【ガンバの軌跡②】J2優勝
皆さん、こんにちは。ゆーだいです!
今回は、「ガンバの軌跡」の第2回目となります。
当初の予定では、2回目に2013年と2014年をやるつもりでしたが、この2年はJ2優勝とJ1優勝ととても密が濃すぎるので、2回目に2013年、3回目に2014年を分けて行おうと思います。
1回目の記事はこちら↓
連載内容
1回目:2011年〜2012年(出会い〜降格)
2回目:2013年(J2優勝)
3回目:2014年
4回目:2015年〜2016年
5回目:2017年〜2018年
6回目:2019年〜2020年
7回目:2021年〜2022年
※内容は変更になる可能性があります。
それでは、行きましょう!
①J2優勝
初のJ2となった2013年は、新たに長谷川健太監督が就任し、1年でのJ1昇格を目指すべく、主力の大半が残留した。これはとても嬉しいニュースであった。ガンバを1年でJ1に戻したいというチーム全員の熱い気持ちがとてもよく伝わり、とても感動した。また、ロンドン五輪韓国代表のオ・ジェソク、関西大学からユース出身の岡崎建哉を獲得した。
シーズン序盤はJ2の洗礼を受け、厳しい戦いが続くも、開幕から12試合連続無敗を記録(6勝6分)し、なんとか負けずに強さを発揮した。その後も、第13節神戸戦で初黒星を喫したが、第13節以降6連勝を記録した。
当時、小学6年生だったのですが、ホームで試合が行われるときはほぼ毎試合ホームスタジアム(万博記念競技場)まで足を運んでいた。小学生なりに試合を見ていて感じことがあります。それは、「守備の安定感」である。昨年のガンバ、特に西野体制下では、超攻撃的スタイルを志向しており、「3点取られても4点取る」ような超攻撃的スタイルを打ち出してきた。スコアを見ても、4-3や3-2など打ち合いになる試合が多く、ハラハラドキドキする試合が多かったように感じる。見ている方はその方が面白いと感じるが、私自身は1-0や2-0など無失点で抑えて勝つ守備的な試合展開が好きなので、このような試合はあまり好きではない。
しかし、2013年のガンバは自慢の攻撃力は維持しつつも、守備での安定感が増したように感じる。長谷川体制になって、「超攻撃的スタイル」から「攻守速攻」に転換した。攻守速攻はいわゆるカウンターであり、自陣に引いて相手に攻撃させ、ボールを奪ったら相手が守備を完成させる前に攻撃を仕掛ける戦術のことである。この戦術を行うには、ある程度の守備の固さが必要であり、シーズン前はうまくいくのか不安であった。しかし、その不安は杞憂に終わった。序盤はやや苦しむも、徐々に失点の数を減らし、守備での安定感が出てきたのである。また、攻撃と守備が共にうまくいくことで、チームとしてのまとまりも出てきた。昨年では考えられなかった光景である。昨年は、チームとしてのまとまりは愚か、崩壊寸前であった。そのような崩壊寸前のチームをJ2首位になるまでまとめあげた長谷川監督もとても素晴らしい監督だと思う。
その勢いのまま、第16節終了時点で神戸をかわして首位に浮上する。6月には代表戦で遠藤・今野が不在となるも、無敗で前半戦を首位で折り返した。夏の補強では、ホッフェンハイムから宇佐美貴史が2年ぶりに復帰した。まさか、J2で宇佐美が見れるとは、全く考えていなかったのでとても嬉しかったことを覚えている。その宇佐美が加入直後から大爆発し、夏場の戦いも無事乗り越えることができた。しかし、終盤になってくると、第32節の長崎戦でホーム初黒星を喫すると、その後やや失速し、第35節で神戸に首位の座を明け渡してしまう。
しかし、ガンバは諦めなかった。第39節のロアッソ熊本戦で首位を奪還し、同時にJ1昇格を決定することができた。さらに、ホーム最終戦となった第41節のモンテディオ山形戦を3-2で勝利し、J2優勝を成し遂げることができた。私も優勝の瞬間を見ていたのですが、マジで泣きそうになりました。サポーター歴わずか2年弱のにわかサポーターですらも、泣きたくなるぐらい感動的なシーンだったのです。しかも、ホーム万博でタイトルを勝ち取ったのがこれが初めてであったことも、感動物である。そして、その瞬間を見ていた私は、世界一の幸せ者だと感じた。
そして、
来年は再びJ1の舞台。
ガンバが再び輝くことを夢に見ながら。
共に歩き始める。
続く
よろしく頼みます!