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生まれ変わっても、人に期待しない性格の旦那とまた結婚したいと思う理由

はじめまして、nishiyu(にしゆ)と申します。1986年7月生まれ、埼玉育ちの女性です。ついこの間まで27歳くらいだった気がするのですが、あと数日で33歳になります。最近まったく仕事がうまくいっておらず、今後の身の振り方を考えているところです。

昨今人生100年時代と言われておりますが、あと70年もどのように生きたらいいのでしょうか……私はせいぜい明日何をつまみにお酒を飲むかくらいしか、未来のことを考えることができていません。また、「30代になると時間の流れが速い」と、よく言われるものですが、本当にそう思います。肌感覚は20代の1.5倍速です。
更に、実家の方でも春先から大好きな祖父が亡くなったり、弟が結婚目前と思われていた長年付き合っていた彼女と別れてしまったり、父親が脳梗塞で倒れ緊急搬送されたりと、降りかかる問題の質に自分が年をとったことを感じざるを得ません。不思議なことに、嫌なことは嫌なタイミングで続くもので、このような時人はぐるぐると負のスパイラルに落ちていく感覚に陥ってしまいがちです。

特に父親とは、私が大学生の時に両親が離婚していたこともあり、20代〜つい最近まではあまり関係が良くない状態でした。自分の結婚を期に、ようやく10年越しに親子の関係を取り戻せたところでしたので、倒れたという連絡を受けた際は私のほうが生きた心地がしませんでした。搬送された駅から病院まで行くのにタクシーがつかまらず、10年ぶりくらいに猛ダッシュしたので、普通に2日後に筋肉痛になりました。(幸いにも父の命は無事で、リハビリを開始したところです)

そんな春先から嫌なことばかり続く私ですが、同時に春に結婚もしています。両親が仲が悪かったこともあり、20代まではまったく結婚願望がなかったのですが、たまたまマッチングアプリで出会った旦那とトントン拍子で出会いから8ヶ月くらいで入籍しています。

このスピード婚については、私の母親はあまりの急展開にめちゃくちゃ驚いていました。しかし特に反対などされるわけもなくスムーズに入籍までしました。そもそも、わたしの両親は私に何かを指図したことがほとんどありません…良い意味で尊重してくれ、悪い意味では放置です。それは旦那の義実家もまったく同じスタンスだったので大変助かりました。いまでも程よい距離感を保ってくれて、とても有り難いです。


前置きが長くなりましたが…嫌なことが続く中でも結婚してよかったなーと日々思うので、理由を自分なりに考えまして、たどりついた結論をせっかくなので記事にしたいと思います。

生まれ変わっても、また旦那と結婚したいと思う理由は、大きく以下の2つです。

1.そもそも旦那が人に期待していない(らしい)

2.それゆえに、私が無理しないのでずっと一緒にいられる


1については、まるでアドラーの心理学のようですが、この半年間なぜ私はこの人と結婚したのかなー、でも結婚してよかったよなー、生まれ変わってもまたこの人と結婚したいなーと思う理由を煮詰めていくと上記の2つとなりました。まあ、結論は1ですし1あっての2が成り立つのですが、順番に説明していこうと思います。

1.そもそも人に期待していない(らしい)
これに関しては、ビジネス上でマネージャーになる極意としても言われていたりするかと思います。

そもそも、人にああしてほしいこうしてほしいという願望を持たず、うまくいけばラッキーくらいに捉えることで想定外の問題が起きたときも冷静でいることができるようです。ポイントは、自分の力が及ぶ範囲と及ばない範囲をしっかり見極めることらしいです。例えば、他人にこう思われたいとか、自分がやったことに感謝されたい!という気持ちは少なからず誰にでもあるかと思うのですが、自分の力が及ぶのは自分が何をするかまで。そのあと他人にどう思われるかは自分の力が及ばないので、いくら考えても仕方のない事だと捉えるようです。

このような性質は、周囲の人からすると常に諦めている人のような印象を持たれてしまうこともあるようです。人によってはこのような性質を持つ人に対して冷たい・寂しいという印象を持つこともあるのではないでしょうか?
かく言う私も最初は寂しいなーと思ったりしたものです。

しかし、他人とずーっといっしょに過ごす中でこれほど重要なことはないと、私は思うようになりました。人に期待しないから、自分のことは基本的には自分でなんでもやりますし、自分の機嫌も自分でとることができます。少し前に、さわぐちけいすけさんの[妻は他人]というコミックが流行りましたが、考え方は少し似ている気がします。過去に私が付き合った人と過ごす中では、今日は機嫌が悪そうだからなるべくこうしよう〜とか、こうしないようにしよう〜とか思ってすごしたこともありますが、そもそも他人の機嫌はこっちがどうすることもできないですよね。


2.それゆえに、私が無理しないのでずっと一緒にいられる

このように、旦那に最強の人に期待しない=自分のことは自分でやるという性質があるからこそ、私は初めて他人といても気張らずリラックスして生活できている気がします。過去に私がずーっと気にしてきた、こうしないと嫌われるかもしれない…とか、ああしないと相手がこう思うかもしれない…など他人の機嫌を気にしすぎる呪縛から解き放たれたと感じました。

例えば、私は結婚当初から仕事に対して圧倒的な責任感を持つことを生きがいとしてきたので、仕事が詰まっていたらご飯もつくらずモクモクと作業しますし、家事もほとんどしません。(大きなリリース前とかは1週間終電の上に週末も仕事…)それでも、旦那は心配こそしてたものの、家事ができていないことやなかなか家に帰ってこないことには文句を言うことなく溜まった家事をこなし、リリース後に『お疲れちゃーん』って言ってくれました 笑

家族となって長い時間一緒にいる以上、無理は続かないと思います。もちろん、基本的な気遣いはしますしお互いを大切にもしています。ただし、相手が自分よりも他のことを優先する事があることを受け入れること、そして相手に期待しすぎないこと。また逆も然りでそれをお互いがサポートする姿勢が大事だなと学びました。(今考えると当たり前なのですが、恋愛では相手にこうしてほしいと期待することが多かったかもしれません…)

まとめると、ここの二人で助け合う(期待する)部分と、敢えて関わらない(期待しない)部分のちょうどいいバランスをふたりで模索していけること。この条件が満たされているので、わたしは生まれ変わっても、また旦那と結婚したいと思えています。この条件さえあれば、たとえ生まれ変わって異なる人生を歩んでいたとしても、なんどでも丁度いいところにふたりで着地できるのではないか。


なんてまとめましたが、実際はこのちょうどいいバランスを探すために日々夫婦で以下に挑戦しています!!そのあたりも今後ちょこちょこ投稿していきたいなと思ってます。(恐ろしいことにこの記事を書き始めて、公開しないまま1年が経過してしまったので、今後はもう少しコンパクトに頻度をあげたい…)

カレンダーで予定の共有/生涯設計の共有/理想の暮らしの共有/資産運用などのセミナーにいっしょに行く/家事の分担方法/共通の趣味を持つ/自分の価値をあげる


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