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間借りメイドカフェ「Selene」の年内営業が終了しました。

「一人でいきなりお店なんてできるわけないでしょう」
「お客さんなんか来ないよ」
「お金はどうするの?」
「本町?日曜日に?舐めてるの?」

とある人との実店舗を出そうという話を断り、一人でやることを決めてから言われた言葉を今までずっと引きずり続けてきましたが、昨日無事に年内の最終営業が終了しました。

オープンから営業終了までずっとお客様が滞在してくださって、本当に幸せな空間でした。
当日お給仕してくださったメイドさん達も最後までニコニコお給仕しており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

マイナスの言葉を言われ続け、周りの大人は誰一人と「絶対上手くいくよ」なんて言わない状況の中からスタートしたお店作り。

ここだからあえて言いますがめっっっっっちゃくちゃしんどかったです(素直)

え、もしかしたらこれ、うち応援されてないよね?応援というより無謀すぎて呆れられてるよね?って思えるほど身近な人たちの反応はある意味凄まじかったです。笑

「もういい勝手にやるから!!絶対やり遂げるから好きにさせて!ほっといて!!絶対大丈夫だから!」

って言いつつ思いつつ内心は不安と孤独でいっぱいで。
でも強気で出てしまった以上後ろにも引けないし弱音も吐けないし、メイドさん既に声かけちゃったしって感じで。

でもまあ行動力と負けん気だけは誰よりもあるので、身内には「もっとゆっくり準備して来年以降でも良いんじゃない?」って言われていたのにも関わらず、「あ〜〜確かにそうだよね〜」って返しながら一人でやる決意をしたその日のうちに必要な資格の講習の申し込みをしたり不動産へ足を運んだり、税理士さんに相談しているくらい図太いことはしていたので病んだり鬱になったりは一切なかったです。

むしろ「そこまで言うならじゃあやってやろうじゃないか」って気持ちが最終強かった気がします。(笑)

私の様子を近くで見ていた両親は「馬鹿だこいつ」と本気で思っていたことでしょう。
でも私の親なので「こいつ絶対今年中に何かするだろうな」と察していたと思います。笑
昔から私の「根拠のない自信」に振り回されて可哀想だなとしみじみ。

ただ落ち込んではいない分、「失敗したらどうしよう」っていうプレッシャーや
目の前にある「実店舗」という夢のある話を断ってしまったことに対するなんともいえない圧が押し寄せてきて、今年の3月に学生を卒業したばかりの未熟者にとっては全ての物事が大きい壁になっていました。

そもそも本業の方でも年齢で周りの大人達に馬鹿にされ、舐められてしまうからね。

多分全然弱音とか周りにも吐いてこなかったと思います。
うちが弱音を吐いてしまったら誰がここを守れるんだという気持ちがずっとあったから、言うに言えないって気持ちの方が強かったかも。

なので昨日の営業終わった瞬間、本当に安心と感謝の気持ちでいっぱいいっぱいでした。

5月に言われた数えきれないほどの否定的な言葉が少しは帳消しされたんじゃないかなあとぼんやり思ってます。

ご来店された皆様にとって少しでも楽しい空間を提供できたでしょうか?

「女の子が楽しく働ける環境を作る」
このコンセプトをしっかり守れていましたでしょうか?

周りの方々から私はどう写っているのかはわかりませんが、少しでも来てくれた皆様が楽しい思い出としてSeleneを心の中に刻んでいてくれてるのならそれはもう私にとって1番の幸せです。

私のことを数年前から知っていたから
好きなメイドさんがSeleneでお給仕していると聞いて
Twitterでたまたまお店の存在を知ったから

理由はなんでもいいんです。

本町という、コンセプトカフェが集まる場所でもなければコンカフェがあまり似合わない街なのにも関わらず、毎週会いに来てくださった皆様

週に1回しか営業しないお店なのに、嫌な顔を一つせず「楽しい」と言いながらお給仕してくださったメイドさん達

2021年のSeleneを支えてくださり本当に、本当にありがとうございました。

とはいえ、これは自分の当初の目標の20%にも満たしていない段階なので
来年も変わらず走り続けますし、これからも皆様に楽しい時間を提供できることをお約束します。

なので2022年も沢山会いにきてください。

皆様、良い年末年始をお過ごしくださいませ。

p.s

遅めのクリスマスプレゼントとして、noteでもリプでもお店のDMでもなんでも良いのでご来店してみたお店の感想を送ってくださるととっても嬉しいです!!!!いつも励みになっているので!!!!

それと2022年一発目の営業は9日です!!来年もよろしくお願いします!!!

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