2024年10月 上州温泉逍遥③【老神温泉・幡谷温泉】
前回
湯宿を発ち、沼田の中心地をパスしR120を東に進む。かねてから気になっていた老神温泉を訪問
日帰り入浴に関する情報を仕入れる為、老神温泉観光協会へ。
事前に少しばかり調べてはいたが、やはり情報は現地で仕入れるべき。旅は無計画でも調べ過ぎてもいけませんからね。
食事と入浴の時間まで少し余裕があったので、老神の街並みを徘徊
老神温泉を知ったのはヨシタカさんの記事がきっかけだった。その「楽善荘」の外観を確認
来るもの去るもの問わず年中歓迎しているアーチまで到達したところで踵を返した
訪問したのは「東明館」。北関東を中心に中華料理チェーン店を展開する「ぎょうざの満州」が運営する
館内の中華レストランは11:30から、日帰り入浴は12:00から開始の為、一先ず腹拵えとした。
今までの自分の生活圏にはぎょうざの満洲が存在しなかったので、これが初ぎょうざの満洲
せっかくなので欲張ったオーダー。焼餃子と満洲しょうゆラーメンと半ライス。流石はチェーンというべきか、安心感のある味
食事の会計と同時に湯銭を支払い浴室へ。脱衣所から既にはっきりとした硫黄の香を感じる。昼餉を済ませてそのまま良質な温泉を味わえるのは良い。
綺麗な休み処も有り。畳敷に腰掛け、冷水で喉を潤した
次の入浴施設へ向かう途中、良さげな酒屋を見かけたのでUターンし訪問。R120沿いに位置する「山太屋」
購入したのは永井酒造の「水芭蕉」。永井酒造は前記事でも取り上げた「谷川岳」を醸す蔵で、水芭蕉はそのフラグシップ。道中どこかで秋酒を仕入れたいと思っていたので、絶好の機会であった
本日2湯め、片品村「幡谷温泉 ささの湯」。日帰り入浴が14時からということで開店突撃
ぬる湯とまではいかないものの、39℃前後の無色透明単純温泉が豊富な湯量でかけ流し。広々とした露天風呂はよりぬるめになっており、湯口近くに陣取ると長湯必至。
さらに片品温泉にも寄ろうと思っていたのだが、硫黄泉をもうひとっ風呂キメると湯疲れしそうな気がしたのでやめました
金精峠の路肩から男体山を臨む眺望を得た。気温は10℃を下回り、秋のりんとした空気を感じる
黄昏の中禅寺湖。陽が暮れて気温が急激に低下したからか、湖面に霧が発生していた。月並みな言葉で例えるとするなら、幻想的であった
すっかり暗くなった頃合いで夕餉。新白河駅前「白河手打ラーメン かづ枝」
かづ枝オリジナルのからしタンメンとミニ焼肉丼を喰らう。
味わいとしては思いのほかマイルドな辛味だったが、からしが身体に直接作用し過ぎて滂沱の発汗。湯上がりのような状態になりながら退店。
つつがなく帰還。
完
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