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海外国立大学で優秀卒業生に選ばれた僕が取った7つの行動

はじめまして。
2019年に海外の某国立大学を卒業する際、優秀卒業生に選出されたゆうきです。

このnoteではタイトル通り、僕が在学中に行った7つの行動を具体的に紹介したいと思います。


そもそもこのnoteを書こうと思った理由は、帰国後に多くの方から「優秀卒業生?そんなんどうやったらなれるん?」というお言葉を多くいただいたからです。

これを聞かれた時は説明するのが面倒だったので、「圧倒的ルックス炸裂!」とか言ってました。
なので、真面目に紹介するのはこのnoteがとなります。

こんな人が読むといいかも
・優秀卒業生になりたい
・とにかく成績上げたい
・就活を有利に進めたい
・中国の大学に興味ある
・ゆうきのこと知りたい
・暇

就活を有利に進めたいというのは、僕が就職活動に取り組んだ際、成績証明書の提出を求める企業や、ESにGPAの記入を求める企業が少なからずあったので書かせていただきました。


就活において、学業の成績が良いから特別選考が有利になるということはありませんが、少なくとも成績開示を求められている以上、良いに越したことはないと思います。
また、GPAで足切りする企業もあるという噂もあるので、このnoteを参考に、成績アップ⤴︎に努めていただけたら幸いです。


背景 ー成績上位者は学費免除!?

まず、背景から説明させていただきたいと思います。
僕が在籍していた大学では、優秀学生(成績上位3%)に選ばれた人は学費免除になるというルールがありました。(成績優秀者が学費免除されたり奨学金貰えるシステムは中国ではよくある)
このルールを知った時は、中国っぽくていいな〜と思いました。

ここで言う“中国っぽい”というのは、競争環境のことで、受験で人生が決まると言われている中国では、小学校から受験戦争が始まり、朝から晩まで勉強漬けの日々を送ります。


余談ですが、以前、中国トレンドマーケターの黄未来さんが「日中の競争環境をゲームに例えると、中国がバトルロワイヤル系だとしたら、日本は『どうぶつの森』くらいほんわかしてる」と言っていたのが印象的でした。

こちらがそのインタビュー記事です。興味のある方は読んでみてください。


話が逸れたので戻します

成績上位の学生は学費免除になるという事で、僕はとりあえずこれを目標に掲げて学校生活を送ることにしました。

目指そうと思った理由
・優秀学生って響き、なんかかっこいい
・お金はかからないに越したことはない

動機が不純ですが、僕は所詮この程度の人間です。
恐らくこのルールがなかったら、何の目標もないままだらだらと生産性の無い日々を送っていたと思います。


読者の中には「どうせお前元から頭良かったんだろ…」と思う方もいるかもしれないので一応言っておくと、答えはNoです。
僕は別に根っからの勉強好きで、真面目な人間というわけでは断じてありません。高校は中学受験のおかげでエスカレーター入学、バドミントンに青春を捧げてました。
高校時代は確実にシャーペンよりラケット持ってた時間の方が長いです。授業中は寝てた記憶しかないし、課題は提出した記憶がありません。なので、高校の同級生はみんな僕のことを《バドミントンしかしないクソ餓鬼》くらいに思っている事でしょう。(全然そんなことないよ?って誰かフォローしに来てお願い…)

そんなバドミントンしかしないクソ餓鬼が大学デビューをキメるために行動しました。

その結果

4期連続で優秀学生に選ばれ学費免除
そして卒業時には優秀卒業生に選出され、卒業式では卒業生を代表してスピーチさせていただきました。


バドミントンしかしないクソ餓鬼が、一体どんな姑息な手段を使ってここまで登りつめたのか…

ご紹介させていただく前に、大学の成績評価制度について説明させていただきます。

成績は以下のような構成で成り立っていました。

期末試験          60%(点)
課題(プレゼン含む)    20%(点)
授業態度          10%(点)
出席率           10%(点)
総合成績          100%(点)

なんと… 期末で100点取っても総合成績の60点分にしかならないだとー?!

一応解説すると、仮に期末試験90点、課題19点、授業態度8点、出席率9点だとすると
総合成績は、期末54点+課題19+授業態度8+出席率9=90点 という計算になります。

試験結果以外にも課題授業態度出席率がいかに重要かおわかりいただけたかと思います。

さて、この評価制度を踏まえて、何をどうすれば成績上位3%になれるのか…

満を辞して、僕が実践した7つの行動を紹介していきたいと思います! 

