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努力にすがる。

結果を出せない人間ほど、努力というものにすがってしまう。これは経験談。

僕は、勝ちよりも負けのほうが多い人生だと思う。そもそも勝ちが多い人なんていないと思っているが、そうではなくて。

負けている記憶に、自分が囚われ続けていると言った方が正しいかしれない。

どうせ勝てない、無理だ。できっこない。

失敗する前提で動くことしかできない。そのおかげで、自分が傷つくことから逃げることはうまくなっただろうから、悪いことばかりではない。

自分の人生において、糧となっているものを考えると、僕の場合は成功体験ではなく、努力してきた過程で考えてきたこと、それが大部分を占めている。

成功体験を経たうえでの自信。それは欠片ほどもないかもしれない。次はどうせ、なんて考えてしまう。

それよりも、結果が出なかった努力だったとしても、その努力や、その時に考えていたことが、今の自分を作っている。

努力は報われない、なんて言葉。今では定説になるほど浸透している。努力を努力と思わない人が成功するとも言われている。正しいと思う。

けど、そううまくはいかないし、努力を努力と思わないなんて、今の自分にはそこまで夢中になったり、切り替える事はできない。努力は努力。

自分は頑張ってきた。

それを糧にするしかない。糧にさえできれば、前よりかは多少良くなるかもしれないし、成功体験につなげる事ができるかもしれない。

僕は、努力にすがって、生きていく。

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