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2023年12月 定宿訪問【長野県上田市 霊泉寺温泉 旅館遊楽】

安らぎを求め、見知った地へ逃げるように車を走らせました。

12/26 出発〜長野県上田市

朝。「デイリーヤマザキ 黒磯PA上り店」にて軽く朝餉を調達。「ロイヤ〜ルブレッド」と脳裏にその旋律が流れた

佐久ICで高速を降り、いつしかカーナビゲーションに頼らず走れるようになった長野の下道を暫しドライブ。
宿へ向かう前に、諸々の事情で訪問が叶わずにいた鹿教湯温泉「町・高梨共同浴場」にて立ち寄り入浴

鹿教湯温泉交流センターに車を置き、徒歩で浴場へ向かった。入口扉を開けて独泉を確信

料金箱に200円を投入。一般客でもこの料金でお湯がいただけるのはありがたい

プリミティヴな浴槽にライオンの湯口から源泉が落とされていた。一点の曇りも無い無色透明な湯、混じりっ気なしの源泉かけ流しです

窓を開けて風を浴びながらの湯浴みを展開。

洗い場にはカランも備え付けられていますが、せっかくですから源泉をザバザバと浴びながら洗体させて頂きました。

成分表

15:00ちょうどに宿へ到着。今年3月以来の霊泉寺温泉「旅館 遊楽」

今回通されたのは8畳の「福の間」。写真では分かり辛いが、床の間に設置されたテレビジョンが非常に大きい

行李を解き、まずは共同浴場に沈没。湯上がりに風を浴びながら、鄙びた霊泉寺の街並みを暫し歩き散らした

夕餉前にもうひとっ風呂。この浴室がとても好きなのです

共有スペースに備え付けられたクリクラの水を飲んでぼうっとしながら女将さんが煮炊きする音を聴く流れを前回同様実施。

家庭的な夕餉。ここしばらく手伝いに来てくれているという女将の弟さんが配膳してくれた。接客感を全く出さない素のままの対応がとてもよい

「道の駅 あおき」で購入した地酒を直飲みしようとしたところ「アラ、それ飲むならグラスあるよ!!」と女将さんが配慮してくれた

夕餉をたいらげて部屋に戻り、1時間近く蒲団に潜って底抜けにだらだらしていた。時に全力で休息するムーヴは人生にとってとても重要であるとされた

良い頃合いで徐ろに起き上がり、広縁で青木村のクラフトビール「Nobara Homestead Brewery 泡沫」を飲みながらゆったりと時間を過ごした

再び大浴場に沈み、ぬる湯を目一杯堪能。加温が切れた22時過ぎ、温かさの残る小さい方の風呂で〆。

終浴後、灯りの落ちた遊楽のロビーに独り佇んで笑みを浮かべていたように記憶している。

12/27 長野県上田市〜帰還

6時に目が覚めてから1時間以上蒲団の中で蠢いていた。

朝餉。前も思ったが味噌汁が本当に美味い

最後にもう一度大浴場へ。名残惜しさを拭い切れず、しぶとく長湯

部屋を整えてチェックアウト。手続きを終えてから1時間も話し込んでしまった。女将さんももう暫くはがんばるらしいので、また訪問する旨を伝えて遊楽を後にした

遊楽を発ち、これまた見知った青木村の沓掛温泉へ。いつ来ても開いているのか閉まっているのかが分からなかった「日帰り温泉 ふるさと」を訪問。扉を開けると主人がテレビジョンを観ており、ついに初入浴と相成った

まさかまさかの先客有り。3人も入れば一杯になりそうな小さめの浴槽は中々しっかり加温されており、温度調整の為かけ流し循環の併用。料金は300円だが、主人曰く値上げを予定しているとのこと

2023年9月 許可を得たうえで撮影したものです。

加温浴槽で身体は温まったのだが、どうしても不感温度の沓掛の湯に入りたくて結局共同浴場の「小倉乃湯」にも沈没。鮮度も泉温も泉質も全てが完璧。ドストライクです

「沓掛温泉 叶屋旅館」オーナーにも年末の挨拶を実施し、外作業の進み具合や客室改装についてのお話をするなどした。来年もまたこの地にゆっくりしに来たい

道の駅 あおき内の「味処 こまゆみ」にて、青木村特産タチアカネの掛けそば(大盛)を喰らい、佐久ICまで下道レーシングののち高速課金して帰還。心身の凝りがほぐれた2日間でございました

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