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自然と人間、色での補完

今回は散歩途中に見つけた風景を見ていて、何気なく思った事を書きたいと思います。

なぜ、自然にある多くの草木は緑なのだろうと。
もし、草木の色が赤や青や黄色がベースだったら、人は何を感じるのだろうという疑問が湧きました。
例えば、天気予報の気温など暑くなると赤色に、寒くなると青色になりますよね。
それと同じで、もし暑い季節に世の草木が真っ赤だったら、季節が進んで寒くなり紅葉とならずに青い色の葉として落ち葉になっていく。
そんな世界をふと妄想してみました。

…いや、かなりの確率で体感温度や気温によるストレスが増していくぞ、と。
日傘を差しながら赤い葉の下を汗を拭きつ歩き、羽織もので身を屈めながら青い木々の下を歩く…
きっと熱中症の人も増え寒さに震える人も然り。

そう考えると、人と自然は色を介して何とも絶妙な補完関係を築いているなと感じます。

新緑の爽やかな色の中、生命エネルギーを増し、緑溢れ入道雲と真っ青な空の色に励まされ暑さを乗り越え、寒さを増した秋から初冬にかけては、暖かな黄金色や真紅の葉の色に心温められ、そして落ち葉を踏み締める静かな冬を迎える…

科学的に見ても、自然は人間の発した気体を循環させてくれる役目があります。
今までこんな事を思ったことがなかったので、新たな視点に気づけた事に驚いています。
そろそろ、寒い季節も本格化して来ます。
そんな時、時々空を見上げて黄金色や真紅の葉の色で切ないけれど温もりを感じる日々を過ごせたら…と、ふと思った次第です。
文章を投稿するようになると、こんな風な新たな発見があって面白いですね。

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