day56 自国の知識でその人間の誇りが測れる。

突然ですが、あなたは日本のいいところをパッと１０個言えますか？

・伝統文化がある　

・優しい　

・親切　

・繊細な作業が得意...?

１分考えてみたけどこれだけ...。しかも抽象的...

あなたはどうでしたか？

◯   ◯   ◯

ある本を読んで衝撃を受けたことがある。

私は日本という自分の国のことを全く知らなかったということ。知ろうともしていなかったということ。

その本がコチラ。

２０代でやっておきたいこと

川北義則

これからグローバル化がますます進み、外国人を相手にビジネスする機会も増えてくる。そのとき一番必要になるのは何か。

本文にはこうある。

「外国語？そんなものは二の次、三の次だ。一番必要なのは自分の国についての知識である。人間の誇りを測れるからである。なぜ誇りを測るのか。多くの外国人はこう思うからだ。「自分の国のことをろくに知らない。国に誇りをもっていないのか。自分の国に誇りを持てない奴など信用できない」　日本にいると意外に気づかないが、よその国の人間は自分の国に強い誇りを持っている。そのプライドを傷つけたら大変なことになる。ウソだと思うなら、その国の悪口をいってみよ。血相を変えて怒るはずだ。これは当たり前の話。自分の国を悪く言われて平気なのは日本人くらいのものだ。いまでは外国人のほうがよく知っている。日本を知らないビジネスパーソンはニセ日本人と思われる。ホンモノなのにニセモノと思われることほど屈辱的なことはあるまい」

私は以前、職場にいる台湾人の通訳をしている同僚にも言われたことがある。「今、日本のU１８（野球）勝ってるね。でも、なんでみんな勝敗が気にならないの？台湾はみんなSNSにあげたりして見てるのに」

その同僚は仕事中ですら自国のスポーツの勝敗を気にして携帯をチェックしていた。その同僚は自国の政治にも詳しく、今対立しているのは誰と誰だとか、今大変なことになっている、と話してくれる。

私はどうだろうか？

スポーツはおろか、政治なんてもっとわからない。自分の国のことなのに。

この本を読んで自分のことが心底恥ずかしくなった。

もっと自分の国のことを知りたい。知らなきゃ。

そのために...

・日本の歴史を簡単でいいからもう一回勉強する

・昔の書物を読む

「竹取物語」（世界最古のSF）

「源氏物語」（世界初の物語文学）など...

これからまた読みたい本が増えて嬉しいな。

さっそく明日買いに行こう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

自分の国についての知識を得ることで人間の誇りが測れるとは...。

グローバルな人間になるために、私もやるぞ。