① 無遅刻ちょい欠席
② 授業は教授の真ん前で【一コマ最低一発言】
③ キョウチョウセイて何?プレゼンは一人で
④ 課題・小テストは満点しか取らん
⑤ 超効率的勉強法でラクに覚える
⑥ Hey 
キョージュ、美味しいご飯屋さん教えて
⑦「おもしろそう」に真っ直ぐ、課外活動


① 無遅刻ちょい欠席

中国の大学は教授が授業前に一人一人の名前を呼んで点呼を取るので、遅刻、欠席は即バレます。(3回遅刻で1回欠席扱い)
上述したように出席率は10点満点で評価されます。例えば、週に1コマしかない授業は1学期に約16コマしかないわけですから、1コマ0.625点分ということになります。仮に4コマ欠席したとすると0.625点×4コマ=2.5点減点というわけです。
実際に僕の出席率がどうだったかというと、見出し通り、無遅刻ちょい欠席でした。
世界青年の船事業の事前研修参加のために約1週間帰国した時と、事業後の数日間は欠席してしまいましたが、それ以外は遅刻欠席ゼロでした。(幸い事業期間中は丸々、冬休み)

基本的に誰も休まないので、成績上位を目指す学生たちとの競争においては、少しの遅刻欠席が命取りになります。
そのため、用事以外では休まないように、日頃から体調管理は徹底していました。

ただでさえ日本と比べて衛生環境が良くない国ですから、正露丸太田胃散消毒液などは肌身離さず持ってました。(実際ほとんど使わなかった)

何事も身体が資本ですから、健康第一です。


② 授業は教授の真ん前で【一コマ最低一発言】

成績評価制度で書いたように、総合成績には授業態度も大きく関わってきます。
そのため、僕は授業では必ず最前列の教授の真ん前に座って【一コマ最低一発言】を徹底していました。
授業の予習はやっていたので、教授が問題を出したら真っ先に挙手して発言するのは難しいことではなかったです。仮に回答が間違っていても、授業に対する積極性は評価されるのでOK!

なぜこれを徹底していたかというと、理由は非常にシンプルで、
「教授!僕は真面目で勉強熱心ないい子ちゃんですよー!」とアピールしたかったからです。
実際この行動のおかげで教授からかなりの寵愛を受けていたと思います。

教授の真ん前に座った理由
・教授に顔と名前をよく覚えてもらうため
・発言する時の声量を最小限に抑えられるから
・わからない時に授業の流れを止めやすいから

これを徹底できれば授業態度はほぼ満点確実!(だと思う)


③ キョウチョウセイてなに?プレゼンは一人で

僕の大学はとにかくプレゼンが多いことで有名でした。(多い時は週3-4回)

プレゼン発表は基本的に2〜4人一組になりチームで発表します。
しかし、「協調性」や「チームワーク」という言葉の意味がよくわからなかった僕は、プレゼンの度に「教授、僕、一人でやっていいですか?」と言っていました。
固い決意と揺るぎない意志を持って「一人でやりたい」という僕のことを教授は止めません。(本当はちょいちょい止められた)むしろ、一人で大丈夫か?と心配してくれました。
どうしてチームでのプレゼン発表を一人でやりたかったのかというと、コミュ障だから…!ではありません、ちゃんと理由がありました。

ここでさくっと理由を言っても味気ないので、チームで取り組む場合と一人の場合、どんな違いがあるのかシミュレーションしてみましょう。

まずチームで取り組む場合は、何を発表するのか「テーマ」をみんなで話し合って決める必要がありますね。
例えば、プレゼンのお題が『貿易摩擦』だったとしましょう。(実際やった)
チームでやる場合、
「做哪个国家的?(どの国にする?)」
「还是中美吧~(やっぱ米中じゃね〜)」
「或者先决定产品怎么样?(それとも先にモノから決める?)」 

というような話し合いを経てテーマを決めるのでしょうが、一人なら自分がやりたいこと、興味のあるテーマを選べばいいだけですから、この時間が丸々必要なくなるわけです。
テーマが決まれば、次はプレゼンの内容や構成を考えるわけですが、これもテーマ決めと同様にチームは話し合い、一人なら独断で済みます。

