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溶かしバターを使わない、サクッふわっと食感マドレーヌ。

マドレーヌとは?

貝殻の形に焼き上げぽっこりとした、おへそが特徴的な焼き菓子です。

一般的なレシピは溶かしバターと同量の、全卵、砂糖、小麦粉を合わせた物に、ベーキングパウダーと香料(バニラやレモンの皮など)を添加したものになります。

フィナンシェとマドレーヌの大きな違いは、
卵白のみ   →全卵である。
焦がしバター →溶かしバターという点です。

フィナンシェについてはこちらもどうぞ↓


マドレーヌ配合

全卵       …180g
卵黄       …60g
無塩バター              …200g
三温糖      …230g
はちみつ               …20g
塩        …1.5g
レモンの皮              …0.5個
薄力粉      …250g
ベーキングパウダー…4g
コーンオイル   …50g

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☆三温糖は生地にカステラのようなしっとり感を生み出します。
☆はちみつ、コーンオイル(ある油で大丈夫ですサラダでも太白胡麻油でも可)は、生地の保湿を高めます。
☆レモンの皮(バニラでもオレンジでも可)はすりおろして下さい。
☆卵とバターは常温に戻しておきましょう。
☆粉類はふるっておきます。
☆型にはバターを刷毛で塗り、強力粉を打っておきます。




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作り方

①バターをミキサー(またはハンドミキサー)で柔らかくします。




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②三温糖と塩を入れ、白っぽくなるまでホイップします。

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③しっかりと溶きほぐした卵(レモンの皮入り)を4〜5回に分けて入れ、都度しっかり合わせていきます。

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④ふるっておいた粉類と合わせます。

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⑤湯煎にかけておいた蜂蜜と合わせます。

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⑥コーンオイルを合わせていきます。

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⑦完成です。

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作り方ポイント

↑②バター(油脂)を泡立て空気を抱き込むことで、後から入る卵(水分)が入りやすくなります。

↑③卵白(水分)と、乳化力のある卵黄(油脂)をしっかりほぐすことで、つながりやすくなります。

↑⑤蜂蜜は酵素が強いため、卵の膨らみを阻害してしまうため、熱を加えて酵素を壊しておきます。

焼成していきます。

絞り袋で8分目まで絞っていきます。

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流し終えたら底を叩いて、平にします。

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しっとりと焼き上げる為に生地に霧を吹きかけます。

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160℃のオーブンに20分〜25分で焼き上げます。

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ケーキ網にひっくり返しであら熱をとったら完成です。

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断面図

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キメが細かく、しっとりと焼き上がっているのがわかると思います。

まとめ

溶かしバターで作るものに比べてサクッと焼き上がっている割に、しっとりとしています。

そしてしっとり感もありつつ、バターを泡立てているので、ふんわり感もありバランスの良い配合になっています。

季節によって栗🌰のコンカッセとラム酒、小豆と桜の葉🌸など、バリエーションも豊富に変えれます。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

また次のnoteでお会いしましょう。



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