大人の腸とこどもの腸の違い
こどもの体調管理と腸内環境にも密接な関わりがあります。
乳酸菌やビフィズス菌など体によい働きをする善玉菌は腸内環境を整えて免疫力を高め、病原菌からも守ってくれます。
腸内環境を整えて善玉菌が増えると、風邪をひきにくくなったり感染症にかかりにくくなります。
また腸内環境はメンタル面にも大きく関わってくるので、腸内環境を整えることで
⚫︎体調を崩しにくく元気
⚫︎お肌がきれい
⚫︎賢い
⚫︎穏やかで前向き
な育てやすい子に♡
これは本人が過ごしやすいのはもちろんのこと
親からしてもすごく助かりますよね!
赤ちゃんや幼児は「大人のミニチュア」のように見えますが、まだ大人と同じ身体機能は備わっていなく、呼吸システム・腸・免疫システムなどが大人と同じように働くようになるのは6歳くらいから。
しかし小学生のうちはまだその働きは発達段階にあり未熟な為、大人と同じようにしっかり働くようになるのはなんと12歳くらいから!
それまでは食事や生活習慣に特に気をつけたほうがよいということになります。
赤ちゃんの腸は「網の目の粗いザル」のようになっており、そのような腸の状態はバリア機能が弱まる為、体に悪影響を及ぼすような有害物質でも何でも通してしまいますので、アレルギー疾患やさまざまな不調につながる原因にもなります。
「リーキーガット症候群」のような状態ですね。
食べ物や飲み物を小さい子に与える時は体や脳の発達・成長にマイナスな影響を与えないよう周りの大人たちの配慮が必要です。
なるべく自然なものを与えることを心がけ、添加物などが多く含まれているものには特に注意が必要です。
こどもたちがやりたいことを自分で見つけ出し自信を持ってそれに挑戦できるよう、そして生まれ持った本来の才能をいかんなく発揮できるように心身ともに健やかに育つこと、小さいうちから心や体という土台・基盤を整えることがとても大切だと思います。それを周りがサポートし見守ること。
私にも2人のこどもがいますが、もうすでに14歳と10歳。ここ数年でこれらのことを知ったのでもっと早くこの事に気づいていたら…と思います。
上の子も下の子もよく風邪をひいたり感染性の胃腸にもなっていましたし、下の子はいくつもの食物アレルギーや動物アレルギーがあり、
本人や家族だけでなくお友達親子、預け先など様々なところに影響が出てしまうのでとても大変で辛い日々でした。
可愛い盛りの時期に将来を想像し不安を感じながら過ごしていましたし、病院通いも頻繁でした。
皮膚科で処方された薬を使ってもお肌も常に荒れていたので、
もっと早くに腸内環境や食の知識があれば症状を軽く済ませてあげられたかも知れない。
夜中も皮膚がかゆかったりしてまとまった睡眠が親子共にとれないのも辛かったです…
私が、こどもたちが赤ちゃんの頃からもっというと妊活・妊娠中の時点で知っていたかったこと。
「食べ物がこどもの成長には大切」とはわかっていても、食と腸の関係性や体に負担がかかるものの知識、更にそれを実践している人はかなり少ないのではないかと思います。
例えば子供のニキビの原因は加熱油(酸化した油)、市販のお菓子、加工品に含まれる植物油脂、オメガ6の摂りすぎ、添加物、過剰な糖質などです。
でもこれらを全て避けなくてはいけないわけではありません。完璧を目指そうとして心が疲弊してしまう・・という沼にハマらないようにすることも大切です。
まずは親が"健康的な食"とは何かを知って、そのうち7割ぐらいできていれば大丈夫!と気楽に考えること、長く続けるために心の余裕をもつことが大切になってきます。
食べ物の質や食べ方によって体調やお肌も変わりますが脳の働きも変わることがわかっており、集中力や記憶力、メンタルの安定にも影響し、その結果スポーツや学力などにも影響してきます。
血糖値の乱高下により強い眠気や無気力状態になったりもするので、そのような状態では勉強やその他の活動に集中できません。
また現代では高カロリーで栄養のほとんどない食事による新型栄養失調も問題になっています。
これは標準の体格であったり太り気味の場合にも当てはまります。
さらに日本は先進国の中でも、
⚫︎許可されている添加物の種類がとても多いこと
⚫︎他の国と比べて農薬の濃度や使用量が多いこと
⚫︎これらのことが脳や神経系にダメージを与えてしまう
ことなどもあまり知られていないことだと思いますし、知識の一つとして情報を得ておくことも大切だと思います。
お医者さんは私たちが病気になる前に病気を予防することはできません。
日々近くで見ている親だからこそ子どものちょっとした変化にも気づけ対処できるのです。
こどもを中心に家族みんなの食事を見直すことは大人の健康維持にも役立ちます。
周りの大人がまず健康であること。
医療費が減り「健康美容の土台作り・積み重ね」もでき長期的に見てもメリットが大きいです!
病気になった後の保険料や医療費より予防に意識を向けること。
ぜひできることから取り組んでみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました♡
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