プレゼン準備以外にも課題やら予習やらアニメ鑑賞やら、やりたい事は山ほどあったので、正直、こんな事に時間を割きたくありませんでした。

続いて、アウトプットの段階に入ります。
チームでなら情報収集やスライド作成の作業を複数人で分担できるため、一人あたりの作業量は少なくなりますが、一人の場合はもちろん全て自分でやることになります。
このフェーズでは一見、チームで取り組む方がメリットがあるように思えますが、果たして本当にそうでしょうか。

前提として、この発表は「チームの評価がそのまま個人の評価」になります。

という事は、チームで作業を分担して、仮にチームメイトが担当した分の出来があまり良くなかった場合、これは自分の成績に反映されます。

1点を争う熾烈な競争環境下で、作業を分担して自分の評価を他人に委ねていいのでしょうか?

いいわけないですね。

僕の目標はあくまで成績上位3%ですから、誰かの行動に自分の成績を委ねるなんて考えられませんでした。

え、人間不信?社会不適合者? そうかも!

むしろ、自分一人で他チームを超える発表をすれば、相対的に見て教授からの評価は爆上がりでしょー!とか思ってました。



・・・発表当日・・・

「我们一定要实现中国第一的国际贸易吧!(我々は必ずや中国ファーストの貿易を実現させよう!)」という力強い言葉でラストを締めくくり、大財閥の御曹司、王くん率いるAチームのプレゼンが終わった。観客の興奮冷め止まぬ中、僕は一人、ゆっくりと壇上に上がった。
「ざわざわ… ざわ…ざわざわ…(カイジっぽく)」騒めき立つ会場…
「なんだあいつww」「ジャパニーズ一人で何ができる」「島国のベイビーが調子に乗るな!」僕を嘲笑う声がはっきりと聞こえてくる…
この四面楚歌の状況下、僕は観客の期待を裏切り、李くんを超える神プレゼンで会場を沸かせ、エンドロールが流れると同時に拍手喝采、スタンディングオベーション… キラキラした瞳で僕を讃える観客たち、スポットライトがやけに眩しかった気がした… 

そしてこの日を境に僕はみんなからこう呼ばれることになる… 


 『ジャパニーズジョブズ』


・・・・・


というイメトレを100回以上やってました。(やってない)

実際問題、他チームが複数人で作るレベル以上のものを僕は一人で作ろうとしていたわけですから、大変でした。
みんながスヤスヤお昼寝してる休み時間中も、僕はスライド作って空き教室で発表の練習したりしてました。(中国は昼寝する習慣がある)
幸いスライド作るのも人前に立って発表するのも好きだったので、なんとかやり遂げられた感じはあります。あとやっぱり純粋に楽しかったです。

補足すると、全てのプレゼンを一人でやったわけではないです。勿論一人でできればベストだったんですけど、中には許してくれない教授もいたので。
その場合は「協調性」「チームワーク」の意味を辞書で調べるところからやってました。

チームでのプレゼン発表を一人でやった理由
・集まって話し合う時間がもったいない
・他人に自分の成績を左右されたくない
・他チーム(3~5人)のアウトプットを1人で超えれば自然と評価爆上がり説

こうして振り返ってみると協調性皆無すぎて逆に清々しいですね。

就活生の皆様、日系大手の選考でこんなこと言ったら900%落ちます
協調性やチームワークをアピールしましょう!



④ 課題・小テストは満点しか取らん

これは文字通りどんな課題も小テストも満点を取る(つもりでやる)という事です。
まず課題に取り組む姿勢ですが、「こんなもんでいいか~」というような甘え妥協一切排除します。(本noteのサムネも妥協せず作りました)
課題の出来不出来も総合成績に反映されるわけですから、他の学生をぶっちぎって圧倒的結果を残す!という意気込みで課題に臨み、期限内で「これは満点取れる!」というレベルになるまでブラッシュアップして提出します。

小枝として、(いや、それはお菓子!←おかしいとかけてる。うまいでしょ、お菓子だけに)

小技として、課題の途中経過を教授に送り、課題に関して悩んでいることや困っている事、改善点を聞いたりすると教授からの好感度up!(たぶんね)

