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とりあえずやってみる。すると意外と簡単だったりする

先日の冬らしからぬ暑さはどこへやら、すっかり寒くなってきました。
気温が下がり始めた頃に吊った干し柿が、そろそろ食べられるくらい甘くなっています。

干し柿を自分で作るのは今年初めてです。
新しいことをやってみよう、ということで、スーパーで目についた箱売りの渋柿を買ったものの、気温が高い日が続いていたので、今か今かと寒くなる日を待っていたのが今月の10日ごろ。
最高気温が20度を下まわり、かつ晴れが続くのを天気予報で確かめ、せっせと渋柿の皮を剥きました。

吊るすために、段ボールなどを縛るのに使う、あのかしゃかしゃした紐を買っていました。でも、トップバリュの3段になっている物干しに替えてから、すっかり出番をなくしていた物干しが目につきました。
柿のヘタから伸びた枝に、紐を括る手間も要らず、洗濯バサミ一つおきに柿を吊るせば、重なってしまう心配も入りません。
虫と埃除けに、目の細かい浅型水切りネットをかけてみたら、ちょうどいい大きさでした。

物干しに吊るし終わったら、けっこうな壮観。
子供たちも、靴下の代わりに渋柿を吊るされているのをみて、「なにこれ!」
と笑っていました。


何日くらい干したら食べられるんだろう、と調べてみたら、食べる人の好みでいいそう。
干し柿って、カチカチになって白く粉を吹いたくらいが食べごろだと思っていました。
試しに一つ食べてみたら、とろっとろで甘い!
そのまま食べられる熟した柿をスプーンで食べるのとはまた違って、なんだか甘味が濃縮された感じです。
子供達も初めて食べる干し柿を「あまーい!」とすっかり気に入った様子。
こんなに簡単でおいしいなら、もっと早く始めたらよかった。

なかなか重い腰の上がらなかった干し柿作りですが、やってみたら意外と簡単でした。
今回は紐に吊るす手間を省き、柿が熟れてしまう!と時間に限りがあったことで取り掛かれました。

日常の中にあるやってみたいけどなかなか取り掛かれていないことって、ほかにもたくさんありますよね。
こうしてやり方を簡単にして、いつまでに、と決めてしまったら、もっとサクッと取り掛かれそうです。

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