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掌編小説を書いてみた感想

今週の火曜から、4日間に渡って連載していた掌編小説が昨日完結しました。

内容は音楽×寸劇がメインの創作ダークファンタジー、聖騎士シリーズのスピンオフ『聖女ミェゼの章』です。

4話構成なので、1話ごとに起承転結に当てはまるように書きました。

昔から小説を書くことに苦手意識があり、連載小説を完結させたのは今回が初めての経験でした。凄く勉強になりました。完成した時の達成感のようなものも感じられてホッとしています。

完結させられた理由

今回のお話を完結させられた理由はいくつかあると思いますが、なにより1話あたり800字程度と事前に分量を決めて書いたのがとてもよかったように思います。

800字って意外と少ないんですが、たっぷり改行してもスマホ画面のスクリーンショット4枚分に収まってくれて、文字を読むのが苦手な自分にもちょうどいい長さでした。

1話ごとのボリュームは少し物足りないくらいがちょうどよくて、次の話を読む動機になることはもちろん、あったかもしれないシーンやifを想像してもらえる余地を残せていいなと思いました。

小説を書く難しさ

文字だからできること、できないこと。自分の得意なこと、不得意なこと。そういうことに真剣に向き合った4日間でした。

セリフの声色は、当然のごとく文章では表現できないので、実際に音読してみた語感と、目で追ったときに脳内で鳴る語感に齟齬がないように前後の文章を調整したりしました。

前後の文章量や末尾の変化に付随して、微妙に声色が変わるんです。前の文末のせいで次に来るセリフが突然棒読みになったりもします。

そのような調整に効果があったのかなかったのかはわかりませんが、それを判断するのは半年後でも一年後でも構わないという気持ちで書いていました。

おわりに

しんどかったけど、良くも悪くも「4日で終わる」という意識に救われました。失敗して当然だし、失敗してもよいからやってみたいと思える題材を選んで書きました。

今はこのお話を書くことができてただただ良かったと思っています。

ちなみに今日は凄く疲れてげっそりしていました。それだけ慣れない精神力を使ったのだから当たり前かもしれません。

今後もいくつか小説として書いてみたい題材があるので、聖騎士シリーズのスピンオフとして制作していきたいと思います。スピンオフ大好き!

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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