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温泉沈没紀行⑥【福島県三島町 宮下温泉 栄光舘】

前回

日帰りで実施した「奥会津温泉逍遥」の続きです

「せせらぎ荘」終浴後は会津川口駅近くの食堂「おふくろ」にて昼餉。幟にもある「カツカレーミックスラーメン」は、カツとカレーとラーメンと米飯が1つのどんぶりに入ったこの店の名物とのこと

自分は「カツカレーラーメン」をオーダー。混ぜる前なので何とも言えないビジュアルだが相当美味であった。女将さんの人当たりがとても良く、去り行く客にもれなく「いってらっしゃーい」と言って送り出すのが印象的だった

福島県三島町「宮下温泉 栄光舘

2湯目の「宮下温泉 栄光舘」。本来は只見川をはさんで向かいにある「宮下温泉 ふるさと荘」に行こうとしてたのだが、たまたま日帰り入浴を受け付けていない時間帯だったのでこちらに来た。ゆっくりと喋る受付の老婆に湯銭を支払い、簡単な館内の説明を受ける

家族経営らしく、すれ違う従業員家族が穏やかに挨拶してくれた

当然のように独泉。少し熱めの鉄っぽい塩化物泉がジリジリと効く。内湯のみだが、只見川に合流する大谷川を臨む、新緑の美しいロケーションであった

力強い析出物の塊が泉質の良さとかけ流しの証。暫し触れていたら手に色が移った。

前回の玉梨温泉もそうだが、奥会津は温浴効果の高い茶褐色で鉄感のある湯が多く湧いており、その手の温泉好きにとっては垂涎の地といっても過言ではない。
三島町は特に只見線の第一橋梁などの景観面でも人気があるが、そのついでにさっと入っても十分満足できるポテンシャルを宮下温泉の湯に感じた。是非訪問されたい。


日帰り 9:00-19:00(要確認)
550円


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