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弟と益子焼き体験

私が小4のとき行ったサマーキャンプで作ったお皿です。

お皿に絵を描いて焼くのと、ろくろで器を作って焼くのの二種類を体験しました。

サマーキャンプなどを行うNASA

NASA 日本総合教育舎 が主催する合宿で、いろんな子供たちが全国から集まる(当時は)わりと小規模な合宿で、私が参加したときは設立されたばかりで試運転だったのかな。自然のなかで魚を焼いたりろくろをやったりブルーベリーを摘んだり、記憶しているのはそんなところです。

弟ぴろちゃん(小2)と参加させられ、人見知りだった私は赤の他人しかいないキャンプが苦痛で苦痛で。年齢のちがう弟は別の班だったので完全に私は孤立し、さみしすぎました。二泊三日が死ぬほど長くて。

益子焼き

当時ハマっていたちびまる子ちゃんの絵を描いたら、上手だね上手だね~と人が集まってきて。ここから一躍人気者に……とはならず、終わったらまた一人。根暗ちゃんは友達なんてできませんよハハハ。

私とぴろちゃん、それぞれ自作の益子焼き作品を持ち帰ったのですが、ぴろちゃんがどんな皿を作ったのかは知らず、家でみんなの前で荷物から出しました。私のまる子は上手だねえと親も褒めてくれて。

さあ、こんどはぴろちゃんのお皿を見てみよう。新聞紙の包みを開けると、母親の悲鳴が。

悲鳴のあとに爆笑。

皿にイラストはなく、まるで耳なし芳一のように、お経のような文字でびっしりと埋め尽くされているではないですか。

よく見ると、ひらがなで「ましこ(益子)」とびっしり。

注:下記はイメージです。実際はもっとびっしりでした(笑)

当時小学校2年のぴろちゃん。あまりにも字が汚く、母親は「ま○こ」と書かれていると思い、ぎゃああ! と悲鳴をあげたのでした。

ぴろちゃんは幼稚園のときから、家でも外でも陰部の名称を叫んでいる子どもだったので、とうとう皿にまでNGワードを書いてしまったと勘違いしても不思議はないのです。それに益子の「し」がミミズみたいで、「ん」に見えるのです。

ふだんからこうだったから↓

このお皿をみるたび、家族で大爆笑するようになりました。ぴろちゃんだけは面白くないようで、笑われるたびに「ころす」「うるせえばばあ」と言って怒っていました。

ちなみに「ましこ」の皿は実家にあります。

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