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龍大の文プロという神授業

前回以下の投稿でも少しだけふれましたが、今回は龍谷大学の文学部なら誰でも受講できる「文学部プロジェクト」という授業について、説明させて頂きます。

僕自身はなんとなく文学部への入学を決めたのですが、この授業を受けたことによって、本当に文学部を選んでよかったなと思えました。しかし先生と話した時に、この授業がなくなりそうという話を聞くこともありました。そこでこの授業の必要性を生徒の目線から書いていきます。

1.文学部プロジェクトとは?

そもそも文学部プロジェクトとはどのような授業なのか説明していきます。この授業は龍谷大学の文学部1~3回生までなら、抽選さえ通れば受講できる授業です。

1回生は、プレゼンの仕方やパワーポイントの作り方、またチームで成果を出すためにはどうすればいいのかという基礎的なことを学びます。
2回生は、授業の中で企業とコラボして、毎年異なる企画を実施します。僕の年は、その企業の魅力を発信する記事を作成しました。
3回生は「えきにし」というフリーペーパーを作成します。これは京都駅の西側エリアの魅力を発信するために制作されています。

僕は2回生の時に実践発展演習を受講して、3回生の時にアドバンストコースも受講しました。さらに3回生の時には、スタートアップコース実践入門演習のST(Student Tutor)というサポートの役割をやっていたので、一応全ての授業を受けたことがあります。

2.文学部の学びは社会に役立つのか?

結構この授業の中で「文学部の学びは社会に役立つのか?」という問いを考えることがあります。僕は文学部なら誰しもが考えるべき重要なテーマだと思っています。

なぜなら文学部の学びって結構専門性が高いです。例えば、僕は龍谷大学の文学部英語英米文学科に所属していて、そこではイギリス文化について学んでいます。詳しくは以下の投稿に書いたので、ぜひご覧ください。

実際に役に立つのかどうかは職業によるとは思いますが、文学部は卒業後のキャリアをイメージできる場面が少ないと思います。なぜなら社会に貢献する経験をする機会が少ないからです。

例えば、経営学部であれば経営について学んで、企業とコラボするゼミなどもあり、社会にどのような影響を与えるのか考える場面があると思います。他の学部でもそういった機会は必ずあります。

しかし、文学部であれば学んだ先に身につくのは自分の知識だけの気がしています。社会に対して貢献したことがない人が、就活で急に「社会にどんな影響を与えたいですか?」と聞かれて答えられるわけがありません。

こんな風に書いてしまうと、文学部の学びは社会の役に立たないのでは?と思われてしまうかもしれませんが、その問いに対する自分の考えは次回書きたいと思います。よろしくお願いします!

3.最後に

この授業を取っていたおかげで、面接などで以下のようなやり取りがスムーズに出来ました。

なぜその大学に入られたのですか?

「最初は~という軽い気持ちで大学を決めました。ただ龍谷大学には『文学部の学びは社会に役立つのか?』という大きなテーマを掲げた文学部プロジェクトという授業があって、学びを深められたので入学して良かったと思います」

このように就活にも活かせたので、本当に良かったと思います。

ただ冒頭にも書きましたが、この授業がなくなりそうという話があったり、基本的には良い授業なのですが、1回生の最初には授業中に先生が喋る動画を見て感想を書くだけというありえないくらいつまらない時間があります。

そういったところはもっと改善していけると思うので、もっと変わりながら続けて行って欲しいと思います。

読んでくださりありがとうございました!


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