本「伝え方が9割」上手な伝え方の3つの手順
1流のコピーライターが教える言葉の使い方の秘訣を書いた「伝え方が9割」。
この中で、「伝え方の3つの手順」が話すときも、書くときでも、本質をついていると感じたのでまとめます。
何かを伝えようとするときに、この3つの手順を踏めば、
No が Yes
に変わります。
著者 佐々木 圭一 コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師
コピーライターの方が書いた本なのでブログやnoteを書くうえでも参考になります。
それでは、相手に何かを伝えたいとき、どういう手順を踏めばいいのでしょうか??
1 願いをそのまま言葉にしない
これを最初に見たとき
「思ったことをストレートに伝えられない日本人らしい考えだな」
と思いましたが、例を見ると私が間違ってることに気づきます。
たとえば女性をデートに誘いたかったとします
いきなり
「デートしに行かない??」
と誘ったら、断られますね、よほどのイケメンや美女でない限り無理でしょう。
貴方がアパレルショップの店員で服を買おうか迷っている客に対して
「似合ってるので早く買ったらどうですか??」
とストレートに伝えたらだめですね。
これは極端な例だったと思いますが、日常でこれと同じ事を,
話すときも書くときもやってしまっていると作者は言います。
まずは「そのまま 思っていることを伝えない」
伝える前に一回立ち止まる。
そして2に進みましょう・
2 相手のメリットを考える
伝えたいと思ったときに一回立ち止まり、相手のメリットを考えましょう。
先ほどの例でデートに誘うときに
「相手のメリットはなにか??」
を考えます。
Aさんはイタリアンが食べたいってこの前言ってたから、イタリアンの店を調べよう。
と相手にとって何かメリットになる事は何かを考えましょう。
「びっくりするくらい美味しいイタリアンパスタの店を見つけたんですよ!」
とAさんに言ったら、興味を持ってくれるかもしれません。
3 願いとメリットを一致させる
先ほどの例で、私の「デートがしたい」という願いと相手のメリット「イタリアンが食べれる」
というメリットを一致させて
「びっくりするくらい美味しいイタリアンパスタの店を見つけたんですよ!」
しばらくその話題で話した後
「今度ランチに一緒にどうですか??」
と言って、
OKしてもらえるかは分かりませんが、
少なくとも最初の
「デートしませんか?」
と直接伝えるよりはOKの確率は相当あがるでしょう。
4. ブログを書くときでもこの手順は使える
この手順は文章を書くときも使えますね。
たとえばタイトルを書くとき、一回立ち止まって
「読む人のメリットは何か??」
を考える
タイトルで読むメリットが伝わるか??
「出だしの文章で、読む価値が相手に伝わるか考える」
これを習慣にするだけで、読者に伝わるか、伝わらないかは大きく変わります。
最終的に自分の願いと読者のメリットが文章全体を通して一致していかないと満足できる記事にはならないでしょう。
5. まとめ
この本には他にも様々なテクニックが書いてありますが、
この本の最初の方に書いてあるこの3手順が、本質をついていると私は感じました。
もっと詳しく読みたい方は是非本を手にとってみてください。
今回は以上です。
こんな日常の学びをシェアしています。
気になったらのぞいてみてね!
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