Yu Ishisaka

はじめまして、田舎暮らし。 29歳、海と山に囲まれた未踏の地での新しい暮らし2年目。わ…

Yu Ishisaka

はじめまして、田舎暮らし。 29歳、海と山に囲まれた未踏の地での新しい暮らし2年目。わくわくとドキドキに溢れた毎日の中で出会うたくさんの”はじめまして”を、日々の奮闘とともに記録します。大好きがいっぱいの日々を...!(Instagram @yu_mozaki)

マガジン

  • 食に関する記事を集めてみます。

  • 文化

    町の文化に関する記事をあつめてみます。

  • 暮らし

    暮らしに関する記事をあつめてみます。

  • 趣味

    趣味に関する記事をあつめてみます。

最近の記事

  • 固定された記事

ちいさな町の大きな家で、田舎暮らしはじめました

はじめまして、田舎暮らし。そこそこの都会暮らし27年目、転職先は初上陸の県のちいさな(約45㎢)海沿いの町。この町の、一人で住むには大きすぎる長屋で、一人暮らしをはじめることになりました。 見上げる空はどこまでも広く、部屋の窓からは海が見え、仕事や料理中のBGMはウグイスの声。 少し前まで暮らしていた関東とは、すべてが正反対、まるで別世界。 はじめて足を踏み入れた県。 県内に友だち、親族はゼロ。 田舎暮らし経験ほぼゼロ。(正式には北海道の村に3週間) 磨きをかけたペーパー

    • 新潟のお祭りの定番!ぽっぽ焼き

      はじめまして、ぽっぽ焼き。 みなさんは、「ぽっぽ焼き」、知っていますか? わたしは新潟県に来るまで聞いたこともなく、耳で聞いてもどんなものなのかまったく想像ができなかった。 (東京のひよこ、みたいな鳥型のお菓子・・・?と考えていた) 「どんなもの?」と聞くと、 大抵の人から「黒糖味でモチモチした食感のどら焼きの皮みたいな感じかなあ。あ、中身はないよ」などと返ってきて、ますますわたしの中のハテナは大きくなった。 一度、6月にあったお祭りで屋台を見かけ、なんとなく全貌を知る

      • 未だかつてないほどの至近距離打ち上げ花火

        はじめまして、近すぎて音のタイムラグゼロな花火。 海中花火に続き、日本三大花火でもある長岡花火を見たあとは・・・ 現在住んでいる町の小さな花火大会。 小さな町の小さな花火大会なのだが・・・ とにかく、花火の打ち上げ場所が近くて、もはや見えてる。 そこそこの大きさの花火のはずなのに、とてつもなく大きく見える。 更には、打ち上げ音や破裂音が耳に届くまでのタイムラグが全くない。 近すぎて、見上げる首が痛くなりました。笑 更には、めちゃくちゃ地元の花火なので、協賛企業や

        • 花火を見てここまで号泣するとは思ってなかった

          はじめまして、長岡花火。 ちょうど1年くらい前に、「新潟県民なのに長岡花火を見たことがない嘆き」のような投稿をした。 あれから一年。 相変わらずな世の中ではあるものの、ついに今年、二年越しで長岡花火大会が開催されました!!!! もうそのことだけで泣きそうに感動。 だがしかし、なんと今年は全席有料、抽選。 いろいろな方から、「初めては絶対に近くで見てください」と言われていたものの、まずは抽選を勝ち抜かねば話にならない。 いろいろな人に申込み方法や期限などを手厚く教えてい

        • 固定された記事

        ちいさな町の大きな家で、田舎暮らしはじめました

        マガジン

        • 24本
        • 文化
          12本
        • 暮らし
          23本
        • 趣味
          7本

        記事

          花火=上に打ち上げるものだという概念を打ち砕かれた海中花火

          はじめまして、海中花火。 そもそも、話には聞いてはいたが、海中花火ってなんやねん、まさか海の中で花火?いやいやまさか・・・と思っていた。 2年ぶりに開催された柏崎花火を見るまでは・・・ わたしが新潟県に移住したのは一昨年の7月。夏真っ盛りだが、同時にコロナ禍真っ盛りでもあった。 お祭りやイベントは軒並み、中止、中止、中止・・・ 住んでいる町のお祭りだって一度も見たことがないし、隣の市なのに日本三大花火である長岡花火ですら。だって花火大会自体が開催されなかったのだから・・・

