見出し画像

ジャンプシュートの評価基準ってなんだろう?

ハンドボールの科学は毎週金曜日に公開!
院生時代の研究テーマが「ハンドボール選手の投球動作の3次元動作分析とバイオメカニクスを活用した指導法の構築」であったので,主にハンドボールの投げる動きに関しての記事が多くなっていくかと思います!しかし,ハンドボールの科学ですから,幅広い分野の研究を紹介していきたいと考えています.是非,明日の練習に!指導に!活かしてください!

文献情報

タイトル
JUMP SHOT PERFORMANCE IN TEAM HANDBALL – A KINEMATIC MODEL EVALUATED ON THE BASIS OF EXPERT MODELLING


著者
Primož Pori
Marta Bon
Marko Šibila

ジャーナル
Kinesiology 37(2005) 1:40-49

結論


ハンドボールにおける技術の質の高い評価基準を作ることは若い選手の育成に役立つと考えられる!

方法


・事前に評価シートを作成
・3名の審査員とコンピューターシミュレーションの一致度により,その評価方法が使いやすいかを測定
・2台のカメラにより,3次元動作分析した
・対象はスロベニア代表レベルの成人男子選手10名
・BPは6名,Wing2名,PV2名で構成されていた
・対象試技はジャンプシュート
・得られたデータから,ジャンプシュートにおける成功ツリーを作成する
・動作を助走,離地,跳躍,投球,着地で局面わけした

わかったこと!


・最も重要度が高かった局面は投球あり,次に離地,跳躍局面が続いた.
・審査員同士の評価の一致度も非常に高く,技術の質を判断するのには妥当の評価点であったと言える

これが評価シートだ!


これが実際の評価シートを翻訳したものです!ぜひ指導に活かしてくださいね!

スクリーンショット 2020-10-30 15.08.36

※CGとは重心のこと


ハンドボールを徹底的に学び合えるオンラインスクール「kocs(コチ)」では,ハンドボールの投球動作に関する情報としてZOOMでセミナーしたりしてます!!もし,ご興味があれば,Facebookにてご連絡ください!また,公式Instagram,Twitterアカウントもあるので是非フォローを!


それでは!


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?