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『獣神サンダー・ライガー自伝最終章』を読みました。


獣神サンダー・ライガー自伝最終章』


著者:獣神サンダー・ライガー


内容紹介
獣神サンダー・ライガー自伝から引退までをインタビュー形式で振り返る。
高橋ヒロムインタビュー。
ライガー×棚橋弘至。
ライガー×藤波辰爾。
ライガー×佐野直喜。
の対談も掲載。


プロレスラーに付きものといえば異名、というか通称というのかニックネームというかそういうものがある。

古くは、『燃える闘魂』アントニオ猪木。
今で言えば『レインメーカー』オカダカズチカ

ライガーといえば『世界の獣神』で、その名に嘘は無いなと思ったのが、引退を発表した後である。

3月に、翌年の1月に引退すると発表してから、

『引退する前にウチの団体にも上がってくれ!』

と国内だけではなく外国の団体からもオファーがきたのだ。

世界最古のプロレス団体CMLLに上がったときなどエデカンさん(入場時に花道で踊っているお姉さん達)はライガー衣装だった。

ライガーのタトゥーを入れている外国人も存在していて、世界中で人気があったレスラーだったのは事実で、先日3月16日にはWWE殿堂入りすることが発表された。

ライガーにはいろんなパターンがあり、それは覆面衣装の色違い、というだけではなく、対橋本真也戦でみせたバトルライガー(上半身裸でマスクは角をとりはらったもの)や、対グレート・ムタ戦にて、マスクを破られたあとに白いペイントが施されていていた、鬼神ライガーなど。

ライガーが引退発表後、急に絡みだしたのが、鈴木みのるだった。
これは語るより、見てもらった方が早い。

二人の関係は新弟子の頃からで、鈴木みのるがUWFからパンクラスをへて、ケガで勝ちから遠ざかり、引退するしかないかとなっていたとき、持ち上がったのが新日本プロレスに所属した佐々木健介との試合だった。

しかし諸事情にて流れてしまった。

そこで『新日が逃げたと思われたくない』と手を上げたのがライガーだった。

この試合をきっかけに鈴木みのるはプロレス界に戻ってきて今に至る。
ライガー引退前に組まれた鈴木みのる戦。

これは俺もベストの試合に上げた。(お恥ずかしい話、そもそもライガーの試合をそれほど見ていないというのもあるけど)

何より試合後の、一言には、泣いた。





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