はじめての夏休み。

40度を超える可能性、
熱中症と感染症に警戒、
外出は控えるように、

といった言葉が飛び交う、2020、夏。

｢夏休み｣という響きに
ワクワクしていたのはいつのことやら。

身の危険すら感じる季節になっていることに、
どうにもならない規模の
大きな後悔のようなものを
感じてしまっています。

地元広島にも、
お正月以来帰っていません。

こんな長く実家に帰らない、
両親や親戚の顔を見ないのも、
はじめてです。

今年の夏の過ごし方は、
これまでとは違う人が
多いのかなって、思います。

＊＊＊

そういえば、去年までは
夏休みを会社に申請していました。

今年はフリーランスな夏だから、
申請する先がありません。

だから、なんだか夏休みの実感が
余計に薄いのかぁと、思います。

なので今年は
｢いつからいつが、夏休み｣みたいな
区切りが無くて、
ぜんぜん夏休み感がなかったのですが、

兄家族がお盆会を開催してくれて、
兄夫婦の夏休みや
姪っ子たちの夏休みの様子を聞いて、
ここ数日で夏休み感覚を
おすそ分けしてもらいました。

最初の方に、夏休みの｢ワクワク感｣
って書いたけど、
学生時代の夏休みの後半とか、
会社員時代の長い連休の折り返し頃になると、

そう言えばワクワクどころか
休みが終わるカウントダウンで、
いつもネガティブな気持ちに
なっていたのでした。

わたしはあの気持ちが、
嫌で嫌で。

そう思うと、
そんな気持ちからは解放されている今は、
ぐんとストレスが減ったなぁと、思います。

＊＊＊

人生最大に無頓着で
無計画だった今年の夏休みだけど、
オンライン帰省や姪っ子と遊んだりで
しっかり楽しめて本当によかったです。

わたしはついつい、
おひとりさま満喫モードに
入ってしまうのだけど、

気のおけない人たちと過ごす時間は
たくさんのあたたかいものがあることに
気づきます。

仕事、スキルアップ、コミュニケーション
といったカテゴリに
時間の使い方をついつい仕分けして、
無駄を省きたくなるのだけど、

どの区分にも入らない
ある意味｢無駄｣に仕分けしてしまうような
時間こそが、
今のわたしには必要なのかもなぁ。