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あなたの会社に「自由」はありますか?
Netflixの「脱ルール」カルチャー
・ルールが必要になる人材を雇わない
・社員の意思決定を尊重する
・不要な社内規定を全部捨てよ
・引き留めたくない社員は辞めさせる
・社員の休暇日数は指定しない
・上司を喜ばせようとするな
・とことん率直に意見を言い合う
あなたの会社はどうでしょうか?多くの会社では様々なルールやしがらみなどで自由が少なくなっていませんか?
自由すぎると組織として上手く動かないという意見もありますし、責任者からするとルールがあったほうが管理が楽なのも理解できます。
Netflixのカルチャーが正解だとも思いません。しかし、今や世界に大きな影響と多くの価値を生み出しているNetflixのカルチャーに成長のヒントがあるはずです。
『NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX』
【著:リード・ヘイスティングス(NETFLIX共同創業者・会長兼CEO)/ エリン・メイヤー(INSEAD教授)】
本書の構成
Section 1 「自由と責任」のカルチャーへの第一歩
Section 2 「自由と責任」のカルチャーへの次の一歩
Section 3 「自由と責任」のカルチャーの強化
Section 4 グローバル企業への道
個人的な感想としては、日本の企業の多くは取り入れることは難しい仕組みばかりだと感じました。むしろ組織崩壊して会社が成り立たなくなるはずです。
しかし、Netflixは日本の多くの企業とは違う前提のもと進んでいます。
ネットフリックスは社員には優れた判断力が備わっているという前提に基づいている。そしてプロセスではなく判断力こそが、明確な答えのない問題を解くカギだと考えている。
ただ裏を返せば、社員はとてつもなく高いレベルの成果を出すことが期待されるということだ。それができなければすぐに出口を示される(十分な退職金付きで)。
これは本の本題に入る前に出てくる言葉です。これを踏まえて読むと理解も深まりやすいですし、納得できることも多くあります。
組織として世の中に価値を提供し続けることの重要さと、個人が自身の価値を最大限に発揮することの重要さは必ず参考になることでしょう。
Netflixは極端すぎる企業カルチャーかもしれません。しかし、そんな極端な企業の中を見てみるのも悪くはないと思います。きっとあなたの会社や個人に役立つ学びがあるはずです。
今一度「自由」について考えてみませんか?
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