見出し画像

パパと離婚してごめんね

離婚してから、もうすぐ10年。現在は、元夫とも笑って会話できるし、つっこめる関係ではあるけど、会話をしてて「やっぱり、離婚して良かった。」と思います。離れてるからこそ、ちょうどいい関係の私と元夫。(笑)

そんな現在の私だけど、息子達に対して「離婚してごめん。」って、何度も、何度も、心の中でWhisper(ささやく)しました。小さなことでも、息子達に何かあると「離婚のせいだ」と自分を責めたり、「親が離婚したからだ」「シングルマザーだから」と思われないようにと体に力がはいったり。「私たちの間に生まれてこなければ、もっと幸せだったのかな?」と考えたりしたことも。離婚当初は、ただただ、子供達に申し訳なくて一人でいると涙がポロポロ出てた時もありました。

その時にある人から、この本を勧められました。

「生きがいの本質」〜私たちはなぜ生きているのか〜 飯田史彦


「みどりさん、息子さん達はみどりさんの息子になる事を、自ら選んできたんですよ。離婚した親の元に生まれて、そこで学ぶことがあったんです。ぜひ、”生きがいの本質”を読んでみてください。」

小さい頃から、見えるものよりも見えないものに興味のあった私には、その本の内容は自然に入ってきました。

「胎内記憶」と言う言葉だって、今こそ知ってるけど、その当時の私は知りませんでした。それまでに、胎教の重要性や、「お腹の中は暗かった」とか「パパとママが喧嘩してたのが聞こえた」などの赤ちゃんの生まれる前の記憶があると言うことは聞いてたけど、既にお腹の中に宿ってからの話ばかりでした。

ところが、それ以前の、お腹に宿る前の記憶がある事をこの本で知りました。

第一章は、「生まれるということ」。

この中で、人は「人生」と言う名の修行の旅に出る為に、誰かの子供として生まれ、その誰か=両親は、その子供が選ぶと言うことを知りました。子供達はテレビのようなもので、両親を見ていて、「このママとパパが良い!」と自ら決断し、滑り台のようなものを滑って、自分の選んだママのお腹に宿ると言うんです。本の子供の話は、どれだけあの時の私を助けてくれたでしょう。こんなママでも、選んできてくれたんだ。だったら、頑張らないと。この子達をたくさん愛して、守ってあげないと。。。

第二章の「人間関係で悩むと言うこと」の離婚については、

「いくら、離婚した相手だとしても、離婚は学びのプログラムですから、その相手をいつまでも恨んだりしてはいけません。たとえ今は別れていても、かつては人生の一時期をともに生きた”戦友”。。。」「だからこそ、”人生の一時期、あなたとの関係を通じて大いに成長させていただきました”と感謝をしながら生きることが必要なのです。」

はいはい、「シンデレラ」や「眠れる森の美女」の中の王子様のようなソウルメイトではないけど、元夫は、私のソウルを鍛えてくれたパーソナル・トレイナー。そう言った意味では「ソウルメイト」かな?と、今は思えます。感謝、感謝。

そうそう、この映画、「神様からのおやくそく」は、上映を見逃してしまったのですが(涙)、この予告をみてるだけでも涙がでます。(涙x 10)


こんな事もありましたよ。

長男の誕生日は、元夫の誕生日の前日。「あ〜、もう一日、待てたら良かったねぇ〜。」なんて、出産後に言ってたんですけど、それには長男なりの理由がありました。出産後、日本の家族・友人に、長男の誕生を知らせる為、日本時間での誕生日時を算出したのですが、それをみてビックリでした。

長男の誕生日:10月5日午後3:05 (米国時間) 

元夫の誕生日が、10月4日、私の誕生日が、8月5日

アメリカ誕生時間を日本時間の誕生時間に変えたら。。。

10月4日(元夫:10月4日)午前8時05分(私:8月5日)だったんです。

だから、陣痛が二日間と長かったのね。だから、なかなか出てこなかったのね。パパとママが喧嘩しないで、仲良くいれるように考えてくれたんだね。パパとママの間に生まれ来ることを選んでくれたんだね。(因みに、次男の誕生日を日本時間に変えると、私の弟と同じ誕生日。)

息子達が選んだんだからって、私は何をしてもいい。。。ってわけじゃない。やっぱり、私は子供を欲しくて産んだんだし。ずっと、この子達のかあちゃんだから、失敗するかもしれないし、迷惑かけるかもしれないけど、頑張るよ。これからもよろしくね。お互いがお互いを選んだんだから、これからも仲良くできるといいね。

Love,

Midori

Note:  文中の3人の誕生日は、本当の誕生日ではなく変えてます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?