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コドモの嗅覚は鋭い?!

もうすぐ満月。今夜は少しオレンジに近い色のきれいな月を見ながら、夫と散歩した。

歩いていると、ニンニクの効いた肉かな?

ご近所さんの夕飯の美味しそうな匂いを感じた。


子どもが5歳くらいのころ、
10円玉の匂いを嗅いで「んー、なんか血の匂いがする」と言ったことを思い出す。
子どもも分かるんだ、なんて感心した。

また別の日にお寺に行ったときのこと。

「あーおじいちゃんの匂いがする」とも言った。
確かに実家の仏壇のお線香の匂いに似ている。
線香=おじいちゃん!  子どもの感覚面白いな。ちょっと笑えた。

間違えて学校から友達のTシャツを持って帰ったとき 、
名前がないけど
Tシャツにめちゃくちゃ鼻を押し当てて、くんくんとにおいをかぐ。
「○○くんのだね!」
迷いなく、名前を言う。そして、その子のTシャツだった。

子どもの友達にも、人の服の匂いの違いが分かる子たちがいっぱいいた。

子どもは嗅覚鋭いの?!

私は絶対、友達の服の匂いは分からない。大人だから?子ども時はわかったのだろうか。

私は今はというと、生活の中であまり香りを楽しんだりすることもない。

香りのことを振り返ると、色々と思い出してきた。

今は全く付けることないけど
学生の頃、香水をつけているときもあった。
好きな人がつけていた流行りの香り。まねしてつけたりして。
その香水の香りを感じると、当時の思い出が一気に蘇る。


私が幼い頃、
化粧の匂いが少し移った母のハンカチの匂い。二階の寝室で母と洗濯物を畳みながら、ハンカチの香りを感じた。おしゃべりしながら、穏やかに過ごした時間が蘇る。

今の関係性は問題ではなく、あの時のあの香りと記憶は幸せな時間だったはず。

香りと記憶のリンク。ただの記憶より香りがあることで、鮮明に思い出せる。不思議だ。

そんなことを思っていると、リラックスできるアロマやお香が欲しくなってきた。香りを感じながら、一人静かに過ごす夜の時間あったらいいな。

今度お気に入りの香りを探しに行こう。

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