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食べ物の話14〜クレームブリュレ編〜

マシュマロでみなさんに好きな食べ物を伺ってエッセイを書く企画14回目です!

みなさんこんにちは。村谷由香里です!
noteをご覧いただきありがとうございます!!

今日はこちらのメッセージです。

クレームブリュレね……仏語の「crème」と英語の「claim」はまったく別物ですがカタカナ読みしちゃうと一緒ですからね。

わたしクレームブリュレとカタラーナをまとめて「大変良いプリン」と認識しがちなところがあります。どちらも好きです。

福岡は、焼き鳥屋の多い街なんですよね。わたしの家の徒歩500m圏内にも5〜6軒焼き鳥屋があります。個人経営だったり、チェーンもあったりするんですけど、とにかく多い。お持ち帰り専門の焼き鳥屋もある。
博多駅前とかもすごいですよ。わたしはもつ鍋や水炊きも良いと思うのですが、博多に来た際はぜひ焼き鳥屋さんに行ってみてほしいなと思うくらい、どこも美味しいのでおすすめです。

恋人と遠距離だった時代は、博多周辺がメインの活動場所だったので、よく博多駅前の焼き鳥屋さんに行っていました。
新鮮で美味しい鶏肉を出してくれるその店は、当然のように新鮮で美味しい卵を使った良いプリンを出していたんですよね。わたしは「良いプリン」と呼んでいたんですが、あれ絶対クレームブリュレだった。わたしは最後にそれを食べるのが楽しみでした。

表面のほろ苦いカラメル層をつついて、とろけるようなカスタード生地を黙々と口に運ぶ。とても家では作れない味だったし、贅沢をしているな〜という実感がありました。

遠距離恋愛が向いている、と思ったことは、一度もありませんでした。
7年続いたのだから結果的に向いていたのかもしれないけれど、わたしは7年間ずっと「もう遠距離はやだな」と思っていました。
不安だったんだろうと思います。相手がどうこうじゃなくてわたしが、根性が腐っている碌でもない人間のわたしが、あらゆる約束を忘れる日がくるんじゃないかと思っていた。

それでも月に一度、好きな人とごはん食べるのが嬉しかったから、7年間続いていたのかもしれません。
クレームブリュレよりもスーパーの焼きプリンを2人で食べることの方が増えましたが、たまには外に出て、焼き鳥を食べたあとのデザートを楽しみたい気持ちになりました。

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