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【街のカケラ#4】アデレード

南オーストラリア州にあるアデレードに1ヶ月滞在してスナップしてきました。ストリートスナップをするためだけに旅をする。まさに理想の時間でした!



スナップのためだけに


今回のアデレードの目的は本当にストリートスナップのみ。海外の都市部でスナップをするのは日本とはまた違った建築様式や人の服装の組み合わせで新しい視点を得られる時があります。

今回は観光という観光はしていないので、写真から街の様子を伝えられたらと思います。まさにこれが「街のカケラ」で大切にしている軸の部分です。

「境界」
日向と日陰、店内と外の境目に立つ男性


1ヶ月写真と向き合って


「写真を撮る」それだけのために海外で生活したこの時間は私にとても多くの気付きを与えてくれました。

Rundle St 「Mall's balls 」

それまでは漠然と「旅をしたいな」「海外で写真を撮りたいな」くらいでしたが、実践してハッキリしました。

写真旅をしながら暮らしたい。日本で写真を展示したい。

そのためにはどうしたら良いか、どうしたら多くの人に私のことを知ってもらえるのか。そのために始めたのがこの【写真研究note】

それまではインスタを中心に発信をしていましたが全く広まらず悩んでいました。Xも同様に。ですが逆に言えば広がるような発信をしていなかったということですよね。そこでプロフィールやリール、投稿のキャプションの書き方などを工夫したら190人から1ヶ月で1200人程まで増えて、今ではDMでお褒めの言葉も送ってくれる方もいて徐々に展開していることを実感しています。

まだまだですが目標のためにとり続けようと決意が固まった時期でした。

日本とアデレードの繋がり


話は変わって、あなたはアデレードという街を聞いたことがありますか?実は日本とは深い関わりがあるようです。

姫路ガーデン内

たまたま現地で見つけたのですが、アデレードには「姫路ガーデン」という日本庭園があり、愛知県姫路市とは姉妹都市だそう。

1982年、アデレードと愛知県姫路市は姉妹都市提携されていて、学生や芸術家の交流、オーストラリアの農作物の供給などさまざまな形で関係を築いています。

一風変わって日本の入り口

しっかりとした日本庭園で雨天もあいまってしっとりとした風情ある和を、オーストラリアで感じることができました。それもそのはず、1987年に日本の熊田造園によって改修工事が行われています。

日本にいない鳥がいるのが面白い違和感でした。


アデレードスナップ 作品


チップを払う小さな子

アデレードは比較的小さくてコンパクトなシティ。交通機関も充実していて車がなくてもどこへでも行けます。当然私は歩いて散策していましたが、歩きだけでも街の隅々までめぐることができました。

メインストリートであるRundle Stは毎日何かが起きる、スナップする人にはうってつけの場所でした。

ハトに集う鳩

当時はAlan Schallerの影響でモノクロにハマっていたので気付いたらモノクロだらけ。立ちよったカフェから鳩が出ていく瞬間は、反射的にカメラをてにとっていました。

飛び立っていく鳩がどこへ行くのかどこから来たのか、写真の枠の外まで想像を広げてみるとより深く楽しめると思います。

カフェから出る鳩

この街には至るところにアートなものが点在していて、建築デザインも美しく壁に描かれた絵が誰の作品なのか気になる場所が多いです。

曲線が美しい建物
絵の警官

警察官の絵が描かれた壁の前にパトカーが停まっていて、面白いと思って撮りました。ストリートスナップならではの感じがします。

まとめ


1ヶ月間集中したからこそ見えてきた今後の目標やそれに向けた行動がありました。目標に向けて具体的な行動を起こして実践できているのはこの1ヶ月とnoteを読んでくださっているあなたのおかげです。

アデレード最終日は、空港からオーストラリアらしい赤い夕日が見送ってくれました。

アデレード空港にて

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