          花火=上に打ち上げるものだという概念を打ち砕かれた海中花火

          「○○前」という名前のバス停から徒歩30分。そして撮影スポットまで更に20分。車がない人には鬼

          はじめまして、大地の芸術祭。 大地の芸術祭。 なんとなく響きは聞いたことがあったものの、移住するまではこれが新潟で行われている祭典だというところまでは全く知らなかった。 今年2022年が数年に一度のこの芸術祭の年に偶然当たり、とてもありがたいことに町の方に連れて行っていただいた。 芸術的で不思議な空間から、 森の中に突然現れる展示物、 更には旧校舎を利用した大掛かりな展示まで 到底一日ではまわりきれないおもしろい展示が至る所にあった。 そう、至る所にあるのだ。

          「○○前」という名前のバス停から徒歩30分。そして撮影スポットまで更に20分。車がない人には鬼

          グミの実ってなに!?あの、お菓子のグミの原料ですか!!???

          はじめまして、グミの実。 先日、仕事で訪れた場所で 「そういえば、そこにグミの木あるから好きなだけ実採っていっていいよ。なんなら食べてみる?はいっ」 と、突然木からもぎとった赤い小さな実を渡され、固まるわたし。 グ、グミの実って何!!??? 弾力があるの?あのグミですか???? 「さ、さくらんぼみたいですね~」 なんて当たり障りのないことを言い動揺を隠しながら、恐る恐る口の中へ。 「あ、あまずっぱい!そして少しえぐみが、ある・・・?」 けれども食べたことのない、美味

          グミの実ってなに!?あの、お菓子のグミの原料ですか!!???

          いつも走ってるアクティブ野郎だからって裁縫ができないなんて誰が決めた・・・!

          はじめまして、吊るし雛づくり。 いや、正しくは吊るし雛を見たのすら新潟に来て初めてだったのだが、移住まえに一度だけ行った際が偶然シーズンで、その時見てしまっていて実は3年目の吊るし雛ではじめましての鮮度も落ちていることと思うので、ここには「初めての吊るし雛づくり」として記しておこうと思う。 わたしは、毎週1回以上近所をランニングしていて、ここ2年で県内のマラソン大会にもたくさん出てきた。 その甲斐あってか、一部からは「アクティブ運動キャラ」に見られがちだ。 本業は本にまつ

          いつも走ってるアクティブ野郎だからって裁縫ができないなんて誰が決めた・・・!

          山椒の実がこんなにも鮮やかな緑色だったとは・・・!

          はじめまして、生の山椒の実。 山椒の実なんて、今までちりめん山椒として売られている状態でしか出会ったことがなかった。あ、あと鰻とかにかける粉末のもの。 そんな時、近所の方から 「山椒の実採ってきたけど、食べる?」 と、袋いっぱいの山椒の実をいただきました。 こんな緑色の状態で見るのも初めて・・・! 袋の中の香りを嗅いでみると、思いっきりあのおなじみの山椒の香りがぶわっっっとしました。 ところで、ちりめん山椒にでもするんだろうなくらいの知識はあれど、もはや何をどうしたら

          山椒の実がこんなにも鮮やかな緑色だったとは・・・!

          春は曙。ではなく、筍。

          はじめまして、皮つき筍。そして、あく抜き。 筍が好きだ。 でも、都会に住んでいたころは、実家でさえ、出てくるのは中国産の水煮を料理したもの。 山に生えているような筍を目撃することなど、人生で数回あったかなかったかであった。 ところが。 新潟に移住して2回目の春になるが、春になると驚くほど筍が出回る。 「久しぶり、今、山で筍採ってきたけどいるか?」 「草抜きお疲れ様、筍好き?」 「筍持って帰るか?」 みんな、どんだけ筍掘りに行ってるねん! と思っていたが、もしかしたら自

          春は曙。ではなく、筍。

          こんなのいつ使うんだよと思っていた「しのぜ」の食塩水計算を使う日が来た

          はじめまして、生きてる蟹さん。 先日、「そろそろ晩ごはん作るか~~~」と思っていたところ、家の前に軽トラが停まりピンポンが鳴り、 「蟹と甘海老いるか?」と聞かれたのでもちろん二つ返事で「いります!」と答え、急遽夕飯が蟹になった日があった。しかも2回ほど。 このnoteにも記したが、有難いことに昨年も蟹はいただいた。 しかし、昨年は茹でた状態の蟹。 今年は一味ちがう。だって、動いてる!!!!!! ちなみに、動いている蟹さんたちの下には、数十尾の甘海老・・・ わたしの生活は

          こんなのいつ使うんだよと思っていた「しのぜ」の食塩水計算を使う日が来た

          甘くて柔らかくて、だからなかなか県外に出回らない苺って・・・!

