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川崎

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川崎のショートストーリー
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#川崎

ミノ

ミノ

川崎は自宅兼お店の自慢の中庭で炭火で肉を焼いていた。
炭の扱いは難しく、汗が滴り落ちる。
目の下の汗を拭う。目の下に黒い墨がつく。

質屋を営んでいる川崎だが、この時間帯に人が来る事はほとんどない。開店休業状態である。

だから少し早いがひとり焼肉を開始した。

片面づつ、じっくりと、網の目から充分に脂が滴り落ちたら食べ頃である。

ロース、ハラミ、タン、ミノ。。

この日の為に仕入れたお肉を所狭

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