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≪Vol.205≫ゴールは同じでもアプローチの仕方は違う~外国人と働く~

僕の会社は「外国人コミュニティ」を持つ人材会社なので、人材に対してたくさん時間を使うし、たくさんのお金を使います。

お仕事でいうと「インバウンド関連事業」が多く、外国人観光客を対象としたマーケティングや受入れ事業をすることが多いです。こういった「インバウンド」に関する事業においてはいろんな方法で課題を解決できるわけですが、僕の会社の場合は「人材」を活かす方法を意識することが多いです。

以前、マクドナルドで働いていた方の講演動画で見たことがあるのですが、マクドナルドは飲食店(ファーストフード店)なので「美味しいものを、安く、早く提供すること」がお客様の要望を満たすことになります。
そうなると働く人は美味しく、早く作れるスキルをあげる必要があります。それこそがマクドナルドで必要なスキルではあるのですが、、、

マクドナルドの教育で大切なのは「ハンバーガーを焼き方でも、ポテトの揚げ方でも、コーラの注ぎ方でもない。人を育てることなんだ!」という話がありました。

なぜか?
マクドナルドに働きに来るアルバイトの多くは、高校生など「人生で初めてアルバイトをします」という人がたくさん来る。その人たちに必要なことは料理を作るスキルではなく、社会を学ぶことこそ大切なことなんだ。という話がありました。
とはいえ、ビジネスですからそんな浪花節でどうにかなるわけではないのは確かで、「利益」を生まなければならないのですが、どんなに素晴らしいシステムがあっても、そのシステムも「人」があってこそ(育ってこそ)のシステムである。という考えが根本にあったと聞きました。


僕がやっていることはマクドナルドとは違うのですが、そもそも「なぜ、僕は今の仕事をしているのか?」に立ち返ると、「日本にはもっと外国人がたくさん生活して、助けてもらうような社会にならないと、このままでは日本は大変なことになる」と思ったからです。
僕のように子供がいなくて、結婚をしない人も、データを見れば明らかに増えている(いく)でしょう。それも仕方ないとは思うけど、このままではどう考えても人口ピラミッドがおかしなことになるのは間違いない。どうにかしないといけないと思ったときに僕は自分の経験も踏まえて「日本人と外国人で日本の社会を作っていく」というのは面白いと思った。という経緯があります。

という考えのもと「外国人が日本でよりよく働く・生活する」ということに対して自分なりに、たくさん意識して、たくさん話して、たくさんお金も使っています。
だから他の人から見たらそのお題に対して「何にお金や時間を使ってんの?」って思われることもあったりします。特に内部事情を分かっている人にはそう思われるかもしれないです。
※表向きにはただただ仕事(課題解決)を自分なりに最適化してやっているので、そうは思われないかもしれません。

でも、それでいいのです。
それを理由にゴールを変えたらいけないが、ゴールが同じであれば、アプローチの方法はそれぞれの特徴や目的を持ってアプローチするのでいいのではないかと。アプローチの手法なんて星の数ほどあるわけですから、何か自分なりの決め手がないと逆に自分らしさも出なくなってしまうのではと思っています。


最近は自分のことを書くことも多くなっているのですが、そんな意識で頑張らせてもらっています!

引き続き応援してください!
今週も最後まで読んでいただきありがとうございました!

いただいたサポートは、TOKYO GLOBAL LABという弊社の外国人留学生が日本のインバウンドの課題を解決するための活動に活用させていただき、皆様の役に立つ情報を提供いたします。よろしくお願いします。 https://tokyo-global-lab.com/