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読書記録 | 美術館がもっと心地よくなる本

表紙がとてもキュート

先日こちらの本を読み終えました。noteでも人気のちいさな美術館の学芸員さんの書籍です。

美術館や博物館は、ジャンルやカテゴリは特に気にせず、「あまり詳しくないけど、見たい!」という直感や興味で訪れることが多いです。

どこで知るかというとネットや街中のポスター、訪れた展示会の出口に置いてあるチラシコーナー。気になるものをピックアップして手帳にメモしておき、行く日を決めます。

これだけ書くと感性が高く美術に明るいようですが全くそんなことはなく、ましてや学芸員さんのお仕事なんて未知の未知。いざ行っても「???」と不完全燃焼で終わることも多いですし、鑑賞後にSNSで自分が通り過ぎてよく観なかった作品がすごく大切な絵画だった、という恥ずかしい思い出もあります。

こちらの本は、そんな私をもお客様としてとても大切にしてくださっているのが伝わってきました。静かな展示空間で、ふとまわりの人を見るとものすごく知識に長けた偉い人たちに見えてしまってなんだか緊張してしまうことがあったのですが、これからはリラックスした気持ちでゆっくり鑑賞できそうです。

文章がとてもリズミカルで難しい専門用語もなく、とても読みやすい本でした。今の、このほくほくした状態で美術館に行きたい!それもまたnoteに投稿しようと思います。

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