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【撮影裏話】日本で起こらないことが起こる海外


お世話になります。
海外人生録チャンネルのゆうくんです。


登録者1000人突破&コミュニティ開設させていただいたので、
撮影の裏側を記事にしていこうと思います。


今回の記事を読むと日本で起こらないことを海外で経験したときに、
どう価値観が変わっていくのか感じてもらえると思います!

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本章の前にお知らせだけさせてください。


この度、日本と海外に住んでいる日本人や外国人を繋ぐコミュニティ

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"近い価値観を持った方々との繋がり"そして挑戦し合える環境を


そんな想いで始めました!


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日本で起こらないことが起こる海外



海外移住されている方、または海外旅行をしたことがある方はお分かりになるかと思います。


日本で当たり前のことが通用しないのが海外です。



「えー?」と理不尽なことも簡単に起きます。


個人的にはそこが面白い部分でもあるのですが(笑)


今回はベルギー・ドイツ撮影で起こった価値観がひっくり返ったお話をしていきたいと思います。

①待てど暮らせど帰りのバスが来ない

ブリュッセルの広場



ベルギーのブリュッセルでインタビューを終えて、帰宅するため夕方に予約していたバスを待っていました。


朝が早かったこともあり「帰りのバスは寝よう」そんな想いで冬の風が厳しい寒空の中、待機。


バスの予定時刻に近づき「もうそろそろかな?」と少し安堵していたところで、事が起こります。


アプリ上では「もうちょっとで着くよ」という表示がされていますが、予定時間が過ぎても来る気配がなく。


「渋滞か何かで遅れているだけだろう」


そんな想いで10分、20分待っていると段々不安になってきます。


なぜなら最終バスだったからです。アプリの表示は未だ変わらず。


さらに30分、40分経過。


50分を過ぎたあたりで、ようやく予定していたバスが経由地から到着します。


「やっと帰れる」


そんな想いで係りの方に乗車の手続きを済ませようとすると、一言言われます。


「このバスは技術的な不具合でキャンセルになった、だから乗れない」


「じゃ..どうしたらいいの?」


「聞かれても分からない、じゃ」

「えー!?」


案内人の彼は次の仕事があるからと、どこかへ行ってしまいました。

キャンセルになったバスの帰り方


結論から言うと、別のバスに交渉して乗せてもらうことができました。


どのように交渉に至ったのか。

キャンセルになった乗客同士で話し合いをしたのです。


みんなでどうするかを話し合って、別のバスに乗せてもらい近くまで帰る。


キャンセルにあったバス会社からの指示は無かったため、別のバスと交渉して何とか事なきを得ました。

②ストライキで帰り方を失う

ハンブルグの市庁舎



ドイツでハンブルグという街でインタビューを終え、既に帰りのバスや電車も無かったので1泊することに。


駅構内にスーパーがあったので、立ち寄った際にある表示を見かけます。


「ストライキで明日は1日電車が動きません」
「乗車できるのは本日の〇〇時までです」


今日、明日帰れる手段もない、振り替え等はもちろんない。


駅員さんに聞いたら明後日、電車が動く保証もないとの回答。


こうなった場合、どうしたらいいか尋ねても分からないと返されることも少なくありません。


「マジか..。さてどうしたものか」


先程のバスの件同様、初めての経験でさすがに焦りや戸惑いを感じ、異国の地、知らない土地と言語もそこまで得意ではなかったため、冷静さを欠き始めます。


「この状況と思考はマズい!」そう思い、一度冷静になろうとひとまずコーヒーを買いベンチに座って一呼吸。

ストライキに会ったときの対応策



帰る手段がなければ延泊するしかありません。


さてストライキを起こした会社がどこまで補償してくれるのか。

・乗れなくなったチケットはストライキ後に有効なのか
・帰れずホテルに延泊した分の宿泊料をもってくれるのか


そこを駅員にヒヤリングして、問題ないことが確認できたためストライキ終了後に帰路へ。


なぜかバスではキャンセルにあった人たち同士で盛り上げり拍手が起こりました(笑)

不測の事態が起きた際の外国人の在り方

駅構内のイラスト


①と②のケースに共通して言える外国人の在り方によって、私は衝撃を受けます。

問題が起こった際に私が見た範囲ですが、怒っている人が誰一人いなかったのです。


日本でよく見かけていた駅員に怒鳴る人、イライラしている人、そういった姿がそこにはありませんでした。


「なぜ係りの人に怒ったりしないの?イライラしないの?」


彼はこう答えました。


「怒っても状況は変わらないし、エネルギーを無駄に使うだけ」
「怒ってつまらない時間を過ごす方が勿体ない」
「彼らも好きでこの状況を望んでいるわけではないだろうし」


驚きとともに妙に納得している自分がいました。


冷静に考えれば確かにそう、とても合理的。


「ちゃんとしてくれよ」で終わってしまう時間より、状況を楽しむ時間の方が人生にとってプラスしかない。


どう時間を過ごすか、自分の機嫌をどう取るかを学んだ瞬間でした。


まとめ



日本の当たり前が海外では通用しない。


これは海外在住者なら様々なケースでとても理解してくださると思います。


時には理不尽に思うことも確かにあります。でもそれは日本でも同じです。


理不尽と向き合い戦うのか、それとも理不尽の中でどう前を向くか。


人生という有限の時間の中で、その密度や幸福度をどう高めるかは


"自分の機嫌の取り方次第"


不足の事態や物事に流されていた部分を見つめ直す良いキッカケを貰えました。


頂きましたサポートは具体的に以下で使用致します。 ●Youtubeの取材費 この取材は海外で生活されている方の人生観に触れ、新しい価値観・生き方を発見する「ゆうくんの海外人生録チャンネル」で行います。 面白いコンテンツを作りますので、応援よろしくお願い申し上げます。