方がポツリと言います。動画は、板書を背景に、ぬいぐるみが動いて話している形になっています。

効率的なんだろうか、生徒はそれを見てどう感じるのだろうか、他に方法はないのか。実際にやってみないと分からないものです。トライアル&エラー。ただ問題集を解かせているだけでは起こらない学びがそこにはあります。

ゼロじゃなく、ほんの少し始めてみる

その方の動画の作り方は極めてシンプルで、ただクロームブックの前で説明するだけ。作り込んで編集するような凝ったことをしないからこそ、続く。

動画配信、オンライン授業をやらなければ!と肩に力が入るでもなく、「なんか楽しいなー、ハマるな、これ!」と職員室でも話しておられて、周りもついのぞき込む。その辺りがポイントなのかもしれません。

さいごに

気づくとわたし自身輪の中で最年長ということが増えてきました。10歳年下の管理職というのも珍しくありません。仲間内では「ねえさん」なんて呼ばれることも。いつまでも落ち着かない人間ですが、多動であることを活かし、学び続ける姿勢を見せていたいと思います。

4月、新学期。学校現場も揺れに揺れていますが、今だからこそ授業にICTを上手に取り入れてあわよくば再定義できるはず。チャレンジする年長者のいる職場、自分も一緒に作っていきます。

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