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≪Vol.244≫意図を伝える~外国人と働く~

僕は野球が好きなので、野球関連のYouTubeを見ることがあるのですが、そこで言われることは「今の時代は昔とは違う」です。

いろんな理由があるのですが、僕の理解では「指示する意図がわからないと、若い奴はやらない」という事です。要するに昔で言うところの「やれって言ってんだから、やれよ!」っていうのは通じない。という事です。

それを見ていてよく感じです。

それは、一般社会でも変化が進んできている事でしょう。
最近の若者は・・・っていうワードは何万年も前から引き継がれている言葉なので、今も変わらず日々変化があるわけですが、その言葉通り20年前の僕が20代の頃と、今の20代では違います。

そして、僕の場合は「外国人」と仕事をしているのですが、日本人のその変化よりちょっと早く「意図」について疑問視されることが多くありましたので、僕の方が少しだけ早く、他の日本人より鍛えられているのかな?なんて思ったりしています。

さて「意図」の話ですが、
「石川さん、それなぜやってるんですか」「この仕事は何のためにやるんですか」「何の意味があるんですか」ってアレですが、これを伝えないとなかなか物事が想像のようには進みません。

今までの日本人だと、「まぁ、上司がやれって言ってるから、やるか」なんてことでもよかったのですが、そうは問屋が卸しません。

実際は伝えなくても、仕事なのでやるにはやるんですが、「何でやってんのか?」がわからないと、想像以上にやる気も上がらないし、パフォーマンスも上がりません。

そうは言ってもさ、そんな明確な「意図」なんてないよ。
頼まれた仕事でやってんだから。みたいなことも世の中には間々あるわけじゃないですか。というお気持ちもあると思います。

でも、諦めずにその人なりの意図を示さないと、想像以上に「リスペクトがなくなります」。「あの人何にもわかってないでやってんだ」ってなります。
これは、お金(給料)の問題だけではありません。お金で解決する話ではないので、指し示す立場の人は「目的」を伝えないといけないため、想像以上に勉強が必要だなと感じています。

「目的・意図」を伝える。って、頭の中ではだいたい伝えたいことがあるんですが、多くの場合は「言語化」が出来ないので、
「ほら、何となくわかるでしょ。分かってよ。」ってなります。
自分の理解から伝えるまでの距離が想像以上にあるから、ココがメチャ勉強しないといけないと感じています。

もう時代は待ってくれないと感じています。
「最近の若い奴は・・・」「四の五の言ってないで・・・」。
そんなの通用しない未来が来るのはわかっていて、もう結構来ています。

僕は伝えたいので勉強してみます。


今週も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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