          はじめまして、越後姫。 いやはや、はじめましてしたのは実は1年前なのですが、ついnoteに記すのを忘れてしまっていたので、はじめましてした時の気持ちを思い出しながら綴ります。 苺といえば思い浮かべる品種はなんだろうか。 あまおう・・・?べにほっぺ・・・? 苺なんて滅多なことがない限り買わないような家庭に育ったため、(母は節約家)、わたしは苺の品種なんて、ルックチョコレートやチロルチョコレートの苺アソートで見聞きした程度の知識しか持っていなかった。 それでも。「越後姫」は

          甘くて柔らかくて、だからなかなか県外に出回らない苺って・・・!

          なんとなく憧れだった「ストーブで料理するやつ」やってみた

          はじめまして、ストーブで焼きおにぎり。 都会育ちのわたしは、新潟県に移住して初めて、灯油ストーブを使った。 こっちに来るまでは、灯油ストーブを「灯油ストーブ」と呼ぶことも、灯油をガソリンスタンドで買うことも、そもそも灯油を買うためには灯油タンクをホームセンターで買わなければならないことも、ぜんぶ知らなかった。 最初はうまく灯油を入れられなかったり、わからないことだらけだったけれど、手探りで使い方も覚えた二年目。 毎回味気ない昼食のおにぎりに飽き、(飽きたと言っても、新潟県

          なんとなく憧れだった「ストーブで料理するやつ」やってみた

          都会と二週間の時差で、思い知らされる。わたしは離れた土地にいるのだと

          はじめまして、遅咲きの桜。 新潟県に住んで二度目の春をなんとか無事に迎えられているわけだが、実は昨年はとてもあたたかく、例年よりかなり早い桜の開花となったそうだ。 たしかに、4月3日ごろには満開の桜を見た気がするし、都会と比べてすごく遅いと思った記憶もあまりない。 ところが今年はどうだろう。 都会に住む家族、友人から桜の写真が送られてきて、ついには散り始めた報告までくるのに、こちらは一向に開花の気配すらない。 やっぱり寒い土地なのだな、それほどに離れた場所に来てしまった

          都会と二週間の時差で、思い知らされる。わたしは離れた土地にいるのだと

          想いをカタチにしながら夢を追いかけて辿り着いた場所で

          はじめまして、夢の仕事。 はじめましてと言いますか、この地でやりたかったこと、「本の空間を創り、本と人の出会いを生み出す」ことをはじめてもうすぐ2年になるのですが。 巷でよく、やりたいことを仕事にするか否か論争みたいなものを聞くけれど、わたしも就職活動をしていた頃は、趣味として好きなことを扱う業種からそうではない業種までさまざまな会社について調べ面接を受ける中で、 「やっぱりわたしは趣味は趣味のままでいよう」 と明確に思っていた時期もあった。 しかしそう割り切って就職

          想いをカタチにしながら夢を追いかけて辿り着いた場所で

          日本に住んで28年目にして出会うはじめましての食材たち④

          はじめまして、菊芋(の調理)。 今回の菊芋は、実は初めて出会ったわけではなく・・・ 正確に言うと初めて調理した、なのですが。 でもお店で見つけて自分の意志で購入したのも、もちろん初めて。 少し前、実家で母が、食べたことのないとても美味しいマリネを夕飯に出してきました。 「お母さん!なにこれめっちゃおいしい!!」 と言うと、 「友だちにいただいた菊芋って野菜?なんだよね。」 とのこと。 菊芋?初めて聞いた。見た目は完全に、ショウガ。 味は、ゴボウに近いらしいけど、そうかな?

          日本に住んで28年目にして出会うはじめましての食材たち④