小テスト対策については、ありがたいことに毎回テスト範囲を指定してくれたので、それを満点取れるレベルまで復習しておけばOK👌


⑤ 超効率的勉強法でラクに覚える

はい、ここでようやく勉強の話です。
いくら授業態度や出席率、課題が大切とはいえ、期末試験で良い成績を取らないことには総合成績上位3%なんて夢のまた夢です。

勉強は毎日1~3時間程度やっていましたが、中でも授業の予習と課題に多く時間を割いていました。
予習と言ってもそんな大したことはしておらず、教科書に目を通して、わからない単語の意味と拼音を全て調べてノートに書いていました。
調べて、書いて、覚える、これだけなんですけど、知らない単語が多すぎてすーごい時間かかってました。
第二言語で貿易などの専門的な事を学ぶわけですから、僕みたいな留学生は最低限これくらいはやっておかないとだめですね。

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ここで、僕が日々実践していた2つの勉強法を紹介させていただきます!

1.ポイントは脳内復習!【SRBSS勉強法】

ローマ字が5つも並んでいて何やら難しそうだ…と思ったでしょう!
そんなことはありません。めちゃeasyです。

手順はこちらです↓
Study 1~2時間集中して勉強する

Run ランニング 約60分 勉強した内容を脳内復習しながら身体を動かしてリフレッシュ!

Bath シャワー  勉強した内容を適度に脳内復習しながら汗を流して気持ちいー!

Study 1~2時間集中して勉強(身体も脳もフレッシュな状態)

Sleep 布団に入り目を閉じる(寝落ちするまで脳内復習)

翌朝、なんか知らんけどちゃんと覚えてる!

以上! その名も【SRBSS勉強法】です!

これは収穫逓減の法則※を逆に利用した勉強法で、「集中力」という資本の投下を、環境を変えてリセットする事で生産性を維持できるというシステムです。(知らんけど)
さらに身体を動かすことで活性化されるという、まさに夢のような勉強法

※土地、労働、資本の投入から得られる収穫は、それらの投入量の増加に従って増えるが、その増え方は徐々に小さくなるという法則

ただ、これはランニングが天候に左右されるのが欠点。
雨の日は妥協してStudy→Bath→Study→Sleepで十分です!

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二つ目の勉強法はこちら!

2.自声速度学習法(セルフスピードラーニング)

あのスピードラーニングを自分でやっちゃいます

学習内容を声に出して読み、スマホで録音

録音したものを移動中や休み時間などのちょっとした隙間時間聞き流す

なんか知らんけど耳が勝手に覚えてる
これだけ。

人間にデフォルトで備わっている謎の記憶機能を活用した凄く効率的な省エネ勉強法で、「とにかく勉強したくない!けど成績は上げたい!」という方におすすめです。
ちなみに外国語学習や外国語で何かを学ぶ場合は発音矯正にも役立ちますので、気になった方は是非やってみてください!

⑥ Heyキョージュ、美味しいご飯屋さん教えて

授業で不明な点があれば教授に質問するのは当然ですが、なくてもします。

まずは自分で調べてみて、それでもわからない事は質問する、というのが一般的だと思うのですが、相手が教授の場合はそんなの関係ありませんSiri並みに教授を使い倒しましょう!(個人の意見です)

これはもちろん学習意欲をアピールするためですが、学業以外のことも積極的に質問しました。

こんなこと聞いてた
・中国の文化
・近所の美味しいご飯屋さん
・おすすめの映画やドラマ、本
・おすすめの観光地        などなど

もちろん、おすすめを聞いたらそれに対するフィードバックも欠かしません。

例:美味しいご飯屋さんを聞いた場合
「教授におすすめしてもらったご飯屋さん来ましたー!(写真添付)すっごく美味しかったです!教授に聞いて本当によかった〜!また別のお店も教えてくださ〜い!」

あざとい
T中みなみも弘Nアナもびっくりのあざとさ。

この行動が成績アップに直結するというわけではありませんが、とりあえず良い印象を持って貰えるのではないかと考えてやっていました。(単純に知りたいことを聞いてただけな感じもする)

