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億男

今日は気温が28度。
朝、蕾だった桜が一気に咲きました。
咲いてしまうと、
「とうとう、咲いてしまったのね。」
と、次の季節への移行準備が出来てなくて、
ちょっと気後れしています。
しかも、咲き方が急激で、一気に満開?…くらいです。
3分咲きや5分咲きを楽しみたいのですが。
あまりに変化が大きくて、
例年なら、季節先取りで、
「お花見行かなくちゃ〜。」
「洋服、春物だ〜。冬物よ、さらば!」
っって、思ってたのに、今年は何故か腰が重くなっています。
多分、理由はそれだけじゃなくて、
今年は、心が違うものを探しているのです。

さて、
今頃なのですが、
億男を見ました。

実は、川村元気さんの本て、
なんか、作られた感じが嫌いで見ていませんでした。
(偉そうにゴメンナサイ)

でも、あるnoterさんの記事を読み、
マラケシュのシーンがあると知り、億男が見たくなったのです。

もしかしたら私は、桜より、
モロッコの赤い砂漠が見たいのかもしれません。
頭の中はモロッコ。

一男(佐藤健)、九十九(高橋一成)二人合わせて100の親友。
お金の正体を知りたいと言った九十九は、
99答えを見つけたけれど、最後の答えが見つけられない。
お金で人は変わってしまう。
あり過ぎても、なさ過ぎても、
人はお金に取り憑かれてしまう。
それでも沢山お金を作り出した九十九は
「俺は変わらない。」と言った。
変わらずにいられる人は、
お金はただの道具だって知ってる人だ。
最後の答えを、一男が出す。
「信じていた。」…つまり、信用。

…確かに、お金ってタダの紙切れなんだけど、
信用で成り立ってるんですよね。

信用。
ホリエモンは、人を喜ばせる事がお金を集める…と言っていた。
九十九は、物の価値は人によって違うと。

億男の中で、お金で買えないものがある…って象徴で、
家族はお金では戻らない…って言うのがあったけど、
残念ながら、3億を取り戻した一男は、
ちゃんと家族を取り戻すようなエンディングでした。

アレ?
お金で買えないものがあるんじゃなかったっけ?

私個人の意見としては、
形はどうあれ、お金で買えないものは無い!!
…と、思っています。
ただし、買えたとしても、
それを継続できるかは別。
金の切れ目が縁の切れ目にならなければいいけど…です。
そして、買えないものはない代わりに、
お金に狂わされるって、ある気がします。

え?
私が10億手に入れたら?
多分、狂わない…つもりですが、
どうでしょう?

私の希望としては、
森の近くで野菜を作りたいです。
そしたら、ニワトリとワンコを飼いたいです。
本当は、ヤギを飼って、ヤギのミルクを飲みたいけど、
飼っただけでは、ミルクは出ないって知ってましたか?
私は知りませんでした(汗💦)
なので、ヤギは却下!!

そんな、妄想を楽しんでいますが、
お金がないから出来ない…とか、言ってる事って、
結局、出来ないんですよね。
妄想は妄想のままです。
妄想で終わらせたくなければ、今すぐ動かないと…。
まぁ、妄想を楽しむも良し…だとも、思います。
妄想もしなければ、な〜んにもないですからね。

と言うか、
私の妄想を現実にするのに、10億、いるのだろうか?

私は、億男のストーリーに興味はなく、
モロッコが見たかったんですが、
高橋一成の、切ない演技に魅了され、
しっかり見てしまいました。
落語も上手かった〜。
昔、落研だった私は、誰かに弟子入りしたくなってしまいました。
…どれだけ、感化されやすいのか、呆れます、自分で。

モロッコは何故か、私の妄想とすごく似ていました。
「あ〜、ラクダに乗って、夕日の砂漠を歩きたい。」
「砂漠の朝日を、珈琲を飲んで温まりながら見てみたい。」
「細い路地をクネクネ歩いて、イスラムチックな部屋で
くつろぎたい。」
「タジン鍋の鶏肉が食べたい。」
そして、砂漠で自分が砂粒になった妄想をしてみたい。

一つ違ったのは、砂漠に行く途中、雪が積もっていた事です。
モロッコに雪が降ることを初めて知りました。


高橋一成の落語が見たかったら、
億男、どうぞ見てみてください。

一体どんな、オススメじゃ!!


映画の感想のような、
私の長い独り言のような…に、
お付き合い、ありがとうございます。

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