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鶏と卵の話。

別にこれは親子丼とか、そういう話ではなくてですね。

人間生きていると、対人関係でのトラブルは避けては通れません。
喧嘩になって、「お前が悪い!」「いや、お前の方が悪い!」みたいなことって、子供でも大人でもよくあります。

そんな時、面白い考え方がこの鶏と卵の話で。
卵って、鶏がいないと絶対に生まれないものじゃないですか。ということは、卵の存在を認めたくない場合、卵をいくら潰しても意味ないわけで。大元の鶏をなんとかしないと、一生卵は生まれ続けます。

これを人間関係のトラブルに当てはめてみると。

まず、AさんがBさんのことが嫌いだ、とします。Bさんはそれに対して、おかしいと意見します。

でも、嫌う方にも嫌う理由があります。めっちゃ遅刻してくるんです、Bさんは。約束を守ったことがほとんどありません。

でも、Bさんは、そういうことを許せないAさんの人間性に問題があるとし、なんならAさんだってそういうミスをすることだってあるでしょって。だから、嫌われる筋合いはない、ということです。

これは極端な例かもしれませんが、こんな話ありふれてます。

鶏と卵に当てはめてみると、Aさんの嫌っている主張は卵、Bさんの行動や言動が鶏です。
そもそも、Bさんが約束を守っていれば、こんなトラブル起きません。これは明白です。

ただ、別の見方をすると、Bさんは自身の行動を問題ない、みんなこんなものと判断している場合、Aさんの主張が鶏で、Bさんの主張が卵になります。

まあ、この話をすると大体の人はBさん、お前が悪いという結論になるとは思いますが、実際後者の主張をする人も、この世の中にはいます。

基本、人間関係のトラブルは、もっと複雑になりがちなので、簡単に鶏と卵に分けることはできません。が、卵は鶏が存在しないと生まれてこない、ということがわかっていれば、避けれるトラブル、解決できるトラブルがあるかもしれません。

まあ、そんなの関係なく、「お前が悪い!私悪くない!」みたいな人もいるので、そういう時は逃げましょう。逃げるが勝ちです。


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