成績が定量的に評価されるシステムがあるとはいえ、最終的な判断を下すのは感情を持った人間ですから、教授からの好感度は高いに越したことはありませんね。



⑦ 「おもしろそう」に真っ直ぐ、課外活動

卒業時には僕を含め3名優秀卒業生に選ばれたのですが、恐らく成績に大きな差はなかったと思います。
その中でもなぜ僕が卒業生を代表してスピーチしたのかというと…

“ルックスが良いから” これに尽きます。 

僕は生まれながら頭がよかったので、胎児の時から自分がかっこいい事は自覚してました。

いやしかし、まさかルックスのおかげで首席になれるなんて、お母さんありがとう。


冗談です

いや、ルックスがいいのは冗談ではないんですが、それが理由で選ばれたわけではありません。
これは推測ですが、僕が選ばれた理由は課外活動にあると考えています。

在学中は、自らの「おもしろそう」「楽しそう」という気持ちに真っ直ぐ行動し、様々な活動に取り組んできました。

在学中に取り組んだ活動と取り組んだ理由を簡単に紹介させていただきます。

《部活動》
・バドミントン部に所属 上海、広州でシングル優勝
理由:バドミントン好き、楽しい
《短期インターン》
・五つ星ホテルで元大統領、元総理大臣の執事を担当
理由:おもしろそう
《長期インターン》
・日系人材紹介会社で3ヶ月間法人営業
理由:就活する前に会社がどんな感じなのか知りたかった
《国際交流》
・内閣府が主催する青年国際交流事業「世界青年の船」に参加
理由:すごくおもしろそう
 ・「“一帯一路”アジア友好都市大学生交流キャンプ」に広州市代表として参加
  理由:教授命令
《アルバイト》
 ・バドミントンのコーチ 
理由:楽しく効率的に生活費を稼ぐため
 ・居酒屋(お客さんと楽しくお喋りしながら飲み食いしてた
  理由:社会経験
 ・Bar(お客さんに人生相談乗って貰ってた
  理由:社会経験


優秀卒業生に選出された僕以外の2名は、勉強一筋!という感じだったので、学業だけでなく主体的に様々な活動に取り組んだのが評価されたのだと思います。

課外活動については、また別の機会に詳しくnote書けたらいいな〜という思いはあります。


以上、僕が大学時代に取った7つの行動でした。



ー最後にー

そしてこれらの行動の結果、
4期連続で優秀学生に選ばれ学費免除
政府の給付型奨学金 奨学生に選出
卒業時にはGPA3.93という成績で、優秀卒業生に選出していただきました。

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ちなみに卒業式には両親も来てくれて、卒業生を代表してスピーチする姿を見せることができました。
両親は僕が何を話しているかさっぱりわからなかったと思いますが、我ながら稀に見る孝行息子だと思います。


最後に少し真面目な話をさせてもらうと、正直、純粋な学力や地頭の良さだけで勝負していたら、絶対に優秀学生にはなれませんでした。
目標から逆算して、入念に準備し、貪欲に行動した結果だと思っています。

どうしてここまでストイックに頑張れたのか、振り返ってみました。

目標を掲げたからってのは勿論ですが、最後までやり遂げられたのは間違いなく、周りの人のおかげです。

何回でも言うんですけど、中国の学生は本当にめちゃくちゃ勉強するんですよ。
早朝(7:30くらい)の授業前とかに大学の敷地内で教科書音読してる人たーくさいるし、夜は23時くらいまで図書館で勉強してる人たーくさんいるし、休日の朝は図書館の入り口に行列できてるし…
そんな一生懸命勉学に励む学生たちの姿に、僕は幾度となく励まされてました。
「おれも頑張ろ」って、何度も思わせてくれた見ず知らずの学生さんたちに支えられて、ここまで頑張ることができました。

この場を借りて彼らにお礼を言わせていただきます。
「陌生的学生们,谢谢鼓励我!」

ただ、彼ら勉強はめちゃくちゃするんですけど、日本の学生と違って部活サークルバイトの経験がほとんどないので、社会に出る上ではそこが少し問題視されることもあります。コミュニケーション能力や社交性などの問題ですね。
日本中国大学生活、一長一短あると思いますが、この件についてここで書き始めると2024年パリオリンピックも終わってそうなのでやめときます。

代わりに、中国のトップ学生を日系企業に斡旋している元リクの方が中国人材についてお話ししているリンク貼っときます(約8分)




というわけで、この辺で終わりにしようと思います。

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

このnoteが少しでも皆様のお役に立てば幸いです。


それでは、再见!

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