内藤万博
【日記】東京異動を機にこっちの食事を載せていきます。
primeで表題作視聴。CGアニメ作品だが、リアルに近づける方向ではなく、CGのならではの映像にこだわった作品で絵柄と内容がマッチしていたと思う。 ピーター・パーカー(スパイダーマン)とグリーンゴブリンの死闘に出会せた少年、マイルス・モラリスはその数日前に放射能蜘蛛に噛まれて、ピーターと同じ能力を持っていた。 スパイダーセンスでそれを感じ取ったピーターは、「能力の扱い方教えるから手助けしてくれ」と、キングピンの計画である「次元通路」を開かせないための鍵をマイルスに手渡
ニコラス・ケイジ主演の表題作をdTVで視聴。ニコラス・ケイジ主演とはいえ、登場するのは結構後の十分くらい経ってから。最初はインターポールが出て来たり、傭兵が出てきたりととても国際的な物語が始まるのかと思っていた。 あらましとしては傭兵を雇って私設軍とした戦争屋が彼らに金を払わずに逃走しようとする。それに怒った傭兵たちが戦争屋を襲撃、金を寄越せと迫るが「世界中の銀行に分散して手元にはない。引き落としに時間をくれ」と懇願される。傭兵たちは聞く耳を持たず「分散先の米国の銀行で一
Netflixでの表記は『The Post』だったのでそういうタイトルの映画かと思っていたら、邦題は表題の通りの作品だった。スピルバーグ監督作品で、トム・ハンクスやメリル・ストリープなど名優揃いの作品。 いやぁ、これは面白かった。ワシントン・ポスト紙がメジャー化するために株式公開を行おうとしているが、そのタイミングでライバルであるニューヨーク・タイムスがベトナム戦争に関する政府の極秘文書を入手した大スクープ。 ワシントン・ポストとしてもなんとか追い付き、追い越したいが、
キリアン・マーフィー、シガニー・ウィーバーにロバート・デ・ニーロという名優揃いの表題作を視聴。約名忘れたので、役者名で書きます。 ロバート・デ・ニーロは盲目の超能力者の肩書で心霊治療などを行うオカルティスト、対するシガニー・ウィーバーは超常現象など存在しないと、そういった人物を詐欺として研究する物理学者という役どころ。キリアン・マーフィーはシガニー・ウィーバーの助手の物理学者なんだけど、彼の母親は過去にデ・ニーロの心霊治療に傾倒するあまりに医学に頼らず病気が悪化して命を落
Netflixにあった表題作を視聴。サメを観察するケージに入った姉妹だったが、そのケージを吊るすウインチが故障して海底47メートルまで沈んでしまい、戻れなくなったという密室スリラー。 周囲にはサメがうようよ、ボンベのエアーも残り少ない、助けに来た人がサメに襲われて死亡等々、シチュエーションをフル活用した内容。 面白いのは、基本はその姉妹二人だけしかいない状況なので、そんな極限状態でもガールズトークめいたお互いの吐露が始まるところ。 男同士だとあの展開は逆に嘘くさいのか
マーベル・シネマティック・ユニバースの添え物らしい表題作視聴。ヴェノムは本来、スパイダーマンの敵役なのだけど、本作ではヴェノム自身がヒーロー側に回った作品(人間食っちゃうけど)。 視聴後の感想はただただ岩明均氏の漫画『寄生獣』ミーツ『マーベル・コミック』という印象。なぜなら構造が結構そっくり。 ヴェノム=シンビオートという宇宙生命体で、地球で生きるためには地球本来の宿主に寄生する必要がある。この設定からして寄生獣そのままという感じではある。漫画と同じく、犬に寄生する場
マーク・ウォルバーグ主演の表題作を視聴。いやぁ、この主人公、IQがとても高い天才として描かれているんだけど、とにかく性格が最悪。 他人の失敗や思慮不足をこれでもかって口汚く罵り、その反面で自己評価は異様に高く、他者は自分の足を引っ張るだけみたいな感じで日々過ごしている。 もちろん、他の登場人物からも「あいつの性格は病気だ」と揶揄されるのだけど、なんで主人公をこんな性格にしたのかは結構謎。その性格じゃないと駄目って感じではなかったので。 映画の設定としては、決められた時
人道的な道徳精神など持っていないが、常勝・敏腕のロビイストである女性を主人公とした社会派映画。ジェシカ・チャステイン演じるエリザベス・スローンは「勝つためには何でもする」有名ロビイストで、海千山千の政治家相手でも折れない態度から業界での権威も上がっていく。 そんな中で新たに彼女にあった依頼は全米銃協会よりの「銃規制法案反対」の運動。「銃規制法案」の骨子はあくまで「銃購入時に身分証明が要る」というもので「銃所持できなくなる」ではないが、購入時のハードルが上がることで売れ行き
