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『ネクスト イン ファッション』からビジネスで必要なものを学んだ話

海外ドラマにハマってます。この一ヶ月だけで『ストレンジャー・シングス』、『ネクスト イン ファッション』を全部見ました。海外ではないですが、この週末に『全裸監督』も見終わりました。

そんななか、『ネクスト イン ファッション』がただの海外ドラマではなく、ビジネスで世界で戦うのに必要なことが詰まっていると思ったので、私のイチオシとして今日はその話をします。


『ネクスト イン ファッション』はタイトル通り、ファッションがテーマとなっています。世界中で活躍するトップデザイナーが優勝賞金25万ドル(日本円で約2700万円)を手にするために、技術とセンスを競い合う番組です。

ファッションに関しては僕は本当に無頓着。自分のクローゼットを見るとモノトーンです。白と黒、グレーと紺という色のなさ。しかも同じような服ばかり。

学生時代の苦い思い出として、好きな女の子とデート行くことになり、何を着ていっていいのか分からずお店にあるマネキンをそのまま買ったことがあります。しかも学生でお金がなかったため、古着屋のような安いセレクトショップで買ったこと、またそのマネキンに着せられてた服が在庫として売りたかったのか今思うとマジでダサいものでした。後日、その好きな子は「最初あの服を見たときはマジかと思った」と言われて死にたくなりました。

願うならそのときに戻って自分を殴ってでも止めたい。そしてこの『ネクスト イン ファッション』を無理やりでも見せたい。

なぜなら、このドラマはデザイナーたちが毎回ファッションテーマに沿って競い合うのですが、そのテーマについて番組進行役でありトップデザイナーの男女の2人がそのテーマについてのファッションポイントを教えてくれるからです。

例えば、『スーツは値段ではなく、フィット感を重視』や『ストリートファッションはワイドとタイトの組み合わせろ』など。
ストリートファッションは僕も好きなため、ちょっとワイドなダボッとしたトップスを着るならパンツはタイトにするとよい、またその逆もしかりなど、聞いていて目からうろこ。

ファッションが好きな人からすると当然のことかもしれませんが、ファッション雑誌など読まない自分にとっては知らないことの連続。これを知るだけで学生時代にあんな恥ずかしい思いはしないですんだとさえ思います。柄のセンスはさておき。

またこのドラマの面白さは、デザイナーたちが競い合うことですが前半部分ではチーム戦となり、2人1組でひとつ、もしくはふたつの洋服を作り上げます。

ここで問われるのは技術以上にチームワークです。デザイナーに限らず、クリエイターというのは主張が強い。ましては一番になろうと思っている人たちが集まっているわけですから、決して自分の意見を曲げようとは思いません。
デザインだけでなく、服も実際に作るので「作業が遅い」など、相手の一挙手一投足が気になり口出しをします。

当然険悪になりますし、できた作品に「自分は納得いってない」とか普通に言います。マジで怖い。

後半戦でやっと個人対決になりますが、そこで問われるのは「新しいこと」そして「短時間でどこまで作り込めるか」ということ。
特に「新しいこと」について審査員はシビアでした。
「どっかで見たことある」「新しさは感じないね」など、今まで見たことがない素晴らしいものへの評価はとても厳しく採点されていました。

これはファッションの歴史や最新の流行や他のブランドの作品を常に見ていないと言えないことです。

短時間で作らなきゃいけないからと、甘くは見てくれません。
ファッション業界ならではのシビアさです。

この「新しこと」「オリジナリティがあること」は世界で戦っていくことはファッション業界でなく、ビジネスの世界でも必須だなと僕は思いました。

なぜなら他でやっていることなら、あなたにお願いしなくてもいいということとイコールになるからです。

「なぜ自分に発注してくれるのか」それをすぐに答えられないと、多くの中の一つとして埋もれてしまい、代替できるものとして報酬も上がらないし、クビを切られてもおかしくないからです。

自分にしかできないことがある。それは最新のサービスを熟知していて先行者利益を得ることができる。彼・彼女じゃないとできないことがあるor彼・彼女だからお願いしたい。

そういった人物にならないと生き残れないということを、この『ネクスト イン ファッション』が教えてくれました。

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