手放していないのは、メリットがあるから。

仕事も生活も断捨離が続いていて、
仕事についてはまず今週で一区切りです。

仕事を自分から手放すのは、
勇気もいったし寂しさもわいたけど
それと同時に爽快感もありました。

このままいい調子でいくんじゃない？
くらいのちょっと浮かれた気持ちだったけど、
そのあとに襲ってきたものは
劣等感と恐怖でした。

そこで気づくのは、
今までいやだと思いながらも
手放していなかったのは自分だということ。
手放さないことのメリットを、
周到に享受していたのです。

手放すことで感じてしまう
劣等感、無価値感、恐怖という感情を
感じなくてすむというメリットです。

・‥…─*

やらない言い訳ができます。

仕方なくこの仕事があるから
今本当にやりたいことはできない、
時間が取れない、と、言えます。

「やりたいことができない」というのも
実はメリットで、

実際にやってみたら、
大して面白くなかった、飽きた、
自分には向いていなかった、
人より劣っている、
ぜんぜんできるようにならない・・・

こんな現実、感情に合わずにすみます。

やったらできる！
やらないからできないだけ♪

そう言えているうちは、
実はとっても平和で、
仕事に苦しんでいる風を装い、
楽をしている。

しかも、自分ではなく人のせいのような
言い方もするものだから、
たちが悪い。

口ばっかりで行動を起こさない人、
人のせいにする人を見ると、
怖いんだろうな・・・と、思います。

・‥…─*

楽しみな予定しか残していないはずなのに、
感じ方も変わりました。

これまでは嫌なことがあったから、
この時間が本当に幸せ〜！と
思えていたけど、それだけになると、
自分はきちんと価値を
提供できているのだろうか・・・
とか思いはじめたり。

もう逃げ場はない、
もっとできたはず！
上には上がいた〜〜〜

という感情も、湧いてくる。

これからわたしは、
無価値な自分に直面する旅に
出てしまうのかもしれない。

・‥…─*

わたしはもう、
出国審査を通過してしまった状況。
あたらしい世界に入国するしかない。

だけど、覚悟はできています。
ずっと同じ世界に生きて
やればできる〜♪と呑気に暮らすより、
自分、大したことなかったぜ！と
わかった方が断然幸せ。

出国とか入国とか世界とか言ってるけど、
ひたすらほぼ自粛の家の中。
大袈裟な自分にちょっと笑えるけど、
小さな一歩でも、
踏み出す自分を褒めてあげて、
背中をおしてあげようと思う。

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。

朝晩がようやく寒くなくなってきて
桜もすっかり散って
季節の流れを感じます。
１ヶ月後、世界はどうなってるのかな。

わたしは今日も元気です。
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