公開されたばかりの映画で過分にネタバレを含みます。 読むかどうかは自己責任でお願いいたします。 前評判の良かった表題作を公開日にIMAXへ観に行く。だいたいはNetflixかプライムに来るまで待つ方なので、これはなかなか珍しいが、題材的に興味があったので。 前評判の高さは非常に分かる。とにかく、ジョーカーとなるアーサー・フレック役のホアキン・フェニックスの役作りがとんでもなく、最高と言われることも多い『ダークナイト』のジョーカー、ヒース・レジャーを凌駕しているといっても
リアム・ニーソン主演の表題作視聴。毎日電車で通勤している元警官のマイケル・マコーリーは(リアム・ニーソン)はある日唐突に解雇される。ローンや私立大学に入学したばかりの息子のために金が必要なときに路頭に迷い、失意のまま帰りの電車で。 そこでヴェラ・ファーミガ演じるジョアンナという行動学者に「この電車に乗っているプリンという乗客を見つけ出し、鞄にGPSを仕込めば10万ドル上げる」との誘いを受ける。 半信半疑だったマイケルだが、ジョアンナの言うように電車のトイレを探すと手付金
アマゾンプライムにある連続ドラマで映画ではない作品。史上4番目に高いIQ197のウォルター・オブライエンと、シルベスター、ハッピー・クイン、トビー・カーティスという天才の集まったスコーピオンというグループと、天才ではないケイブ・ガロとペイジという元ウェイトレスで構成されたチームで問題解決(世界滅亡などもあり)していく一話完結のドラマ。 グループの中で一番IQが低いと言われるトビーですら173で超絶天才なので、基本は知力で問題を解決していく。しかし彼らはそのIQの高さが災い
サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシー主演の表題作を視聴。ダニー・ローマン(サミュエル・L・ジャクソン)はシカゴ警察の凄腕人質交渉人だったが、横領と相棒殺害の罪で捕らえられる。 もちろん本人に身に覚えがなく、実際の横領犯が彼に罪をなすりつけたと訴えるが、横領に関しては警察内部で多くの警官が噛んでいるようで、彼の訴えは完全に棄却される。 身の潔白を訴えるため、ダニー・ローマンは内務調査局ビルへと入り(横領に噛んでいると思われる)内務捜査官の二―バウムと他数名を人質
いわゆるリチャード・ニクソンの『ウォーターゲート事件』を題材にした、新聞記者の奮闘を描いた映画。ダスティン・ホフマンとロバート・レッドフォードという二大スターがウォーターゲートを暴いた新聞記者役で主演。 うーん、決して面白くない訳じゃないのだけど、実は題材からすると当然あってしかるべきサスペンス要素が薄めだったかも。これは実際でも、『ディープ・スロート』という内通者がいて、彼の情報によってどんどんとウォーターゲート事件の全貌が明らかになっていくのだけど、映画では新聞記者に
以前に視聴した『サイレント・ヒル』の続編。左記で「パラレル・ワールドから抜けだす続編を意識したんかな」と書いていたけど、実際の続編では「娘のシャロンは母親の尽力で抜けだせており、父親(ショーン・ビン)と逃亡生活を送っている」というシーンから始まる。 敵(この場合はサイレント・ヒルに閉じ込められた人々)に見つかるとシャロンは連れ戻されてしまうため、定期的に名前を変えて全米を転校しつつ逃亡する生活というのが分かるようになっている。 しかしシャロンは未だにサイレント・ヒルの夢
まったく期待せずに観たら、物凄い硬質な男くさい警察物でとても面白かった。ブルース・ウィリスが出てるんだけど、主役じゃなく悪役側。主人公はこれもおっさんのクリストファー・メローニ演じるFBI捜査官と、同じくFBI捜査官役のエイドリアン・グレニアー。 ブルース・ウィリスが頭取を務めるヒューバート銀行に武装した四人の強盗が押し入るところから始まる。彼らは支店長を射殺するのだけど、流れ弾に当たった警備員は介抱して死なないようにするなど、行動に一貫性がない。 FBIが主軸となって
Amazon Primeにあった表題作を視聴。映像からこの映画は明らかに低予算と分かりはする。有名俳優も出ていないし、大掛かりなセットもないし、森の中の掘っ立て小屋メインで3~4名の少人数でのみ話が進む。が、「金かけりゃいいって訳じゃない」を地で行く名作であった。 まずは、ボニー&クライドめいたカップルがコンビニのレジスターを強盗するシーンから始まる。店員(ジェシー・ペリッツ)に銃を突きつけ、現金を奪った彼氏は満足して去るが、彼女のジョディ(サラ・パクストン)は満足せずに